みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
10.伝えたい事が、イマイチ伝わってこない。企業の腐敗体質についての問題提起作品としてはあまりに冗長で、もっとコンパクトにまとめられたんじゃないか。結局最終的には小倉寛太郎の自伝ってだけなのか? 【Fukky】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-01-01 22:00:38) 9.日の丸親方の大企業を軸とした様々な人間の、様々な思惑、正義、悪意がめくるめく様を描いた長ーい物語。 202分にも及ぶ大長編で、内容が内容なので、とてもじゃないが気軽には観られない。数ヶ月前に録画しておいたものをようやく観ることができた。 山崎豊子の長編を渡辺謙をはじめとする映画スタッフが気合いを入れて長い長い映画に仕上げただけあって、骨太で見応えのある作品だったとは思う。 個人的に、こういうそれなりに名を馳せた多くのキャストが色々な役で登場する作品は好きなので、次々に登場する俳優陣の顔ぶれを見ているだけでも、興奮させられた。 冒頭にも記した通り、様々な人間の様々な思惑が絡み合う人間ドラマなので、最終的に「誰が正しい」ということは言えないもどかしさを、ラストシーンを観ながら感じた。 そのことが、見終わった後のカタルシスの欠如に繋がったことも否めない。 ただし、この物語はまさにそういう社会自体のもどかしさを描いたものであり、それをしっかりと表現したこの映画の方向性は決して間違っていないと思う。 そして、「フィクションだ」と濁してはいるけれど、この物語が実在の巨大企業の顛末をモチーフにして描かれていることは明らかであり、実際にどういう問題があって現状に至っているのかという「実情」がとてもリアルに理解できた。 現実に即し、安直なドラマティックを排除した実直な映画だと思う。 でも、渡辺謙演じる主人公が、自らの信念に対してあまりにも頑すぎて、その絶対的な実直さが逆に人間として共感できないなあと、個人的には思ってしまった。 【鉄腕麗人】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-05-02 15:48:03) 8.人命を預かる企業としての厳しさ、難しさが伝わります。自然と渡辺謙に感情移入しますが、ここまで頑張るのは大変ですね。 【noji】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-04-23 22:00:12) 7.実話に忠実なんだろうが、盛場が弱く、終り方もあやふやで、時間が長いことが目立った。 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-02-13 09:59:30) 6.原作が長いから映画が長くなるのは仕方ないのかもしれないが、もし映画館でずっと見続けたとしたら苦痛を感じたかもしれない。ビデオに録画して途中何度か中断しながら観ていたから最後まで鑑賞できた。 社内での権力闘争は「白い巨塔」を彷彿とさせる。そう感じた人も多いのではないだろうか。しかし、描かれる時代が頻繁に前後し、登場人物が多く、さまざまなエピソードが満載されるために、一貫した何かが伝わらず冗長散漫な印象が強くなってしまった。宇津井健、木村多江エピソードは個人的にぐっとくるものがあったが、女性の後について歩く渡辺謙がスマートフォンに見えてしまって仕方なかった(苦笑)。 【オオカミ】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-02-12 23:30:03) 5.ちゃんと作ってますね。 【アフロ】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-02-12 14:20:40) 4.文庫本で2000ページを越える作品を200分に良くまとめたなぁ。 とは言え、原作ストーリーを上っ面だけなぞっている感じが否めない。原作ファンとしては、少し残念だ。 JALは2010年1月に会社更生法の申請をして事実上倒産したが、組織構造上の欠陥が昔からあったのだろうね。構造改革が上手くいっていたら会社更生法申請はなかったかもね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-20 23:40:14) 3.山崎作品に共通する、職場で筋を貫き通す男とそれに振り回される妻子。本作では鈴木京香演ずる妻の静かな強靭さが一家を支えているように見えました。会社更生法を申請するに到る事を作者は予見していたのかと思わせる私欲に塗れた幹部と政治家、官僚達。こういう連中が淘汰されて再建を果たせれば正直に真面目に働いてこられた方々が報われるのに、と思いました。原作の第三巻以降は未読なせいもあるのかラストに唐突さを感じました。ただ、恩地に自身の辛苦を「取るに足りないもの」と語らせるご遺族の胸中を思うと生ある有難味を感じさせられます。 【The Grey Heron】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-31 01:56:09) 2.ザーボンさん、ドドリアさん、渡辺謙さん 日本映画ファンなら誰しも感じる事ではあると思いますが、 渡辺謙の眉間のしわの深さはドラゴンボール級です。 本作「沈まぬ太陽」は3時間以上に渡り そんな渡辺謙の眉間のしわを観続ければならない映画でした。 ありえない左遷、海外赴任、金、裏切り、汚い汚い大人の世界。 そんな逆流の中で渡辺謙演じる恩地は己の大義を貫きます。 本当に繰り返し観たらハゲるシーンの連続。 渡辺謙の顔も険しくなるのも当然です。 なので私は本作を鑑賞中、終始スクリーンの中に飛び込んで 渡辺謙演じる恩地に何度もこの言葉を言いたくて仕方がありませんでした。 「転職しろ!リ○ナビNEXTに登録しろ!」 しかしどんなに酷い人事を強いられても自らの会社に報いる恩地の姿に 改めて働く事、そして生きる事の意義を考えさせられます。 私は普段は社員数十人の小さな企業で働いています。 もちろん皆自分の生活がかかっている。そこではもちろん利益確保が一番大切。 そんな日々の業務に追われ忘れかけていた私に「働く」という事の意義を本作は問いかけてくれたような気がします。 スケールは随分と違いますがw 【吉祥寺駅54号】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-28 21:51:42) 1.なんというサヨク映画! まあ原作が悪いんですけどね。事実に基づいた(明確にそれとわかる事実)描写の中に、巧妙にウソを散りばめて、ウソさえ事実だと勘違いさせるこのサヨク独特の手法は非難されてしかるべきでしょう。なんども言うけど非難されるべきは原作なんだけどね。で、映画は長いなりに緊張感のある演出でなかなかデキはよろしい感じ。渡辺謙演じる恩地は善人すぎて共感できずじまい。渡辺謙自体もちょっと芝居の底が浅いと感じました。が、フェロモンはすごい。渡辺謙萌え萌えの人にはおすすめ。 【ケルタ】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-11-04 17:01:04)
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