みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
6.1から5まで見てきてだんだん分かってきた。 バイオシリーズは、ミラジョボの夫でバイオハザード全作に監督なり脚本なり製作なりで必ず関わってきたポールが、 「もし愛しいわが妻をマトリックス風ヒロインにしたら?」(バイオ4) 「もし美しいわが妻をマッドマックス風ヒロインにしたら?」(バイオ2) 「ボクの赤ちゃんを産んでくれてママ業もがんばってるわが妻を、母性をテーマにしたエイリアン2風ヒロインにしたら?」(バイオ5)という、きわめてパーソナルな願望を莫大な費用とスタッフを投入して実現してきた、壮大な”夫によるミラジョボ映像集”なのである。 彼にとっては、妻の映像をとることが目的なのだから、ストーリーのつじつまなんぞどうでもいいのである。 妻がだんだん劣化していっても、夫にとっては「腐っても鯛」なのである。 彼の価値は、ミラジョボへの深い愛だけだ。 離婚を2回繰り返し、夫に恵まれなかったミラジョボが、はじめて”おしどり夫婦”となり2人の子供までもうけることができたのも、ポールのおかげだ。 そしてそんな夫婦愛から生まれた”夫婦の共同制作品”であるバイオシリーズは、彼らの子供であると言える。 我々は新作を届けられるたびに、内容どうこうではなく、 「そうか、また○人目のお子さんが生まれたんだね。おめでとう」 と、素直に受け止めるだけでいいのだ。 もう誰もミラ&ポールの<自己満足型ミラ映像集>の暴走を止めることはできない。 隠れファンの多いレインをつまんない死に方で終了させたり、バイオ3でタバコを一服して笑顔でドカンというせっかくカッコイイ死に方で終了させたカルロスをあえてクローンで復活させておいて即ゾンビに捕らわせて醜いゾンビにさせちゃうのも、ポールに悪気はない。ひとえに 「主役はボクの妻だから、他のキャラはどうでもいいし」 というポールの妻に対する盲目的で一途な愛のあらわれに他ならない。 序盤でウェスカーが「人類破滅の危機だ!!」と言っていたが、その直後に 「アンブレラ社は、NYでのバイオハザード映像をロシアに売り込み、東京のバイオハザード映像を中国に売り込むのダ♪」 とか言っている時点で、周囲のスタッフが 「ポールさん、人類滅亡が迫ってるのに、ゾンビ使って商売って…その設定きつすぎやしませんか?」 と、ポールの暴走を止められないことの方が、人類滅亡より危機レベルが高いことに間違いない。 バイオシリーズで一番危険なのは、ゾンビでもなくリッカーなどのクリーチャーでもなく、そう、ミラ&ポールだったのだ。 子供にいろんな色のお洋服を着せたがる親ばかのように、1では地下の企業内だけの話が、2では外に飛び出し暗い街中が舞台となり 、3では逆に太陽ギラギラの暑い砂漠にしてみたかと思えば、4ではマトリックス風な無機質な世界もおりまぜ、5では冷たい氷水の中…と、ミラにいろんなシチュエーションで演技してもらって、それを映像に残す。 ポールの妻ばかっぷり、嫌いじゃないな。 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-18 08:08:52) 5.暇潰しにはもってこい。 初代プレステでちょろっと遊んだくらいしか知識がない僕にはなんのこっちゃわからんが、まぁなんかよーわからんのとよーわからんのがわちゃわちゃバンバンイチャイチャしてて、気疲れなく楽しい感じ。 シリーズでもうけてんだろうし、コレくらいのなんの主張もない薄味がうまくやるコツだと思ったり。名作。 【おでんの卵】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-11 23:23:10) 4.もはや、ストーリーはどうでもよくて、ミラ・ジョヴォヴィッチのアクションを楽しむだけの映画になっているが、それでも良いんです。次作でラストかなぁ? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-04-29 22:05:53) 3.なんだか1作ごとに低空飛行っぽい感じ。でも、結局DVD買ってしまった。シリーズものは抜けられない。でも、ここに至るともう殆ど脱ゾンビ映画? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-30 22:27:43) 2.前作がダメダメだったので全く期待してなかったのだが、思いの外面白かったです。 と言っても、期待してたらたぶん評価は変わったと言う程度です。 今回は制作サイドも開き直ったのか、最もゲームの世界に忠実な出来でした。即ちストーリーはないに等しく、一場面の通過がゲームで言うところのステージの通過のイメージですね。見てるだけでゲーム1本やりつくせると思えば、それなりにお得と言えるかも。そう言う人でないとお勧めできない映画です。 ただ、ミシェル・ロドリゲスの扱いはひどすぎ。これだけは見てて怒りを覚えました。 中島美嘉はまぁよくやったと言えます。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-12-09 23:38:27) 1.アリスの“半裸”拘束衣の復活、ジル・バレンタインの“胸チラ”コスチューム、エイダ・ウォンの“美脚”スリット……それらの要素があるだけで、このシリーズ最新作は少なくとも前作は超えていると言っていい。 敢えて大真面目に言わせてもらうが、ストーリーの整合性とかアクションのありきたり感以前に、前作に欠けていたものは、「エロさ」であった。 長い映画史においても、女性が主人公のホラー映画やアクション映画の傑作には「エロさ」が欠かせない。 このシリーズの第一作「バイオハザード」では、“脱ぎたがり”のミラ・ジョヴォヴィッチを主人公に起用したに相応しく、彼女の“半裸”で始まり“半裸”で終わるからこそ、素晴らしい娯楽映画に仕上がったと言っても過言ではない。 語弊を恐れず言わせてもらうならば、「エロさ」即ち「女性の美」は、それだけで映画の「娯楽」になり得る要素だと思う。 だから、そういう要素が部分的であれきちんと組み込まれている今作は、娯楽映画の方向性自体は間違っていないと言える。 しかし、だからと言って手放しで褒められる映画ではないことは、前々作くらいから明らかで、粗や突っ込みどころを挙げればきりがない。 整合性などは端からなくて、そういうことを気にしていると観られたものではないし、それに憤慨することが目に見えているのならば、観るべきではないだろう。 ここまできてこのシリーズの最新作を映画館まで観に行く人なんていうのは、もはや“ジャンキー”であり、面白くないことは分かっていても、映画館で観なければ気が済まなくなっているのだろう。 せめてもう少しカタルシスを感じられれば、手放しで喜べたとは思う。 あまりに工夫がなく、そもそも破綻してしまっているストーリー展開には呆れるばかりだが、そういうことは容易に予想できたにも関わらず映画館に足を運ばせ、こうなったら続編も観に行くと心に決めさせるこのシリーズの“麻薬性”は大したものだ。続編をどうせ作るんなら、来年くらいにさっさと公開してほしい。 取り敢えずは、最低限備えた「エロさ」に対して及第点。 あ、それと、復活したミシェル・ロドリゲス嬢の相変わらずの腕っ節と、あまりに珍しい女子大生演技のギャップには、もちろん萌え。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-09-18 23:59:20)(良:4票) (笑:1票)
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