みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
6.総理大臣が「サラメシ」で、官房長官が「美の壺」ですか。これぞ、NHK党ならぬ、NHK内閣ですな。 ロッキード事件以来、お馴染みのこの「記憶にございません」というフレーズ。何が記憶に無い、だよ、記憶喪失じゃあるまいし、というツッコミもこれまで陰に陽に、何度も繰り返されてきただろうけれど、それをそのまんま物語の軸としてコメディにしちゃう、というのが、意外な盲点でした。なるほど、その手があったか。 総理が演説中に狙われる、という設定が、今となっては単純に笑い飛ばしづらい微妙なものがあるのですが、基本的には、政治家がこうやって茶化され、それが笑いになっているうちが健全なのかな、という気もいたします。おエラい政治家の方々が庶民とはかけ離れたムズカシイ話をしているからこそ、パロディも成立するのであって、国政がこの映画で描かれてるレベルだと本気で受け取る人ばかりになってしまっては、本来の可笑しさは伝わらない訳で。残念ながら世の中、その「伝わらない」方向にどんどん向かってしまっている気がするのですが・・・。 三谷幸喜はやっぱり舞台のヒト、ということなんでしょうか、脚本に色々と仕掛けを仕込んでおいて、あとは芸達者な役者さんたちが悪乗り気味に演技を繰り広げて笑いをとる。中盤に何度か長回しのシーンがあって、一種のコント仕立てのようになってるのもそういう表れ、なんでしょうけれど、やるならやるで、もっと徹底して長回しをキメて欲しかったかな、とも。多少なりともカメラがギクシャクしてしまうと、それだけでそのシーンが変に狭苦しく感じてしまう。 小ネタを入れて膨らませるのも、やや過剰なセリフを入れるのも、サービス精神の表れではあるでしょうが、やり過ぎるのも考えもの。単純にサービス精神なのか、それともスキ間があると不安になってネタで埋めてしまいたくなる性分なんですかね。場合によっては、ツラいけど削ぎ落すことも必要。全体的に、作品が間延びしてしまった印象も。 ま、でも、やっぱり、、、憎めないねえ。 テレビ越しの斉藤由貴のツッコミは、ナイスでした。 【鱗歌】さん [地上波(邦画)] 6点(2022-10-10 11:29:13) 5.総理が心を入れ替えたくらいで、そうやすやすと政治を変えられるもんじゃないので、単純すぎる話とケチをつけることもできる。だが、安心して見ていられるし、気持ちが明るくなるので、疲れているときに見るのはおすすめ。ただし、飛びぬけて面白いシーンは少ない。 【チョコレクター】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-05-12 18:19:05) 4.今までの三谷映画と比べると今一つだったかな? 笑える描写が少なかった気がする。 オチは途中から何となく想像できたけど、もう少しブラックな終わり方だと思った。 【miso】さん [地上波(邦画)] 6点(2021-01-12 23:53:28) 3.題材は面白くて好きなんですが、もっと膨らましてほしかったですね。少し物足りなく感じました。昔のドラマ「総理と呼ばないで」を思いだしました。あのドラマ、人気がありませんでしたが僕は好きでした。でも内容は記憶にございません。 【アキラ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-11-15 10:25:40) 2.監督のやりすぎなところ(内輪うけするかもしれない耳ネタに飽きてる)は× 演者さんたちが一生懸命でしかもうまいね。ここは〇! 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-11-09 21:58:12) 1.ついつい三谷作品は、笑えたかどうかと評価しがちだけど、本作は三谷幸喜なりの、精一杯の政治風刺なんだろうなと。中井貴一が和製チャップリンに見えたよ。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-09-16 17:55:07)
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