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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.かねてから観たい観たいと思いながらもDVDが長らく入手困難となっている本作ですが、中古VHSが50円で叩き売りされているのを発見したので即購入。画質はイマイチ、音声トラックが傷んでいてノイズ入りまくりという悪環境ではありましたが、ともかくようやく鑑賞することが出来ました。。。 監督のジェームズ・グレイは若干25歳にして曲者俳優ティム・ロスや往年のオスカー俳優マクシミリアン・シェル、ヴァネッサ・レッドグレーブを的確に使いこなしており、”何か評価してやらねば”と思わせる仕事ぶりを披露しています。バイオレントな雰囲気作りにも成功しており、ベネチア映画祭銀獅子賞受賞という評価にも納得がいきます。その一方で、この映画は「雰囲気もの」の域を出ておらず、短い上映時間の割には思わせぶりなだけの冗長なカットが多いこともまた事実。「特殊なムラ社会の中で崩壊するひとつの家族」というテーマは後の『裏切者』や『アンダーカバー』にも引き継がれますが、後の作品が娯楽性への目配せが出来ていた点と比較すると、本作は荒削りすぎるように感じます。決して悪い映画ではないのですが、後続作の完成度と比較すると6点が妥当であると思います。 【ザ・チャンバラ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2012-08-05 03:26:02)
1.あちらでは新人監督でも、豪華な配役陣を敷けるのがうらやましい。製作者への信頼なのか。アメリカにおけるユダヤ系ロシア人という目新しさを除けば、移民ファミリーものとしての定番的な展開。ヤクザな兄と、それに憧れるマジメな弟。マジメなやつが銃を手にすると、必ず彼は死ぬ、というルールが映画にはある。音楽にアルヴォ・ペルトが使われていて、あの人の曲が流れりゃ大抵の画面は締まってしまうのだ。ラストよりも、父親を雪の原でひざまずかせる場面に緊張があった。母と弟と一緒にベッドに腰掛けるラストは、永遠に失われたもの、として描かれる。放蕩息子の帰還というモチーフでもあるか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-03 11:58:50)
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【点数情報】
Review人数 |
13人 |
平均点数 |
7.38点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 7.69% |
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6 | 4 | 30.77% |
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7 | 2 | 15.38% |
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8 | 2 | 15.38% |
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9 | 3 | 23.08% |
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10 | 1 | 7.69% |
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