みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
18.当時の大スペクタクル邦画。 特撮がショボくても今見て熱いものがこみ上げるのは、役者が役者だからだろうか。 特に丹波哲郎の演じる総理大臣は素晴らしい。静かに涙するシーンにはもらい泣き。 ただ、いしだあゆみさんの移動範囲は謎。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-04 19:47:44) 17.最初の方で小松左京さんが登場するシーン、なんだかやたらニヤつきながら画面を横切っていた、という印象があったんですけれども、今回、久しぶりに観てみたら、意外にニヤついてなかったなあ、と。そういや左京さんはもともとがこういう顔立ちなのであった。 中盤には監修の竹内均先生ご本人が登場しますけれども、かつてテレビでよくお姿を拝見していた頃の印象からは、たしか声がもう1オクターブくらい高くなかったっけ、とか思っちゃうのですが。もしかして歳とともにだんだん声が高くなっていって、ついにあのエキセントリックな境域に達したのでしょうか? まあ何にせよ、竹内先生の解説はさすが、とてもわかりやすいですね。 ・・・ってのはいいんですが、本作、映画全体がどうも解説くさくなってしまってるのが、ちょっとかったるい。SFであると同時に社会派作品、でもあるのでしょうが、成り行きの描き方が、どうも事務的、とでもいいますか。もうちょっと藤岡弘(、)には活躍して欲しいところで、小林桂樹の暑苦しい顔と丹波哲郎の暑苦しい存在感でこの尺を乗り切ろうとしても、ちと長すぎる感。 もちろん特撮の方は東宝作品だけのことはあって、そして中野昭慶氏だけのことはあって、ミニチュア撮影の粋を凝らし、さすがに気合が入ってます。人間が火だるまになるスタントも交え、なかなかのスペクタクル。 だけどやっぱり、沈む日本列島全体をそのまんま俯瞰で描写してみせるのは、何度見ても、無理があるなあ、と思っちゃいます。そんな映像を出すよりは、誰もが知っている日本各地の名所を水没させてみせるようなシーンを描いた方が、効果的ではなかったのかな。 ラストシーンは、とてもイイんですけどね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-24 03:57:29) 16. 「危機におけるリーダーのあり方」という観点から改めて観直した。俳優陣は島田正吾はじめ大時代的な芝居が目立つが、テーマがテーマだけに、まあいいか。 特撮は臨場感が十分に感じられ、今にも怪獣が現れそうな錯覚に陥る。黒焦げになった死体が、関東大震災や先の大戦における空襲を想起させリアルさがある。小野寺と玲子の恋愛はご都合主義的展開の尻切れトンボとなった。 日本からの大々的な移民構想は危機管理として妥当だろう。受入れをめぐる国連の議論も、近年は地球温暖化による海面上昇で多くの島国が危機に陥っており、そのような事態を想定すれば現実味がある。 遅刻常習と言われる俳優と、それを窘めた俳優が日本の命運を語るシーンに興趣がわく。窘められた俳優が首相を手堅く演じた。指導力があるのかないのか判然としないが、危機にあたっての苦悩と苦渋の決断は適切に表現されている。リーダーをめぐる現実とフィクション、彼我の差に思いが至る。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-30 14:04:53)(良:1票) 15.地殻変動による天災などが多い昨今、有り得ない話ではないので、シュミレーション映画としては面白い。 ただし、旧ソ連や中国への移住は勘弁して欲しいが、その辺りの選別も気になるところですね。 古い映画なので仕方ないですが、特撮シーンはショボくてしらけてしまう。 準主役級のいしだあゆみの扱いが雑です、終盤、もう少し絡みが欲しかった。 【とれびやん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-13 14:41:46) 14.「日本沈没」こういったテーマは、宇宙人襲来やタイムトラベルと並んで、SFに興味を持ち始めた少年時代にたまらなかったのですが、 そんな少年時代をはるかに通り過ぎた今になって初見です。 おっさん目線になってしまった今、映像は「この時代にしては頑張っているな」程度でにしか感じませんでしたし、 おかしな描写はたくさんありますし、粗を言えばキリがありません。 しかしながら、40年以上前の作品にもかかわらず、大きな自然災害の頻度が格段に上がっている今現在、ラストのメッセージ的な部分は心に突き刺さりました。 【午の若丸】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-10-15 19:54:02) 13.レッドキングにゲスト出演してほしかったかな。。。なんちゃって。日本という国はいろんな意味で、地理的な影響を大きく受けている。日本人が海外から称賛される国民性もこの影響が大きいような気がする。この映画のような事態は人知でどうこうできるものではないので、強制的に外に出て行かなくてはならない状況を想像するよりも、日本の国土の中で日本人として生きていられることに感謝しましょう。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-04-18 12:42:23) 12.ベストセラー小説の映画化で、ドラマや漫画にまでなった作品。 元々140分で収まるような内容ではないのだが、比較的うまくまっているという印象。 登場人物たちのドラマ性が薄いのが難点だが、専門家を招いたシーンの説明は判り易く、 日本民族としてのイデオロギーを言及したシーンにも見応えがある。 さすがに特撮はチープなものの、その分内容で勝負という、制作者側の熱意が伝わってくる作品。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-09 08:06:27)(良:1票) 11.1973年の日本人はみな濃かった。主人公が藤岡弘でしょ。熱演の小林桂樹。総理大臣があの丹波哲郎。老人島田正吾も枯れてるとは言えず、必要以上に重々しくしゃべる濃さ。ちょっと出るだけだけど、立ってるだけで濃い夏八木勲が、友情で藤岡弘を殴るからもっと濃くなる。いしだあゆみの化粧も濃い。これらの濃さに拮抗するだけ、世の中も濃かったんだなあ。東京地震に空襲の記憶を思い起こすことがかろうじてできた最後の時代だろう。「何もしない」という対策は、どこか玉砕の発想に通じている。戦争という最も濃密な時間の最後の残響をとどめる濃さだったのか。学生運動が急速に下火になっていったのもこのころだなあ。ところで、この映画で指摘された日本の地震対策の貧弱さは、けっきょく阪神でまったく生かされなかった。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-06-11 12:13:55) 10.昨日衛星でやっているのを、ついついみちゃいました。うーむ、♪チャラララーみたいな音楽に時代を感じますねぇ。ファッションや世相もちょっと前ならものすごくこっぱずかしいんでしょうが、ここまで時代が遠くなると登場人物たちの垢抜けなさもまた味わいに思えるから不思議です(笑)。 さて、本題の映画の内容に入りますが、丁寧に努力を重ねて作っているという製作側の姿勢が伺え、好感をもちました。特にこの感じ(音楽や配役)ならラストは絶対、「主人公たちの涙の再会そして抱擁」で終わるもんだとおもっていたのに、ちょっとやられましたね(すみません、当方原作は未読なので結構甘々なエンディングだろうとタカをくくっていました)。こんなラストの描き方なんかにも「今までと違う映画を撮ってやるぞ!」みたいな意気込みが感じられます。 そんなわけで、今回の採点は甘めでこんなかんじになりました。また見たい映画かと聞かれると、やっぱ一度で十分って気はしますが・・・ 【ぞふぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-07-04 12:25:13) 9.え? 淡々とストーリーが進みますねぇ。 意外。 なんだか最後は、だらだらだら~っと収束してしまった感じだし。 当時は結構なブームだった記憶がありますけど、実は観たことなかったんですよ。 これが初見。 いや、もっと大パニックシーンを見せてくれるのかと思ったけど、国外避難の大変さだとか、民族の問題だとか、そういう話が多かったですね。 まあ、特撮はあんなもんでしょう。 今にもウルトラマンが出てきそうでしたけど(笑)、まあ、許せます。 最初、探査潜水艦が海底陥没を発見するシーンなんか、なかなかいい映像ですしね^^ 丹波哲郎総理は結構名言を吐くし、D-1部隊の活躍もまずまずなんだけど、藤岡弘のストーリーは、もうちょっとなんとかなったんではないでしょうか? 民族受け入れをシブっていた諸外国が、いざ沈没が始まった途端受け入れを始めたのは、なんか嬉しかったなぁ。。。 あ。小松左京本人がちょい役で出てますね^^ まあ、よかよか^^ 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-29 23:02:27) 8.「日本沈没」という映画自体は、あくまでフィクションなので現実味がないですが、映画の出来に関しては「日本映画沈没」を予感させるもので非常に恐ろしいです。 特に近年では予感が現実のものとなり、日本映画界の「地盤沈下」の進行、そして太平洋の遙か彼方ハリウッドからの大津波、近隣韓国からの「ヨン様」ヘアのようにくねった荒波、さらには南半球ニュージーランド沖で落とされた「指輪」の波紋が日本列島に押し寄せ、今や日本映画は沈没寸前なのです。 この危機を回避するためには、丹波哲郎氏の「100万がだめなら10万でもいい。10万がだめなら1万、1千、100人、いや10人だっていい(から映画館へ足を運んでくれ!!)」という熱く切実なメッセージを肝に銘じなければならないでしょう。 でなければ、「大霊界」のような映画しか創れない国になってしまいますから(笑)。 【STYX21】さん 6点(2004-07-18 08:14:13)(笑:1票) 7.7歳の時、映画館で観て怖さのあまり泣きました。 【gyu_yan】さん 6点(2004-05-03 23:04:36) 6.映像的なものや設定に突っ込みたくなる部分はあるにはあるけど、この映画の場合、全体の熱気が物凄いため違和感無くのめりこむことができる。災害映画はいろいろあるけど、なんたって今作では日本が沈むっていうだから、否応にも熱くなるしかない。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 6点(2003-10-17 14:34:21) 5.子供のとき、この映画のCMが流れただけで怖くて泣いたものですw氷河期がくるとか、太陽と地球が急接近するとか、日本が沈没するとか、今思うとカルト宗教が考えつきそうな恐怖が、子供達の間で流行していた時代でした。この映画は大人になってから観たのですが、70年代につくられているにしては、意外とよくできてると思いました。(特撮?が)思ったより怖くなかったしww 【へっぽこ】さん 6点(2003-06-17 11:39:59) 4.なかなか気合を入れて作っていることがよく分かる大作。もちろん技術的なムラはあるけど、映画全体の熱気がそれを補って見せてくれる。 【スマイル・ペコ】さん 6点(2003-06-03 11:59:58) 3.公開当時はすごい話題作(宣伝上手)だった。内容が大自然災害だから見たときはとってもインパクトがあった。しかし大げさすぎるような感じと不自然さにちょっとしらけた気がする。 【キリコ】さん 6点(2003-04-11 16:42:57) 2.前半は退屈なストーリー展開なんですけど、田所博士を演じる小林桂樹の気合いの入った演技が印象的だった。日本列島全体を望んだアングルで、プスプスとあちこちから煙を吐いている珍妙な場面があり、なぜか気に入ってます。特撮もこの時代にしては工夫と努力の跡がみられ、よく出来ていると思いますよ。 【光りやまねこ】さん 6点(2003-04-10 11:41:15) 1.【イマジン】さんのReview,爆笑もんです・・・。懐かしいですね。第二次オイルショックの年の作品ですから,今考えると象徴的でもあります。私もこれ(原作)で小松左京のファンになりましたよ。このあと「復活の日」「エスパイ」「さよならジュピター」と次々に映像化されましたが,これにかなうのはないんじゃないでしょうか。まだ,邦画制作者の志が高かった時代だったのでしょうかね・・・。 【koshi】さん 6点(2003-03-09 22:31:17)
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