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【クチコミ・感想(7点検索)】
2.福田純監督といえば70年代のゴジラ映画のイメージが強く、見る前はちょっと不安もあったが、怪獣ものと違って特撮よりもストーリーを重視しているなど、作風としては後年の円谷プロのテレビシリーズ「怪奇大作戦」のテイストに非常に近くなかなか楽しめた。電送人間須藤兵長役の中丸忠雄の不気味な演技はインパクトがあって良かったし、この映画では脇役に徹している円谷英二の特撮も怪獣映画とはまた違った印象を残しているのも良かったと思う。ただ、当時から大スターであった主演の鶴田浩二がかなり浮いて見えるのがちょっと残念。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-10 11:21:07)(良:1票)
1.本多猪四郎監督&円谷英二特技監督が描く東宝特撮シリーズの変身モノの一本。“変身”と言っても「ガス人間」や「マタンゴ」のように姿形が変わるわけではなく、物質電送機なる装置を利用して瞬間移動する際に一時的に変化するというものである。しかもそのメカは復讐の為のアリバイ工作としての役割をも担っている。「ザ・フライ」や「スタートレック」の例を挙げるまでもなく、物質転送は昨今のSF映画では目新しくも無いが、この当時ではまさに画期的なアイデアであり、また犯罪に悪用するといった点など、世界映画史的にみても他に例が見当たらず、そういう意味においては極めて稀有な作品だったと言える。話の発端が終戦時の旧陸軍仲間の裏切りからということもあり、彼らに対する報復が銃剣で突き刺して殺害してしまうという極めて残忍な手口で、さしずめ今ならホラーにでもなりそうな怨念話である。映画はこの神出鬼没の殺人鬼の謎を推理劇として恐怖感たっぷりに描いていくが、この復讐の鬼と化した須藤を演ずる中丸忠雄が、私憤で行動する男とメカのパワーを得た男という両面を見事に演じ、冷酷で不気味さを漂わせるそのイメージは未だに拭えないほど強烈である。今回の円谷特撮としては少々地味ながら、電送される男の姿をTVの走査線のように二次元的な形で描き、本作の独特の恐怖感をさらに盛り上げている。 【ドラえもん】さん 7点(2004-07-14 18:16:53)(良:1票)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
16人 |
平均点数 |
5.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 2 | 12.50% |
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4 | 4 | 25.00% |
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5 | 5 | 31.25% |
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6 | 2 | 12.50% |
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7 | 3 | 18.75% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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