みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.本編の長さを感じさせない程重厚なドラマだった。 最初、自己中心的なヒロインにどうしても感情移入できなかったが、ラストに向けて彼女のキャラクターも成長していき、終盤では彼女にも感情移入することができた。 シビアな現実を受け止め乗り越えていく少年少女の姿に、心動かされた。 ラストでやはり自分は塩田監督が好きなんだなと感じさせられた作品。 【Sugarbetter】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-21 20:58:19) 3.鑑賞して、再認識したこと。 「残された家族が可哀そうだ、という発想で子供を巻き込むな!!」 日本人は家族を事件に巻き込むことに対して、最も罪悪感を感じない民族なのでは? ここのところ、親殺し、子殺し、無理心中と慙愧に絶えない事件が、以前よりも多くなっている気がする。 残される苦労よりも、近しい人間に殺されるほうがどんなに不幸なことか。 この作品は、殺していないが「可哀そうだから」という発想で、子供が自由に生きる可能性を奪った点では同罪。 さて、いろいろ書いてしまったが、肝心の作品の出来は、塩田監督の中では一番だと思う。 オウム事件からインスピを得たのだと思うが、あの事件を風化させないためにも見ておきたい作品でもある。 【なおてぃー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-13 19:20:48) 2.主演の二人が良く頑張っています。柳楽の「誰も知らない」っていう作品に近い印象 がします。主演二人の好演を観られただけでも満足です。なかなかに最後まで緊張感あり、切ない場面ありで映画として良くできていると思います。 【たかちゃん】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-10 20:54:25) 1.何も解らないまま母親と共に新興宗教に入団し、淋しく苦しい思いをしている2人の子供を見ていたら、親となるべき一番の資質は、強くあること(もしくは、そうあろうと努力すること)なのではないかとひしひしと感じた。そんな弱い母親も、ひとりの娘として自分の父親(主人公の祖父)になんらかの痛みを与えられていたようだったし......。これもひとつの因果応報なのかな。生きていくって本当に辛い。でもあの兄弟とゆきは進んでいくだろう。銀色のはるかな道を。苦しいのは自分だけじゃない。それが解った今なら、きっとやっていけるさ。 PS 主人公の走り方が本当に美しい! 彼の全力疾走が明るい未来を予感させてくれました。 【showrio】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-08 14:54:49)
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