みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.この作品で一番感心したのは馬のアクションです。 皆さん乗馬も上手いし、それに呼応して馬が走ったり転んだり大活躍です。 スローモーションなど馬のシーンがふんだんにあり、とても満足しました。 そして、マット・デイモンさん演じる兵士の視線から見た白人の理論は良く分かりました。 立派な白人傲慢な白人、良く描けていたと思います。 しかし、ジェロニモのクールな表情は良かったのですが、その心情や葛藤が今ひとつ伝わってこなかったのが残念でした。 それは映画と言うよりは史実を調べたほうが良いのかもしれませんね。 アメリカインディアンがこういう悔しい目にあったことを知っただけでも、私には収穫でした。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-15 21:32:00) 3.ひとつの民族文化が駆逐される最後の瞬間を追った映画。小さな島国であるこの国も、北海道や沖縄方面で似たようなことはやっている。人類の歴史はこの繰り返し。ジェロニモは売られたケンカを買って頑張ったけど、結局は近代的でシステマチックで量に勝る奴らに軍配があがる。これが歴史の必然と言うのは簡単だけど、どうも割り切れない悔しさに似た感情が残る。経済というものが無く限られた資源に頼っていた大昔は、生きることは他者を滅ぼすことと同義だったのだろうけど、近代国家がそんなことする必要があるのか? 違う解決の仕方は無かったのか? 宗教的な事情が複雑にからむ中東ならいざ知らず、米国はただ征服欲を満足させたという印象。ジェロニモの素朴な眼差しがそれを強調する。文化とは人類の宝であり、大国の都合で抹殺されても良いはずが無い。そんなことを考えさせられる映画でした。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-18 04:10:38) 2.豪華俳優陣でも派手さが乏しい。でもじっくり見させ考えさせられる作品。 望遠を多用した馬の描写は素晴らしい。 【ご自由さん】さん 7点(2005-02-04 14:53:21) 1.日本じゃ『スピード2』でミソをつけた恰好のジェーソン・パトリックだけど、『アフター・ダーク』という彼の主演作を偏愛する者としては、何もそこまで嫌わずとも…と。この西部劇でも、ふいを突かれて平地で襲撃された彼が、馬を横倒しにして楯にするあたりのカッコ良さなんかホレボレしちゃうけどなあ。作品そのものも、ジェロニモをはじめインディアンたちの「滅ぼされゆく民族」の悲しみを崇高に描いたものとして、なかなかに感動的。でも、ウォルター・ヒルって何でこうも枯れちゃったんだろう…。『ロング・ライダース』のクールかつ溌溂としたヒル演出を知る者にとって、やはり寂しい限りです。 【やましんの巻】さん 7点(2003-10-16 11:54:53)
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