みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
10.この短さですばらしいテンポを実現している。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-30 11:36:38) 9.仲良し3人組の会話が面白い。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-16 13:59:44) 8.日本では非常にタイムリーなトピック。圧倒的な権力を持つタバコ業界の暗躍を「あえて」タバコ業界側のセールスマンを主役に立ててシニカルに描いたコメディタッチの社会派ドラマ。言うなれば東電を擁護してる自称専門家がどんなご立派な理論を並び立てていようと滑稽に見えるように、あるいは国会中継の大臣の答弁がなぜか滑稽に感じるように、タバコ業界の「ご立派な反論」をププププっと楽しむ映画です。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-03 02:31:24) 7.自由の国アメリカ、タバコを吸う権利をふりかざすなら、多少のリスクも引き受けなさい、って感じですね。この映画には色んな「自由」がありました。でも本当に大事なのは「愛」なんです。そんな感じで終わっちゃって、毒にも薬にもならない、100分ちかくの広告を観たような気分です。字幕で観た為、主人公のマシンガントークを味わえなかったですが、もう一回観ようという気には・・・・。センスあるコメディですね。日本で言えば、中島哲也監督に近いんじゃないでしょうか?(でも中島監督作品は好きです)あの若かりし頃、無軌道だったロブロウにこんな感じでお目にかかるとは・・。彼は元気に役者やってたんですね。でもちょっと日本をおちょくってる役でしたが。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-03 02:25:25) 6.結構面白かったです。ドキュメント風の内容ながら、テンポが良く、笑えて、全く退屈せずに見れました。煙草に関しての視点が変に偏ってないのも良い。ただ、クライマックス付近での高揚感が弱くて、あっけなく収まりよく終わってしまうのが残念でした。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-04-24 13:20:02) 5.タバコを好きな人もそうでない人もどちらも見てえるもののある映画だと思う。タバコ自体がメインのテーマではなく産業とマスコミに踊らされず、自分で責任を持って決断せよといったメッセージがこめられていて話としてもわかりやすくよかった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-08 14:38:02) 4.事実はどうであれディベートは金になる。 【michell】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-09 00:26:40) 3.アメリカ~って感じだけど、ドラマ的部分は悪くない。子供は、もうちょっと子供らしい表情を見せて欲しかったなぁ。 【にゃ~】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-17 22:02:28) 2.こりゃ吹き替え版で観ないと正当な評価はできませんねえ。字幕がほとんど追いつけてないんだもん。DVDが出るまでは、とりあえずまあこの点数で。 途中、誘拐のくだりでの殺人方法はハウダニットとして久々にスマッシュヒットでした。 後半は編集の強引さが目立ちます(ナレーションに頼りすぎ!)。シナリオも2稿目くらいでOKが出た感じで、もう少し練り込めると思うな。ライターは意識してると思うけど、記者たちを前に自分をハメた敵へ反撃を宣告する辺りは主人公ドン底状態なんで、元通りにアガってくるのは公聴会の席での展開だと思う(既に隠し弾はあるワケですが)。このあたりのチューニングでもっともっと大傑作に持っていけるはず…まあここはテクニカルな部分なので、あまり減点対象にはしませんが。 あと、どうしても言っておきたいのはスモーカーである設定の主人公が、絶対タバコを吸わないコト。企画者の意地というか執念というか、「制約がどれだけあっても、絶対この作品はインディペンデントでは製作しないぜ」という心意気が見えて引きずり込まれます。出来はともかく、その姿勢は評価したいです。 ちょっとマジメに。 『スターシップ・トゥルーパーズ』の前半で、ジョニー・リコがラズチャック(マイケル・アイアンサイド)に向かって「先生、ボク卒業したら軍隊に入ろうと思っているんですが、親が反対してるんです」と相談すると、「私の考えではなく、自分で決めろ。自分の意思で選択するのが真の自由だ」と返される。 欧州人のバーホーベンは「自由」という言葉の持つ裏の意味を当然知り抜いていて、映画中ではネガティブな意味として使用してる(と、このシーンについてはパンフのインタビューで明確に答えていた)ワケですが、ハリウッドの文脈中では十分ポジティブに取れる(ように描かれている)。 このシーンを思いっきり引き伸ばし、90分で語りなおした本作は、目新しくはなくても、「自由選択」という教義に縛られたアメリカの裏側をしっかり抉っていた。このコンセプトが映画化できた事だけでも十分及第点を出せると思う。 本作の問題の半分以上は、その白と黒と灰色が入り乱れる華麗な弁論が字幕からは伝わってこない、この点にあると信じている。こいつに限っては、DVDに入るであろう吹き替え版こそが鑑賞の本命だ。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-22 00:56:39)(良:1票) 1.本作は「インサイダー」のようなタバコ業界の内幕を暴露するような映画でもなければ、マイケルムーア作品のようにタバコ業界を糾弾するような映画でもなく、「スーパーサイズミー」のようなタバコの害を体験しながら明らかにしていくドキュメンタリーでもない。 本作はタバコ業界を舞台にした人間ドラマである。しかも、タバコ業界に関与している者同士の利権や思惑が交錯する複雑なものではなく、根っこは「親子」の在り方を描いた作品である。なぜ、タバコ業界を描きながら、親子の話がでてくるのかと感じた人もいたのではないだろうか。<以下ネタバレ>タバコに害があるというのは、大人であれば誰でも分かることだ。害があると知りつつ、タバコを吸うのには誰に責任があるのだろうか。 本作では「本当にタバコ会社に責任があるのだろうか?」という問い掛けをしている。話を変えれば、「肥満の責任はマクドナルドにあるのか?」「クルマの事故は自動車会社にあるのか?」「殺人の責任は銃器メーカーや刃物製造会社に責任があるのか?」「飲酒運転はビール会社や自動車会社に責任があるのか?」という問題と同視できるのではないか。責任の一旦はあるのかもしれないが、(タバコには中毒性という問題があるかもしれない)これらに起因する責任は「自己責任」ではないかという問題提起をしているのが新しい。各人が自分の行動に責任をもてるようにするためには何が必要なのか?という答えに対して、本作では「教育」という問題を取り上げている。学校での教育ではなく、家庭での教育である。本作では、父と子どもが向き合って話し合い、ありのままの父親の姿を見せ、子どもに考えさせ、子どもを成長させ、時には、子どもに励ましてもらい、子どもに対して恥ずかしくない生き方を示していく。お互いがお互いを成長させるという理想的な姿をユーモラスに描き出している。訴訟大国アメリカにおいて、タバコにドクロマークをつけるかどうかというように問題をすり替えることで決着させるのではなく、本質的で当たり前の部分を突いているという点に対して、とても新鮮で驚かされることとなった。 本作の上映前に同監督の短編「In God We Trust」という作品も特別に併映された回を鑑賞することができた。結構、他の観客には大いに受けていたが、それほど笑いのレベルは高くはないと感じた。本作がDVD化された暁には、この短編も付録につくのかな。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-24 00:03:24)(良:1票)
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