みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.ダイアナ妃事故死事件の際の実話を元に英国立憲君主制における君主、政治、マスコミ、国民の関係性を描いた社会派作品。と文字にしたらいかにもお堅そうな映画だが、冒頭いきなり寝室で普通に眠る女王の生活感あふれるシーンがあることからも分かるように、王室の「人間」性(「人間性」ではなく)という視点がよく描かれていることがこの映画の魅力だ。確かに英国王室も女王も首相もダイアナも、我々が知ってるのは人物ではなく「像」である。一面では虚像でもあるそれを、王室の生活の描写というある意味タブーを犯して1人の人間(人物)単位で描いた愉しい映画である。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-06 23:07:38) 6.こういう、淡々と進むイギリス映画が好きです。女王に極めて同情的な映画だとは思いますが、色々な小さな描写がぐっとくる。例えば旧いレンジローバーが愛車だったり、バーブァーのジャケットやエルメスのスカーフを頬被りにしたりとか。 【leo】さん [地上波(字幕)] 7点(2011-05-02 17:00:26) 5.ヘレン・ミレンの存在感がすばらしい。少し白々しいところがあったので、7点。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-06 12:43:11) 4.こんな作品が作れるとは・・自由な国なんだなあ。 日本で現天皇の私生活などを映画化されるなど考えられない。 人間天皇と云われたごとく人間女王としての行動、思考、苦悩、誇り等が上手く描かれている。 「究極の偽善者とはどこの国でもマスコミなのです」との投稿があったが賛成です。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-06 13:10:46) 3.ドキュメンタリーとしてはあきが来ずにみれました。見直したいとは思いませんが、知らなかった英国の一部分でも垣間見ることが出来たのは良かったですね。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-02 21:54:45) 2.一本の作品として非常に良く纏まっていると感じた。ヘレン・ミレンの気品と苦悩を絶妙に表現した演技も素晴らしくアカデミー受賞も納得。一見の価値があると思う。事件について思わず王室の味方をしたくなるような脚本だが(実際はもっと様々な利害関係に基づいた判断があったはず)、それはともかく、ブレア首相や王室の面々、それにダイアナ妃に対して我々が(メディアを通じて)抱いているイメージを上手く利用し、その裏側を描こうとした点が観客の興味を惹き、静かな演出にも関わらず飽きさせる事の無い一本へと昇華させている。 【wood】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-08-19 11:51:13) 1.主人公エリザベス二世を始めとして、そっくりさんのオンパレードながら良く出来た作品。ダイアナ元妃の事故死の際、私も含めて「一体、イギリス王室はどうするのだろうか?」と成り行きの注視したものですが、内部の状況、とりわけ女王エリザベス二世の心情をヘレン・ミレンの好演で描ききった完成度の高い作品でした。(でも、本物のほうは、人目があろうがなかろうが絶対に泣いてはいないと思います。)エリザベス一世(こちらも「エリザベス」のタイトルで映画化されています。)のお父さん、ヘンリー八世なんて、一体何人の妃と結婚し、そのうちエリザベス一世の母を含む何人を斬首刑にしたのか・・・こういう歴史のある国ですから、ダイアナ元妃の件でももしかしたらもしかするかも・・・なんていうのを見る前には期待していたのですが、メディア隆盛の民主主義の世の中、そんなことがあるわけないですよね。映画作品がそんな憶測を語ったりすることはなおさらありえないです。地味な作品なので総合点は低めですが、脚本と演技には満点です。 【かわまり】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-07-23 00:00:36)(良:1票) (笑:1票)
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