みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.白鯨という大作を詰め込むにはとても足りない時間でしたが、原作のエイハブの執念が上手く表現されていたと思います。原作で好きだったクィークェグも雰囲気が出ていて中々の好演でした。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-07 01:22:39) 8.何が何でも白鯨を倒してみせるぞ!という執念をグレゴリー・ペックの演技から感じられる。クライマックスの鯨との闘いのシーンは凄い迫力を感じさせる。物を獲ることへの執念深さをこの映画から教えてもらった気がする。諦めてはならない。諦めたらそこで全ては終わりであるということをこの映画は教えてくれる。ストーリー自体は特別に面白いとは感じないけど、映像の迫力(この迫力はCGなんかでは出せない。)と勝負に対する拘りの凄さ、色んなことを考えさせられる作品として見応えありの映画としての評価という意味を込めて7点付けたいと思います。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-22 19:47:48) 7.エイハブ船長が復讐心から憎悪の塊となり自らがモンスターとなっている様子はじっくり見せていますが、グレゴリー・ペックのエイハブ船長は少々違和感を覚えてしまいます。私の中では彼は紳士のようなイメージですから憎悪に飲み込まれ狂気の沙汰となっている複雑屈折キャラのエイハブには迫力不足なのです。この作品の主役は白鯨ですけれど白鯨はエイハブと表裏一体とも言えますので、エイハブの魅力が存分に発揮されないと作品の魅力も低下してしまいますね。映像に関しては確かに現在観ると作り物感が漂いますが、当時を考えると迫力があり、〝モビー・ディック〟の神格化もまずまずです。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-15 22:11:50) 6.なんと言っても神をも恐れぬ復讐の鬼、エイハブ船長ですねー。子供の救助を拒否したり、無茶な命令をしたりと問題は多いし嫌悪感を感じつつも、船員同様、彼には惹きつけられました。神であれ悪魔であれ人間に越えられないものはない!エイハブはそう主張してるように思います、なんて言うか人間の神宣言みたいなことですね。そして、そういう力強い宣言をする人間には危険だと解りつつも惹かれるし、最後は巻き込まれて破滅してしまう、映画で言えばスターバックスですし、おそらく私もスターバックスのような人間だろうと観ていて感じました。エイハブは現在のアメリカ人や日本人が目標とする「強い人間像」の象徴のようで、その危険性を感じないまま目標にしてるようで怖い感じがします。ちなみに原作(翻訳)は読みたいと思うだけど、鯨の専門書みたいという話を聞いて悩んでる最中です。 【ペリエ】さん 7点(2004-08-15 20:56:07) 5.ハーマン・メルヴィルさんの「白鯨」、僕も読みましたよー。名作ですもんねぇー。この映画も、これはこれでとても面白かったです。人間味とスペクタクルがいい感じに合わさってますね。まぁ今観ると模型とかちゃちいとか思っちゃうんですけど、でも半世紀も前の作品なんですもんねぇ。白鯨にしがみついて戦う船長の姿は忘れられません、、。 【あろえりーな】さん 7点(2004-06-21 22:12:22) 4.メルヴィルの『白鯨』と言えばもう、物語とも捕鯨論文ともつかない誠に壮大な小説で、壮大過ぎて、最初一人称で語っていた筈のイシュメールが途中で行方不明になってしまう不思議な話ですが、レイ・ブラッドベリとジョン・ヒューストンは、意外な程原作に沿って、脚本を組み立てています。小説は中学の頃に背伸びして読んだので苦心惨憺して読みましたが、後にこの映画を見た時、ウンそういや確かに、(うまく纏めると)こんな劇的な物語なんだよなあ、と改めて思わされました。でも、誰かもう一度映画化してくれないかなあ。可能な限り原作に忠実な、4時間くらいの退屈な映画に。 【鱗歌】さん 7点(2003-06-28 09:38:51)(笑:1票) 3.なんともくすんだカラーの映画が印象的でした。エイハブ船長役のG・ペック亡くなりましたネ。合掌。 【KINKIN】さん 7点(2003-06-22 19:25:54) 2.アメリカ映画としては比較的珍しい海洋もの。ジョンヒューストンの映画はどれも素晴らしいものばかりですが、この映画のラストはなんか「パーフェクトストーム」みたいな感じがして少し複雑な気分になりました。 【M・R・サイケデリコン】さん 7点(2003-06-19 22:17:27) 1.中学の頃、読書感想文を書いて賞をもらったので(笑)、とても印象深い作品です。メルヴィルの原作を(翻訳で)読んだとき、"落ち穂集"が最初にあったりして、クジラについての様々な見方を提供していたのが印象に残っています。あれだけの大作ですから映画化するとなるといろいろと制約もあり、なかなかそのままというわけにはいかないのですが、わりと忠実にストーリーを追った展開だという印象は持っています。確かに古い映画なので、特撮シーンのちゃちさ加減は、今の目で見ると笑ってしまうのですが、全体の話の構成力はちゃちではないので、それなりに楽しめるとは思います。ラストで、クイクェグの棺桶につかまって助かるイシュマエルが、なぜか後年の「Uボート」でラストに助かる記者とダブってしまうんです。ペーターゼン監督はあのシーンに「白鯨」を意識しなかったですかね?私はそういうものを感じてしまいました。 モビー・ディックが日本近海を回遊していたとかいう面白い話や、宗教的な背景を描いた上で、現在の技術によるリメークを観てみたいという願望は、結構あるんです(笑)が、ただし、誰がエイハブになるんだろうなという懸念はあります。今だったら、ゲイリー・シニーズあたりどうでしょう?(笑) あとは、ジョン・マルコビッチとか。皆さんは配役をどう考えますか? 【オオカミ】さん 7点(2002-12-24 10:12:17)
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