みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
13.- [ ] 数年前にDVDを購入して直ぐに見て、オードリー・ヘップバーンが演じる若い音大生の女の子が奥さんと上手くいっていないらしい金持ちのおじさんに弄ばれているのか弄んでいるのかわからない展開をくだらないと思い感想のかきこみははほったらかしになっていました。そして多くの名作・秀作・佳作・駄作を見た後に再び本作を見てストーリーのくだらさを通常投稿としてクソみそに書いてあらすじも投稿しようとして「あれ!」ということになったわけです。この作品に2度目に接するまでに見た映画の中で一番影響したのは例のアカデミー賞四冠の韓国映画「パラサイト」と直前に見た「市民ケーン」だったのです。本作をもうご覧になった方で「パラ」と「市民」のどちらか若しくは両方をご覧になった方は似ても似つかない作品だとおっしゃるでしょう。その通りです。「パラ」の方は主人公が手にした風水の石がどうの、「市民」の方は薔薇のつぼみがどうので正直言って疲れました。「パラ」の石に至っては3回見たというYouTuberの動画で指摘されてやっと存在自体に気付いた始末です。そして今回の本作品の鑑賞では、白状しますが、原作者のクロード・アネという人が気になってタブレットでアマ◯ンのサイドを見たりする間に聞こえる素晴らしいBGM、そして時々顔を上げる度に画面に展開するモノクロの美しい構図の画像。。。これぞちまちました小道具に意味を持たせて解説者を頼りにする必要もない、映画が総合芸術である由縁だと感じ入ったので当初の予定より高い点数を献上。。。 ただ原作のタイトルは「ロシア少女アリアーヌ」になっていたのにどこがどうロシアなのかわからなかったのが減点ポイントです。 【かわまり】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2020-03-25 07:53:13) 12.これは父一人娘一人の西洋版『晩春』でしょう。娘の「恋を恋する描写」や、背伸びした微妙な揺れ具合などにかなり割いてはいるけど、ずっと底に流れているのは父離れが出来ない一人娘を持った一人親の父の気持ち。「もちろん娘の幸せを第一に考えている、娘がこれと決めた男と一緒にしてやりたい」と思っているだろう父に、こんな相手でもか、と最悪のケースをあてがってみた話だ。娘の弾く楽器がチェロで、これはまさに父親的な楽器、それを抱きかかえるように練習する。ファーザーコンプレックスそのもの。だから現われる男は父親世代のゲーリー・クーパーでなければならず、哀れなボーイフレンド・ミシェル君は、女性的なフルートを吹いている。勝てっこない。娘が片付いたあと、駅からチェロを運び帰るのは父親の役割りになる。映画としての楽しみは、ジプシー楽団が傑作で、ホテルの部屋の隅で演奏してるだけでなく、湖上ではボートに乗り、そしてラストの雨のホームで決まる。酒が部屋のなかを行ったり来たりする場面もいい。リアルなラヴストーリーではなく、薄汚い仕事をしながらも娘を大事に養う「父」というものの覚悟を描いた映画と思いたい。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-07 09:30:42) 11.いくら映画でダイレクトな描写がないといっても、このふたりがセックスレスな交際とは考えられないわけで、じっさいにオードリーが「終わったわん」とばかりにゲーリー・クーパーの部屋で髪にブラシしてるシーンもあるんだけど、つまり、いくらなんでも百戦錬磨のプレイボーイが床入りして、オードリーが処女だったと気がつかないはずがないのであって、ここで、「性的な描写はオミット」というアメリカ映画のコードが、その脚本にまで影響しちゃってまんがな、という感じである。まさにそういう規制があるからこそ成り立っている作品という感じで、「スクリーンのなかの世界は別モノ」という絶好の見本だろう、と思う。まあこれも50年代だからこそ成立した映画で、今ならぜったいに、リメイクも不可能だろう。古き良き時代の、古き良き映画ということである。「スクリーンのなかの世界は別モノ」なんて、なんてすてきな世界がこの世には存在したことか。そこで、脱いだりしなくってもベッドシーンを演じたりしなくっても輝くことができたオードリー・ヘップバーンって、なんて幸せな女優さん、だったことだろう。 ヘップバーンとモーリス・シュヴァリエの家の、倉庫みたいな仕切りのドアとか、その家の間取り、ゲーリー・クーパーの滞在するホテル・リッツの間取りとか、こころ憎いほどにうまく演出するビリー・ワイルダー節も絶好調。 【keiji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-12 18:35:33) 10.下手すれば小娘が老獪なおじさんに食われるえげつない話になりそうなところを、B・ワイルダー十八番の軽妙な味付けと、ヘプバーンの放つ二人とない清冽さのおかげで、小粋な恋物語になりました。奇跡的。G・クーパーのみ軽快感に貢献していないかな。手練手管のプレイボーイが持つであろう艶っぽさに欠けるんですよ。安い昼ドラを思わせる邦題もちょっと残念。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-08-04 16:06:59) 9.パリを舞台にしているが、パリの街をあまり堪能できなかった。ゲーリークーパーに敬意を表してこの得点。監督、ビリーワイルダーにはずれはない。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-03 23:45:01) 8.終始ニコニコでした。セリフ回しやちょっとしたやりとりが秀逸で、さすがという感じです。ヘップバーンもそれほど好きじゃなかったですが、この映画ではやられました。 【色鉛筆】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-13 17:52:16) 7.よくできているのだけれどビリーワイルダー作品をかなり見た後だったので、、、ちょっと雰囲気に飽きた感じです。また時をおいてから見ようかな。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-08 14:11:56) 6.ラストシーンがよかったです。“アリアーヌ巻き”のオードリーが可愛かった。泥酔する楽団や犬を叱り付けるオバサンがおもしろかった。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-28 21:10:27) 5.確かに、楽器隊がこの映画の肝であることは疑いない。サウナのシーンや飲んで寝てしまうところなんて本当に楽しい。でもヘプバーンが恋に落ちるきっかけがどうも納得行かない感じで、いまいち入り込めなかった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-19 20:54:19) 4.古き良き時代の「名画」という印象です。ストーリー的にはごくありふれた恋愛ものだと思いますが、オードリーの美しさと粋な演出で見せてくれる映画です。「オードリーに胸キュン度」ではローマの休日よりこの映画のほうが上と感じます。 【アーリー】さん 7点(2004-04-02 00:43:47) 3.パリのホテルリッツのスィート14、実際にそんな部屋があるのかどうかは知らないけれど、あぶく銭が手に入ったらぜひとも泊まりたい。そうだなぁ~『死ぬまでにしたい10のコト』(未見)じゃないけれど、余命いくばくもないって状態だったら確実に一項目に入れたい。もし、スィート14が存在していなかったらホテルに頼んで作ってもらおう。で、楽団も呼ぶぞ。よし、決~めた。高級ホテルなんだから死ぬ前のお願いならサービスしてくれるだろう。できれば白テンの毛皮を着て、素足にアンクレットしょう。あれ?てんでバラバラなファッションになってしまうな。この際、細かいことは気にするまい。 【元みかん】さん 7点(2003-10-28 05:13:01)(笑:1票) 2.とても素敵でオードリーもすごくかわいいしよかった。オードリーはG.クーパーなど年の離れた人との共演が多いですね。その方がよりいっそう魅力が引き立つのかな。 【fujico】さん 7点(2003-09-15 14:04:04) 1.特にラストよかったです! 【yuki☆】さん 7点(2002-07-08 22:36:51)
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