みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.実話をコメディタッチで描いた作品ということで、アルコール依存症の本当の悲惨さは隠れてしまっているように思えますが、登場人物のそれぞれの立場に思わず共感してしまう場面の多い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-07 20:07:29) 2.サイバラ作品の映像化は微妙なのが多かったけど、これは良かった。 やっぱり視点が違うと印象も違ってくるもんで、サイバラ作品を通して描かれていた鴨志田穣という人物はどう考えても人間のクズで、自業自得としか言い様のないその末路に同情の余地はなかったわけだけど、この作品ではそれがちょっと違ってた。 確かに実社会では人間のクズだったのかも知れないけど、精神病院に入院してからは様相が変わって行く。 特にアルコール病棟に移ってからは、人間のクズどころか、ちゃんとしたいい人に思えてくるから不思議だ。 やっぱりすべての元凶はアルコールにあったんだろうな。 それさえ無ければ実はいい人だったのかも知れない。 あと、可愛い看護婦さんの影響もあったのかも知れないけど。 そして、シーフードカレーが異常に美味しそうだった。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-17 15:08:48) 1.ちょっと撮り方が乱暴だな、と思いながらもアルコール依存症という病気の一端を垣間みさせただけでも成功だったかな、という気がします。ヘンな話ですが吾妻ひでおが「逃亡日誌」で描いたまんまの世界が映画の中にあって、ちょっとした戦慄を覚えました。難しい所だとは思いますよ、多分もっとリアルに撮る事も可能だったでしょうが、あれ以上で撮ると生々しくなりすぎると思う。あにやんさん、おばちゃんさんの言う様に希薄に見えちゃうというのは分かる反面、あれ以上で描くと非常に下衆っぽく見えてしまう怖さもあるとあたしは思うんだよね。だからあたしは永作の演じる所の由紀は西原の非常に達観視した感じは良くインタビューを受けたり、イベントで語る様な西原の姿そのものであっていると思うし、浅野の演じる所の塚原もエッセイや彼の撮った写真で観る事の出来る鴨志田様で良かったんじゃないかと思います。この後公開される「毎日かあさん」と併せて観るとより立体的に西原と鴨志田の夫婦というのが見えて来るかもしれないですね。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-01-17 01:49:30)
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