みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.ストーリーは知ってるんだから、改めて感動したりすることはないだろうなって思ってたけど、減量シーンでは思わず泣けた。 映像的な再現性が高いので、意外と感情移入できたようだ。 特に伊勢谷友介と香川照之はよく頑張ってたんじゃないでしょうか。 山下智久はちょっとクールに演じ過ぎていて、ジョーの持つ本来の荒々しさのようなものが感じられなかった。 香里奈の葉子もちょっと弱さを露呈し過ぎで、その演技は2に取っておいて欲しかったところ。 続編の製作があるのかどうかは知らないけど・・・。 何にしてもあしたのジョーという物語は、ここから始まるジョーと葉子の壮絶な命懸けのラブストーリーがメインテーマだと思ってるので、葉子の描かれ方は気になるところなのだ。 そういう意味ではジョーにはもっと葉子を侮辱しておいて欲しかった。 それが2への伏線になっているわけだからね。 そして、誰がのりちゃんを演じるのかも気になる。 まあ、飽くまでも続編があるのならって話ではあるけど。 この作品単体で見るなら、よく纏まった構成になってるんじゃないでしょうか。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-10 14:22:48)(良:1票) 3.白木葉子についてはドヤから出て財閥の養女になった小公女と言うのが原作の設定だとしたらかなり無理筋のように思えます。これでは女優としての役作りは難しすぎるし、数少ない登場場面でそれを表現するのは難しい。しかし、力石と矢吹と言う二人の男に対する自分でも揺れ動く恋愛感情を持つ女性と単純化してしまったほうが(ドヤの件を抜きにして)判り易かったと思われます。原作を読んでいる人には不満だろうけれど映画と言うメディアを通して広く社会に流通させることこそがこの漫画をより多くの人たちの間に伝えるための有力な手法であり、そのためへの商業的な妥協は許容しなければならないことです。ちなみに連休直後の月曜日とは言えシネコンの入りは閑散としたものでした。その人たちでも原作漫画を手にしたひとはほとんどいないような雰囲気でした。しかし、スローモーションではあれほど人間の顔って変形するものなのですね。 【たいほう】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-14 23:56:53)(良:1票) 2.矢吹丈のストレートが力石徹の頬にめり込む。力石徹のアッパーが矢吹丈の身体を宙に持ち上げる。 拳がゆっくりと顔にめり込む、震える表情筋、乱れる毛髪、吹き出る体液……。 あの宿命の好敵手との決着と悲劇を、映像として具現化出来た様を観た時点で、この映画の存在価値は揺るがないと思った。 原作が長年語り継がれてきた“伝説”である以上、やはり評価における「比較」は避けられない。 この映画は、ある部分では原作を越え、ある部分では大いに物足りない作品だと思う。 まず前述の通り“対戦シーン”は、申し分ない。メインキャストの二人はしっかりと映像に映える身体づくりをし、それをCGクリエイター出身の監督が文字通り「縦横無尽」のビジュアルで切り撮っている。 山下智久の“丈”は、猛々しさは物足りなかったが、重圧をはね除けるための彼なりの努力と意地は見られた。 香川照之の“丹下”は、原作のキャラクターそのもののビジュアルと存在感を、流石の演技力とボクシングへの造詣の深さをもってして見せてくれた。 が、この映画におけるすべての要素の中で最も価値が高かったのは、伊勢谷友介の“力石”をおいて他に無い。 その体躯、眼差し、立ち振る舞い、存在感、そこに居たのはまさしく「力石徹」だった。 役者のパフォーマンスと、監督の創造性よって映し出されたビジュアルそのものが確固たるエンターテイメントであり、そこには「人気漫画を映像化する」ことの意義が確実に表されていたと思う。 一方で、圧倒的に欠けていたのは、対戦シーン以外の「情感」だった。 どうしても映画化における尺の制約があるので、ストーリーが端折られてしまうことは仕方が無い。 ただ端折られているはずの各シーンのテンポが悪く、展開が稚拙だったため、本来そこから伝わってくるべきキャラクターたちの感情の描き方が希薄に思えた。 丈と丹下との絆だったり、丈自身の心情そのものが薄っぺらに感じてしまう部分があったことは、ドラマとしては致命的だったと思う。 そういう意味では、ドラマ性の部分においても、「力石徹」に食われてしまっている印象も受ける。 トータル的には、伝説的な人気漫画に真正面から挑戦し、しっかりと映画化した作品だと思うし、面白い映画であることは間違いない。 ただし、「力石徹」を登場させられない以上、続編には挑むべきではないとは思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-14 00:00:24)(良:1票) 1.試写会を鑑賞しました。伊勢谷友介と山下智久の腹の割れ具合度=10点。香里奈の白木葉子度=2点。香川照之の段平度=8点。その他の脇役陣はちょっと存在感が希薄でした。ボクシングシーンは映像技術の進歩もあって、なかなか迫力があり、悪くないです。原作と比べて、思ったより違和感の少なかったのは、ジョーの前髪と帽子姿ですね。これは合格。シナリオは力石戦までをまずまずうまくまとめてあります。しかし、あれもこれも見せたいといった冗長な編集が映画全体のテンポを悪くしています。結論;一番得をしているのはやっぱり、伊勢谷友介=力石徹。格好いいです。 【ジャッカルの目】さん [試写会(邦画)] 7点(2011-02-04 02:01:06)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS