みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.犯人役のパトリック・マッグーハン。 本シリーズの「仮面の男」では得体の知れないヤリ手のCIAの男。本作では軍人を養成する学校の校長である厳格な大佐。「アルカトラズからの脱出」の所長役も印象に残る。 極悪人という風貌ではないですが、威厳とどこか冷たさを感じさせる悪役を演じると実にいい味を出す人です。本作でもそんな彼の持ち味がとてもよく出ています。 本作は警部が大佐を疑うに至る過程、大佐が罪を被せようとした問題児をシロだと思う理由もいちいち筋が通っており、ラムフォード大佐という人物をよく理解した上での解決も見事。 広い学校で度々警部が迷う笑いドコロもしっかりと挿入されているところも嬉しいご配慮。明け方の3時にたたき起こされたランニングシャツ姿の警部の寝起きの表情も笑わせてもらいました。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-05-19 17:50:44)(良:1票) 6.校長を全面降伏に追い込んだ、警部の決め手の理詰めの鮮やかさは、シリーズでも屈指で感服させられます。校長の「私は悔いてはいない、あれは必要だった、何度でもやる。」という敗北宣言。一見信念に溢れる人物のようですが、生徒に罪を被せようとした行為は、作戦成功の為には小さな犠牲はつきものだという幹部軍人の考えが垣間見えて不愉快で、恥を知れと言いたいです。警部が生徒に接する様子を見ていますと、校長には欠落している温かみがあり、規律だけでは人は育たないように感じました。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-01 20:36:56) 5.非常に強い、信念の犯人、犯人とはこうあるべきだと言いたくなる。軍人である彼にとって当然かもしれないが信念>殺人なのである。自分自身を貶める事と成ろうともダメなものはダメ、生徒の前で犯人として明るみになろうとも自分の信念に基づいて行動する。最後まで堂々とした軍人でした。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-05-15 23:54:33) 4.このシリーズの魅力の一つは、犯人の職業や性格を利用したコロンボの追求がたくみであることが挙げられます。今回は、陸軍幼年学校の校長である大佐のいかにも軍人らしい行動と、短気でむきになる性格がポイントです。この人、演技がうまいですね。ほんとの高級軍人みたいで、食堂でのいらいらぶりも、ほんとに捜査の状況が気になっているように見えます。規律が厳しい軍人の学校の中での、コロンボのとぼけぶりが、よけい目立つ作品。まあ、最後はビシッと決めます。いつものように。 【パセリセージ】さん 7点(2004-03-05 00:19:06)(良:1票) 3.証拠も何もないのに、一体どうやって犯人を自供させるんだ!?しかも、相手は私立ヘインズ陸軍幼年学校の校長にして大佐だぞ!?さすがのコロンボも今回ばかりは無理でないかい? と、不安になりつつ観ていましたが、いやはや全く心配ご無用でした。コロンボはとっくの間に気づいていたんですね。おみそれ致しやした! 【きのすけ】さん 7点(2004-01-27 17:21:48) 2.な~るほど。これは殺人の準備をするラムフォード大佐の様子が丁寧にゆっくり映し出されているのが印象的。陸軍学校か、、厳しそうだ。 【fujico】さん 7点(2003-10-27 22:28:18) 1.犯人の大佐が国家間が平和になれば、軍服を脱ぐみたいなことを言っていたが、それは全く逆で、本当はいつまでも戦争が続く世の中を願っている。そうでなければ、自分の存在価値がなくなってしまう。コロンボも殺人がなくなれば、必要のない人になってしまうが…。これが、動機ですよね。そんな規律が厳しい学校ゆえに、酒のビンをいつ吊るして、いつ下げたかの時間も生徒が覚えてるんでしょうけど。寮生活が厳しいと、ああいう風に時間にも気を使うでしょうねぇ。 【デリング】さん 7点(2003-01-01 18:33:36)
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