みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.実際の山で撮影を行い、スタッフとして参加していた登山家の一人がロケ中の事故で亡くなったという、いわくつきの作品。というだけあって、まあそれはそれは、過酷な様子が伝わってきます。場面によっては、カメラマンらしい人影が映ってしまうのも、撮影スペースが極めて限られていた所以か。 もちろん、単に「頑張って撮影してきました」というだけの作品ではなくって、物語の面白さ、登場人物のユニークさがあってこそ、なんですが、それにしたって圧倒されるのはやはりこの、緊迫感と臨場感あふれる映像。わざわざ顔がしっかり映るようにして、代役ではなく本人であることをアピールして見せたり。 ただ、「物語の面白さ」とは言っても、後半はひたすら登攀が描かれることの面白さであって、陰謀劇という要素はだんだん薄れていき、いわば、目的そのものが欠落した、描写の面白さに変貌していく。目的の無さ。登山ってのは、そういうものかも。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-07-07 23:24:42) 5.モニュメント・バレーの訓練シーンは『バーティカル・リミット』のソレを遥かに凌駕するのだが、それはCGじゃないからってことだけじゃなく、その岩山の見せ方や広大なグランドキャニオンの見せ方が素晴らしいからでもある。アイガー北壁にしたって迎えのホテルからの雄大なアイガー全景が見事に、そして残酷に映されるから一層の緊迫感をもって描かれる。もちろん体を張ったイーストウッドが相変わらず痛々しい表情でアクションをこなしているということが面白さの前提にあるが、実に丁寧に映画を作っていることがうかがえ、それゆえの面白さが充満している。屋内シーンが冒頭の仲間の暗殺シーンにしても、あるいは主人公の家の地下、組織のトップの一切光を遮断した部屋も、とにかく暗がりが多く登場するが、もうこのときから監督イーストウッドの暗がりを撮る術は長けており、暗がりが作品を重厚にし、またモニュメント・バレーやアイガーの眩いばかりの開放感を助長している。なんだかんだ言ってもイーストウッドは巧い。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-18 12:13:06) 4.主演のEastwoodが組織のボスと会う場面とか、ちょっと脱線してシリアスさに欠ける感じが多かったのが残念。でも皆さんおっしゃってるように映像はキレイだし、なんといっても刑事コロンボ好きの私としてはアノ方が出演されているだけで・・・7点です。 【RTNEE USA】さん 7点(2005-03-19 15:45:17) 3.登山モノ作品の中でもピカイチの出来。グランド・キャニオンでの訓練シーンやアイガー登山シーンはCGでは出せない本物の迫力がありますし、映像も綺麗。それをイーストウッド自身が上ってるんだから凄いなぁ。しいて言えば、もうちょっと登山シーン増やしてほしかった。 【カズゥー柔術】さん 7点(2003-10-15 11:41:23) 2.イーストウッド扮する主人公は、美術を教える大学の教授で、名画のコレクションを増やすために副業として殺し屋をやっているという荒唐無稽な設定。出てくる殺しのエージェントやらアジトからしてマンガっぽい(笑)内容は山岳スパイアクション映画といったところか。見所はなんといってもアイガーでの登山シーン。イーストウッドが体を張って頑張ってます。すごい迫力。ただ前半から中盤にかけ、なかなか山に行かないのでちょっと退屈だった。どうせならもっと、はちゃめちゃやって欲しかった。 【きのすけ】さん 7点(2003-10-01 21:56:24) 1. いやいや、スチュワーデス(に化けた女)は出ますな。尤もイーストウッドは元・殺し屋という設定なので、大悪党呼ばわりはチト彼には酷かと思いますが…。オット本作は…アイガー北壁の美しさが物凄く印象的ではあるものの、肝心のサスペンスの方はイーストウッド以外の顔触れが凡そ貧弱で今イチ盛り上がりませんでした。個人的には。あ、でもアリゾナのグランド・キャニオンでの登山訓練シーンも最高に美しかったナァ…。あのアイガーとモニュメント・バレーの美しさに触れるだけでも本作は充分観る価値有ると思いますよ。個人的に! 【へちょちょ】さん 7点(2003-03-15 02:07:57)
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