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2.そら、こーゆうスターウォーズブームで作られた映画なんて突っ込みどころは満載やと思うねん。模型なみの宇宙船、思いっきり絵の宇宙&地球、コントなみの舞台セットな惑星ジルーシア、どーみても宇宙空間で飛んでる様に見えない宇宙遊泳シーン、などの特撮をはじめ、そこらへんにいる人を適当に選んだとしか思えないリベアの実の人選、外人宇宙人全部日本語とか、まー、細かく見れば色々あると思うねん。でもな、でも俺にはおもろかった。どこらへんがとゆーと、まず、なんてゆーか、なんでもありな世界観?一昔前の特撮ヒーローモノ、関西チンピラのVシネマ、時代劇、くさい青春映画、ちゃちいけど味のあるSF、などの様々な雰囲気がごった煮状態やねん。このハチャメチャな世界観が俺には楽しいねん、宇宙暴走族とそれを追いかける白バイ警官の格好した宇宙パトロールなんて、最高や。さらに各役者も味がある、妙にテンション高い真田広之(こんなテンションの彼はあまり観たことない)、魅力的な志穂美悦子、女役(ババア)の天本英世、どーみても時代劇の殿様風な演技の成田三樹夫しかも顔面銀色など、他の映画では多分味わえない演技&格好のオンパレード。ある意味貴重。あとストーリーもまんま里見八犬伝やけど、テンポあるし展開も色々あって、間抜けだけど意外としっかりしてるんで、そこもわりと楽しめてん。この映画、普通やと、チャチなB級(今の時代感覚やとそれ以下)かもしれん。でも俺はなんか、こんなんも悪くないと思えた。 【なにわ君】さん 7点(2004-10-25 11:53:11)(良:1票)
1.いや~無知と言うか、なんと言うか。時として何も知らないということは素晴らしいものを生み出すものです。もはや「スペースオペラだから」という言い訳が通用するレベルではありませんですし。今時よっぽどの人でない限り、それなりの宇宙への知識というものはありますから、こういう作品を作ろうとしても、その中途半端な知識が邪魔をしてこんな世界は生み出せないでしょうから。さらにこのパクリなんて生易しい言葉では表現できない、まあ、あえて表現するなら「まるパクリ」とでも言う商売根性丸出しの作りには、もう何も言えません。もしかすると深作監督がコレを撮っていなければ、5年後の『里見八犬伝 (1983) 』はなかったかもしれません。そんな素晴らしい作品です。 【カズゥー柔術】さん [DVD(邦画)] 7点(2003-11-27 02:58:20)
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