みんなのシネマレビュー

黒い十人の女

1961年【日】 上映時間:103分
サスペンスコメディモノクロ映画犯罪ものミステリー
[クロイジュウニンノオンナ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-08-25)【Olias】さん
公開開始日(1961-05-03)


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監督市川崑
キャスト船越英二(男優)風松吉
山本富士子(女優)風双葉
岸恵子(女優)石ノ下市子
宮城まり子(女優)三輪子
中村玉緒(女優)四村塩
岸田今日子(女優)後藤五夜子
倉田マユミ(女優)十糸子
紺野ユカ(女優)櫛子
大辻伺郎(男優)野上
伊丹一三(男優)花巻
浜村純(男優)警官に扮した俳優
夏木章(男優)テレビ局イ
伊東光一(男優)羽織の男
永井智雄(男優)本町芸能局長
佐山俊二(男優)若山
ハナ肇(男優)ハナ肇(クレジット「ハナ肇とクレージー・キャッツ」)
植木等(男優)植木等(クレジット「ハナ肇とクレージー・キャッツ」)
谷啓(男優)谷啓(クレジット「ハナ肇とクレージー・キャッツ」)
犬塚弘(男優)犬塚弘(クレジット「ハナ肇とクレージー・キャッツ」)
桜井センリ(男優)桜井センリ(クレジット「ハナ肇とクレージー・キャッツ」)
安田伸(男優)安田伸(クレジット「ハナ肇とクレージー・キャッツ」)
脚本和田夏十
音楽芥川也寸志
撮影小林節雄
製作永田雅一
企画藤井浩明
配給大映
特撮築地米三郎(特技撮影)
美術下河原友雄
編集中静達治
録音西井憲一
照明伊藤幸夫
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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10.女優の皆さんがホント素敵で。観る側もその時代に感情移入出来たらホント素敵な1本。 movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-03-05 01:40:03)

9.1が市子、2が双葉、3が三輪子と1から10までの数の並びになっていることに驚く(ついでに姓も)それで10人の女なのだが危うく11番目(これが11でなく一挙に百)も登場しそうになる。、奥さんが1でなく2なのは「ふうふ」なのだからか。対する夫はまさに風のごとくあっちに流されこっちに流され・・・、この辺がご愛敬というかサスペンスより舞台劇風のユーモアたっぷり。ただ最後の落ちはややハテナ? ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2014-09-14 21:55:18)

8.ファーストシーン、光と影のサスペンスであると同時に、女がぞろぞろと歩いているどうしようもないおかしさ、見てるほうとしては、まだどういう設定か分からないんだけど、市川さんの映画だなあ、とシミジミ思わされる。働く女性ってのがかなり定着してきた時代(翌年に鈴木英夫の『その場所に女ありて』)。それまでの養い・養われる、という男女の定型が崩れ出してきた。これ見ると、男のほうは仕事の手順忘れていたりして、女のほうがギラギラ働いている。なのに男にはまだメンツがあって、そこらへんに悲喜劇が生まれる。あるいは、女は男によく優しさを求めるけれど、優しい男とはこういう残酷もある、って言っているのか(「誰にも優しいってことは、誰にも優しくないってことでしょ」)。でそれを上回る残酷を、女が優しさとして発揮した、というストーリーなのか。とにかく和田夏十のそのシニカルさを徹底した視線が感じられる。宮城まり子の存在が、ちょうど『鍵』の北林谷栄を思わせ、ゴタゴタやってるのを外から見る者としての役割りを担っていたよう。最後に二人が自閉的に籠もってしまうってのは、なんとも不気味。二人で向かい合って喋るシーンが多かったなあ。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-24 10:21:01)

7.映画館の「吾輩は猫である」で、市川崑ファンデビューしながら、今の今まで、この伝説の作品を観る機会がなかった。予想通り、シンプルに市川先生の良さが生きている作品と思うが、もう少し、ヌーベルバーグっぽいストーリーだと、まだまだ今でも通用すると思う。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-11 22:05:12)

6.これは面白かった。そうそうたる女優人の泥仕合も、「影」を基調としたモノクロ映像も見応えがありますけど、私には船越英二のキャラクターが最高。根はとてつもなく優しい善人の、飄々としたC調男。絶倫でも、征服欲がある訳でもなく、どっちかと言えば「情けない男」の部類に入る筈なのに、妻の他に9人もの愛人と「同時に」関係を持ってしまう。その女達もピンキリ。若いギャル(死語?)もいれば疲れたおばさんもいる。美女もいればブスもいる。彼には分け隔てが無く(しかも下心も無いみたい)、来る者を絶対拒まない上、自分からは別れない。こうなると女達にとっては「好き嫌い」でなく、「勝ち負け」の問題になってくる。やがて船越英二は蟻地獄に囚われてしまう。でもこの蟻地獄なら、私もハマってみたいです、7点献上。 sayzinさん [地上波(邦画)] 7点(2006-04-25 00:02:44)

5.女たらしの男にはいい結末は待っていないということでしょう、これは。 maemaeさん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-10-29 19:19:09)

4.今も昔もテレビマンというのはこういうイメージなんでしょうかね。十人とは言いながらも物語に絡んでくるのは5人くらいでしたが、それぞれかなりキャラが立っており、その性格がちゃんと伝わってきました。十人がそろってさあこれから殺すぞというシーンはかなり緊張感がありました。この男、女仕事に対してはだらしないが、最も愛しているのは仕事であり、彼も企業戦士であるというのがいかにもこの時代の男なんだと思わされます。 亜流派 十五郎さん 7点(2005-03-22 23:55:40)

3.うん、おもしろい。女優もそれぞれ個性的だし、映像がかっこいいと思う。昔の女優ってかっこよかったなと思った。 yukaoriさん 7点(2003-12-08 05:44:37)

2.なんといってもモノクロの映像美が素晴らしかった。それにふさわしいサスペンスフルな設定が興味をそそる。往年の名女優たちの古めかしい独特の言い回しが、今となっては逆に新鮮に耳に残った。 鉄腕麗人さん 7点(2003-11-25 15:24:24)

1.白黒の映像美が素晴らしい。往年の名女優たちの演技にとても味がある。ストーリーも独創的で面白い。 スマイル・ペコさん 7点(2003-05-29 02:06:49)

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【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 6.77点
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536.82% line
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71636.36% line
8818.18% line
912.27% line
1024.55% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 1.00点 Review1人

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