みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.貨物列車への無賃乗車に命をかける男と、それを命がけで阻止しようとする車掌との、命がけの戦い。って何に命かけてのよ~。無賃乗車の帝王学。たかがタダ乗り、リー・マーヴィンはいったい何をとくとくと自慢げに語っているのやら。⇒そこがいいんです。あまりにも価値観に一般性がないので(笑)、信念が生き、対立が生き、アクションそのものが生きる。ただ、この作品、「列車モノ」という非常に魅力的な題材な訳ですから、もうちょっとしっかり列車に乗ってて欲しいなあ(下車し過ぎ)、というのは完全に個人的な好みの問題ですが。あと、「ここはコミカルなシーンなんです」と変に念を押すような音楽の使い方って、コレ、どうなんでしょうか。ユーモラスなシーンはちゃんとユーモラスに撮れてんだし、ちょっと音楽はくどいですかね。何にしましても、さすがなのはボーグナイン、『コンボイ』にしてもそうですが、このヒト、打算を超えたサディストの役をやったら、ピカイチですね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-13 07:31:18) 6.無銭乗車を生きがいとする「ホーボー」と呼ばれるホームレスと、彼らを乗せまいと襲撃する鉄道員の争いなんですが、冒頭で登場するアーネスト・ボーグナイン扮する鉄道員のホーボーを殺してしまうやり方が病的なんです。 私にとってアーネスト・ボーグナインって、「ポセイドン・アドベンチャー」のイメージが強く、怖いけどいい人って感じだけど、ここまでくると、最後は勧善懲悪に徹しないとエンディングにつなげないんじゃないかなぁって思っちゃいました。 ホーボーにはホーボーなりにふさわしい生き方があり、リー・マービン扮するカリスマホーボーと、彼の後をついていく若者の生き方に私達は違いを見出していきます。 時代は1930年代、世界大恐慌。 男の生き方とは何ぞや?という、いかにも70年代に作られた素晴らしい作品だと思います。 音楽が素晴らしいです。後味もいい。でも邦題が最悪…。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-11 03:11:36) 5.無賃乗車を絶対許さない車掌と意地でも無賃乗車をする男の戦い、、て書くとコメディですね。でもひたすら熱い男同士のバトルが描かれる。この車掌が容赦ない。無賃乗車した者を殺しちゃうんだから。この二人以外に重要な役回りで一人の調子のいい詐欺師が絡んでくるのだが、結局この3人は最後まで出会ったときの関係のままで何も変わらない。主人公と詐欺師の間に親子、あるいは師弟のような関係が芽生えてきそうな展開はあるが、結局何も生まれない。ストーリーに抑揚がないのだ。主人公と車掌の関係はどうだろう。こちらも男の喧嘩にありがちな敵ながらどこか通じるものを見出したり認め合ったりといったものがありそうな展開を見せるも、やっぱり何も生まれない。ストーリーに抑揚がないのだ。なんで高評価なのか知らないが、ストーリーは全然面白くない。あえてストーリーの抑揚を抑えてひたすら男の意地のぶつかり合いだけが延々と映されるのみ。しかし、だから面白いのかもしれない。いかにもアルドリッチ的男くさい映画。 【R&A】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-08 12:06:13) 4.ボーグナインが憎ったらしい。エアーウルフの気の良いおっさんとは180度違う。北国のくせに暑苦しい男たちの話。 【ロカホリ】さん 7点(2003-10-09 22:53:15) 3.1930年代の大恐慌時代。L・マービン扮する「北国の帝王」と呼ばれるホーボー(流浪者)が、ひたすら列車の無賃乗車を敢行しようとし、鬼車掌のシャック(A・ボーグナイン)は力ずくで阻止しようとする。漢と漢のがちんこ勝負のぶつかり合いが全編続く。長い鎖を武器に、次々とホーボー達を列車から叩き落としてゆく、ボーグナインのむき出した歯が恐い。大恐慌、オーキー、ホーボー、Route66、スタインベック、「怒りの葡萄」禁酒法、ボニー&クライド・・・大好きですこの辺り。 【バイクボーイ】さん 7点(2003-02-13 17:16:15) 2.リー・マービンにアーネスト・ボーグナイン!女っ気まったくなしの男臭い映画ですね。初見はまだ大人になってなかったので、時代背景や演出がよく理解できなかったのですが、この不況の時代に見ると、けっこう考えさせられるものがあります。しっかし、走っている機関車から無賃乗車の連中を蹴落とすというのは凄いですよね。有無をいわせないそのやり方が、いかにも当時のアメリカという感じです。今ならきっと、とっつかまえて裁判にでも掛けて、損害賠償請求でもするんでしょうね。男臭い映画を見たい人は必見です。 【オオカミ】さん 7点(2002-07-15 07:52:07) 1.友人から「にわとりで車掌と無賃乗車犯が殴りあうのどかな映画」というわけのわからない感想を伝えられ、興味を引かれて見たのですが、とてもなんと言うか。。。気合の入ったパワー溢れる作品でした。人間くだらない事にこれほどまで熱くなれるんだなぁ、と妙な関心をしてみたり。冒頭ののどかな音楽の中で車掌が無賃乗車犯を蹴り落とすシーンがやけに印象深いです(笑 【aki@HCR32】さん 7点(2002-03-22 23:26:41)
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