みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.仁義なき戦いを警察側の視点で描いた作品、といったところか。 菅原・松方コンビ(主には松方)が、政官財の癒着構造に刃向かい、敗れ去っていく様が描かれている。 ただこの主役コンビも主人公然としているが悪人そのものであり、しがらみや情誼を捨て切れず、重大な局面では理性が働かず、分別を失くして暴走するしかないという、実にしょうもない悪人たちなのだ。 菅原演じる刑事も、正義や悪についての一筋縄ではいかぬ哲学を持っているのかと思いきや、銃が撃ちたかっただけという理由で警察に入ったとしか語られない。観客側としては彼が(ある程度の悪を許容しつつも)犯罪に立ち向かうといったカタルシスが欲しいのだが、この映画はやはり実話路線だからか、そういった方向には走らない。実にほろ苦い展開に走るのである。 政官財の癒着は、反逆者二人を無残に葬った。ただ、その反逆者たちも振り返ってみれば葬られて当然と言えるような、どうしようもない男たちだった。 この映画を10点とするには、もう少し菅原文太の刑事としての活躍が欲しかったかもしれない。 【nakashi】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-05-28 19:06:06) 8.緊張感ある場面が続き、一気にラストまで持っていかれる。警察とヤクザの癒着がえげつない。文太さん渋すぎる。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-05-12 23:34:15) 7.豪華な出演陣、迫力ある演技など 引き込まれる要素が多いけれど、文太さんがあまりにヤクザ・チックなので、ちょっと冷めてしまいました...。警察ってあそこまでヒドイ、あるいはヒドかったんですかね? 知らない私がウブなのか... 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-04-29 23:51:13) 6.ヤクザと警察官をしっかり描いた力作。台詞回しの小気味よさは、ほんと聞いてて気持ちがよい。まるで「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」のようなタイトルで、ちょっと割を食っている作品だと思う。シネマレビューの高得点を知らなければ見る機会はなかっただろう。レビュワーの皆さんに感謝。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-01 01:49:00) 5.これもいいねぇ。 【ジダン】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2007-11-06 17:46:14) 4.うねる!力強く下品でじたばたし命をかける男たち。この頃のヤーさんたちは生活感バッチリありまする。オールスター睨みのきく芸能人大会という感じで面白かった。毎度リアクションの大袈裟なところは片腹痛し。 【チューン】さん 7点(2004-01-16 01:06:01) 3.90年代後半、大学生のときになんとなく借りて見たなかでは面白かった記憶があります。よく覚えてないですけど。 【MASH】さん 7点(2004-01-03 13:56:48) 2.実際にも、捜査四課と暴力団の関係は、独特のものがあるようです。それを殊更に肯定したり否定したりするのではなく、各々の立場と感情のぶつかり合いのドラマに仕立てており、特に後半の緊迫感はかなりのものです。 【鱗歌】さん 7点(2003-09-27 22:02:56) 1.完全なエンターテイメントではなく確かに考えさせられる部分もあり、これぞ深作映画って感じ。似たような作品だけど「やくざの墓場―くちなしの花」もお勧めだよ。 【THE HAUNTED MADE ME DO IT】さん 7点(2003-05-14 18:31:49)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS