みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
13.「特別編」と「特別でない編」とを厳密に比較したわけじゃないけど、シーンの追加で、なんだかちょっとポエムな作品になりましたねえ。 でも、実はもともと、こういう作品なのかもしれんなあ、と。そりゃまあ、テーマとしては、殺し合いが最初から最後まで行われる殺伐とした作品、ということになるのですが、実際はその殺し合いの多くは主人公のあずかり知らぬところで発生している、という点では妙なオハナシ。殺し合い以外にも、自殺しちゃうヤツもいて、実際、殺し合いには違いないものの、どこか、クラス全員が集団自殺に追い込まれていく姿、のようにも見えてきて。 という、いささか求心力には乏しい一種の群像劇、緊密さばかりでなく、こういう、少し弛緩したようなポエムな空気もあってもまたよいのでは、という気もいたします。 それにしても、当時、政治家も問題視したこの『バトル・ロワイアル』、まさかこの出演者の中から、後に政治家が出てくるとは、思わなんだ。勿論、キタノ先生のTV番組(元気が出るテレビ)にメロリンQで出てた頃は、さらに思わなかったけど。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-12-19 13:58:46) 12.北野はカメオ出演と思っていたが、主役を食うくらいのインパクトと露出だった。 尺の制限・多くの新人の起用などハンデがありながら、アラをうまく隠してよくまとめたなと思った。 もう5分くらい足して桐山の過去も欲しかったかな? 【たんたかたん】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-02-11 01:09:51) 11.いわゆるカルトムービー。善良な大人達がメディアの騒ぎに乗ってしまい、却ってこの映画の観客動員に協力させられたという滑稽なエピソード付き。思春期の子供達が閉塞した状況で、生き残りを掛けたルール無用の殺し合いをする、というケシカラン設定はまともな国では製作不可能。(子供に見えない生徒もいっぱい出ていたが…)他でやらないのだから、この設定だけでもある程度成功が約束されたようなもの。もっとも、殺し合いの描写が監督の故意なのか、力量の為なのか漫画チックで、例え残忍な場面でも生々しさというより、滑稽さと一種のエロティシズムが漂っている。何発撃たれても、死なずに数秒粘っていたりして、映画というより漫画。演技も一部を除いては悲惨なレベル。設定が大人だったら、ただのいつも三流日本映画。なんだか良く意味の分からない字幕も必要ないと思うのだが。 【lafish】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-13 03:48:20) 10.「中学生同士が殺しあう」というセンセーショナルな設定ゆえ、良識ある大人から批判を浴びてしまうのも仕方が無い。自分も子供に積極的に見せたいとは思いませんし。ただ自分が観る分には全然OKでした。IFの世界だから。どんな無茶苦茶な設定だってあり得ます。それに本作は、殺し合いを是としていない。主人公たちは、ルールに盲目的に従うことを拒否しています。善悪の判断を他人に委ねていない。これって重要だと思う。ですから本作には肯定のスタンス。また原作ファンという立場で感想を述べます。バトルロイヤルの特徴は、ルールはオモシロイが実際にやるとツマラナイということ。これは本家プロレスのバトルロイヤルを観たことがある人ならよく知っている。戦いの焦点が定まらず散漫になりがち。しかも映画の場合、2時間程で40人近く殺さなくてはいけません。そもそも無理がある。その点を考慮すると、何人かの主要キャラを中心に上手くエピソードを重ねていると感じました。配役も概ね良好。映画オリジナルの教師キタノも、物語に一つの軸を提供しています。エピソードの扱い方や演出に不満が無い訳ではありませんが、よく纏めたなと。オリジナル公開版よりも本作のほうが、より強くそう思います。(感想はこちらに書いたので、オリジナルの書き込み消去。ちなみにオリジナルの点数は6点です。) 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-19 18:33:53) 9.原作も既読済みで観ました。う~んやっぱりこの時間で圧縮すると、ほとんどの生徒がバッサバッサ死んでいくから主要キャラ以外覚えてる暇もないですね~。光子役の柴咲コウはあの女豹のような目つきが印象的ですごくあってたと思います。 【尤紀ё】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-17 18:01:12) 8.大きな違いは感じなかったので、ノーマル版と同じ点数で・・・。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-21 17:25:18) 7.たった8分位の後付けエピソードなら、初めから本編に入れといてこっちをオリジナルにしても良かったのでは?そしたら「特別編」なんて名前で再発売して「あ、追加はこれだけ?」みたい不満を持たれないのだろうけど・・・。多分映画のテンポとか上映の回転を上げるとか、DVD発売時の二次売上や話題性が計算されていると思うのですけどね。でも典子と北野の夢とか、仲が良かった頃のクラスのバスケの追加シーンは良かったと思う。特にバスケのシーンは「2」でも短からず本編の最初にクラスのラグビーのシーンを入れてる事からも、そのクラスの普段の仲の良さの演出が、残酷な殺し合いの描写の対比による緊迫感も増したのではないかと思った。元々が結構面白い映画なので特別編にも7点献上。「R-15」表示もぶった切って深作先生の魂も感じるし。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-25 11:00:44) 6.奪う女は美しい!走り続ける女はカッコイイ!ただただ男に庇護されてるだけの女は・・・、分が悪い。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-29 10:44:30) 5.そもそも原作者の”中学生同士を殺し合わせる”という発想が出る事自体、私には全く理解出来ない。それも法律で行うという。従って、この映画のメッセージなど考える気は更々無いし、自分を同じ立場に仮定することも無い。深作ファンの私としては、純粋に過激なアクション映画として楽しんだだけである。一番の問題は、公開前にマスコミが暴走し、興味を煽り一般大衆映画ようにしてしまった点にある。 【まさサイトー】さん 7点(2003-12-24 00:36:51) 4.飽きずに最後まで見られる邦画。受け手によってメッセージは違うものになるんだろう。北野武は個人的には合っていなかったと思う。しかしこれをR-15指定にしてしまうことでこの作品の対象であるはずの世の中のティーンが見られないなんてそりゃ深作監督も心外だろうよ。こんなもんより悪影響を与える題材はもっと他にあるっつーの。 【ブルー・ベア】さん 7点(2003-11-03 00:40:44) 3.基本的にはオリジナルとなにも変わらない。バスケシーン、光子の幼少時代、レクイエムくらいか。バスケシーンは勝利後の光子が良かった。光子の幼少時代は、う~ん・・・わざわざ挿入するほどのものかな。光子がなぜあんな風になってしまったのかは分かるけど、光子だけそれを克明に描くこともよく分からない。桐山の方がよっぽど謎なわけで。レクイエムは、典子とキタノの会話シーンがあった。オリジナルでは無音で挿入されていただけで意味不明だったので、まあ良かった。 【智】さん 7点(2003-11-02 03:09:50) 2.皆さんとほぼ同意見です。設定は面白く、その他の要素はまあまあ。42人のキャラを描くには2時間は難しい。殺し合いよりも異常さを感じたのはオープニングのマスコミの姿だったかも。 【5454】さん 7点(2003-06-30 02:03:59) 1.2が近々上映されるらしく気になって見てみたら、原作を知ってる人は色々文句があるみたいだが、知らない私は結構楽しめました。色々問題になった、殺し合いのシーンは役者の経験不足のせいか引き締まりにかけていたと思う。しかしその部分を埋める、山本太郎や柴咲コウなどの役者陣に魅せて頂いた。大人の不条理さ若者の憤りが生んだ日本映画。明日の日本は何処へ行くんでしょうか・・・? 【浜村 純一】さん 7点(2003-06-23 19:09:31)
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