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安城家の舞踏会

(安城家の舞踏會)
1947年【日】 上映時間:89分
ドラマモノクロ映画
[アンジョウケノブトウカイ]
新規登録(2003-10-05)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-10-05)【にじばぶ】さん
公開開始日(1947-09-27)


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監督吉村公三郎
キャスト原節子(女優)安城敦子
滝沢修〔男優〕(男優)安城忠彦
森雅之(男優)安城正彦
逢初夢子(女優)安城昭子
日守新一(男優)由利武彦
清水将夫(男優)新川斉三郎
神田隆(男優)遠山庫吉
殿山泰司(男優)家令吉田
竹久千恵子(女優)千代
津島恵子(女優)新川曜子
岡村文子(女優)春小路正子
谷よしの(女優)舞踏会の招待客
紅澤葉子(女優)舞踏会の招待客
原作吉村公三郎
脚本新藤兼人
音楽木下忠司
撮影生方敏夫
製作小倉武志
配給松竹
美術浜田辰雄
梅田千代夫(美術助手)
編集杉原よ志
大沢しづ(編集助手)
録音妹尾芳三郎
西崎英雄(録音助手)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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4.没落華族の最後の舞踏会を通した人生模様。舞台を安城家から動かさず重厚に描かれている。
まず、戦前まで、働かなくて裕福に暮らしていたこんな人達がいた事が興味深い。
そして、なんと言っても原節子の美しさに尽きる。ハリウッド女優を思わせるスタイルの良さ、大柄な顔の作り。
この時代にこんなにノースリーブのワンピースが似合う日本女性が他にいただろうか?
滝沢修、森雅之の、脆弱だが品があり退廃的な佇まいも素晴らしかった。
出戻り姉さんの元運転手に対する気持ちの変化は、いまいちよくわからなかった。
30年以上前に観た時に比べて、今回何故か少し退屈に感じた。 とれびやんさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-24 22:41:20)

3.ラストの父と娘(敦子)のダンスする足元からカメラが左に向かっていき、カーテンの裾がヒラヒラして、さもカーテンまでがダンスしてるかのように魅せる演出を、戦後間もなくの作品で行った監督さん凄いと思いました。綺麗すぎる気もするが、出演陣が個性派揃いの中、見事90分にまとめたなーと。殿山さんがなかなかのご馳走役。しかしこのあとどうやって食っていくんだろう?身体一貫で稼いだ金で安城家を救った遠山に頼るのかな?ちょっと遠山を演じた役者さんの雰囲気がバナナマンの設楽に似てて可愛かったです(笑) まさかずきゅーぶりっくさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-12 10:01:33)

2.いかにも敗戦後すぐ製作されましたっていうのが一目瞭然の民主主義礼賛的ストーリー。純日本的な部分とバタ臭い(←すでに死語になっているらしい、試しに使ってみて下さい)部分がないまぜ状態になってしまっていて観ていて居心地が悪い。ただ観客の度肝を抜くようなワンショットがクライマックスに用意されている、それ故昔観た時からずっと記憶に残り続けている映画のひとつ。でもよく考えたら監督がテクニシャンの吉村公三郎、最初から狙っていたとしか思えない。見事罠にはめられたみたいでなんか悔しい。原節子は問題なく美しい。斜陽貴族の主張するお嬢様というキャラクターは後の木下恵介監督「お嬢さん乾杯」にも受け継がれていく・・・。 放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-10-10 16:10:03)

1.戦後の没落貴族の最後の夜を舞台に、それぞれの立場も変わっていく時代の流れを描いている。貴族で家柄が良くても借金で家まで手放すことになる当主に滝沢修。長男の森雅之は新興成金の娘との婚約も取り消されてしまう。かつてのお抱え運転手は運送会社の社長になっていて、憧れだった令嬢とも今は対等に求愛できる。絶望した当主は自殺しようとして次女(原節子)に止められる。「困難でも生きて行きましょう、またいいこともあるわ」という彼女だけは運命を素直に受け止め、前向きな姿勢がある。時代が変わる時の人の立場の逆転を鮮やかに見せてくれる。 キリコさん 7点(2003-11-23 18:08:33)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.93点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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