みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
32.前半あんなに面白いのに後半急にしぼむのが気になって、原作読んでみましたよ。そしたら原作がそもそもそうなんだな。前半ではスカーレットやバトラーが「個人」として実に生き生き描かれているのに、後半では「我々南部人」の物語に埋没してしまっている。それも典型的な歴史修正主義のレベルで、困ったもんです。驚いたのは、なんとなく曖昧にボカされていた部分が、原作でははっきりKKK団として登場していることで、これは『国民の創生』の時代ならともかく、30年代後半ではそのままKKKを善玉として映画化できないわなあ。そういう苦慮による屈折が映画の後半の不自由さを招いていたよう。あとで黒人俳優にオスカーを贈ったのも、何らかの配慮が働いたのかもしれない。それにしてもこういう反動的と言ってもいい原作をモダニズムの時代に発表できたアメリカの懐の深さは、皮肉でなく立派(原作出版は30年代半ばで、たとえば推理小説を古い邸宅から都会に引きずり出したエラリー・クイーンの『Xの悲劇』のほうが古典なの。時代関係で言うと、幕末を舞台にした「鞍馬天狗」がモダニズムの時代に書かれていた日本と似ている。だからこのフィルムも、国民古典文学の映画化じゃなくて、ちょっと前のベストセラーの映画化ってわけだった)。やがて敗戦国となる同時代日本の、予言的な映画として見ると興味深いです。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-28 09:54:14)(良:1票) 31.とにかくドラマチックな展開に富んでいる。 4時間近い上映時間を考慮すれば、ほとんど大河ドラマ。 どんな苦境に直面しても強く逞しく生きるというのが、この作品のテーマになっているのだが、 全体のストーリーは、お金のかかった昼メロドラマというイメージに近く、 終盤近くでお話をバタバタ詰め込み過ぎた点と、あっさりした結末を迎えるラストも印象が悪い。 シナリオの完成度は低いが、配役、演出、映像、音楽に関しては申し分なく、 これが昭和14年に作られた映画かとびっくりしてしまう。 映画好きなら一度は観ておく作品なのだろうが、どちらかと言えば女性向けの内容。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-23 04:11:17)(良:1票) 30.1939年というのが何よりも信じられない。 【akila】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-21 18:29:50) 29.結構おもしろかった 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 7点(2010-11-24 20:15:42) 28.やっと見れました。4時間近くある超大作。でも全然飽きずに、寝ようと思いながら結局見てしまいました。スカーレットがこんな女だとは知りませんでしたが・・・。最後30分くらいで、バババッとストーリが進み、最後、意外に立ち直りが早すぎて、ちょっとびっくり。スカーレットの、「今は考えられない・・・明日考えよう」というせりふ、途中にもありますが、明日じゃ遅いやろ!と最後は突っ込みそうになりました。 周りのキャラクターも、愛すべき人たちで、ドラマとして厚みがあります。 メラニーもスカーレットも、美しい! 【しゃっくり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-22 01:04:05) 27.日本で劇場公開されたのは戦後になってからだそうだが、シンガポールなどの東南アジアでは戦前にこの作品は公開されていたようだ。それを見た日本人は、あまりの大作さゆえにこれから敵に回す国の強大さを悟り、彼らの中では戦う前から日本の勝利の望みまでもが風と共に去りぬだったそうな。 【きーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-22 20:37:27) 26.長編なので、学生時代にお正月にみていました。納得できない南部女性の強いところがありましたが印象はとても深いです。 【HRM36】さん [地上波(字幕)] 7点(2010-07-21 20:51:45) 25.スケールの大きい偉大な映画かも知れないが、本能だけで生き周りを蹴散らすお嬢様ビッチなスカーレット・オハラに感情移入することは大変むずかしく、ラストも懲りない女としか映らない。(ヒロインや原作者が米国南部の女性であることも起因していると思われ、北軍が悪者なのも気に入らない)そのためマミーやレットのような魅力的な人物を備えながら自分にとって大事な作品とはいえないし、メラニーについては自分が彼女をどう思っているのか判然とせず。 【レイン】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-06-19 01:18:11) 24.家族で鑑賞。名作というより大作ですね。話自体はそこまでスケールが大きいわけじゃないのに、すっかり圧倒されました。タイトルは「風と共に去りぬ」だけど、スカーレットは傍若無人に振舞い周りを巻き込んだあげく最後は一人なんか開き直ってるあたり、まるで嵐か台風みたいな人物だと思いました。台風が過ぎた後の空はとても綺麗ですが、私も鑑賞後はものすごく疲れたけど同時に妙にすっきりしてしまいました。はっきり言って二度と見たいとは思わないけど、死ぬまでに見れて良かったとも思います。 【深々】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-04 17:23:12) 23.これだけ重厚で華麗な作風でありながら、同時にスピード感とテンポの良さをも備えているのが素晴らしい。とても70年前の作品とは思えません。4時間ほとんど出ずっぱりながら最初から最後までテンションを維持し続けているヴィヴィアン・リーのパワーとオーラも凄い。また、ゲーブルもそうなのですが、台詞は割と仰々しい言い回しのものも多いのに、それを自然にするっと言ってのけて、しかもそれを時間をかけて応酬してくれるものだから、見ていてとても心地いいのです。ただし、この2人+オリヴィア・デ・ハヴィランド以外の俳優陣には、もう少し個性が欲しいところでした。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-10 00:42:16) 22.この映画は、休憩をはさんで前後の2部構成になっていて、 前半と後半では別の映画と言ってもいいくらい印象が違っている。 前半は、南北戦争を題材に、上流階級の壮麗な暮らしぶりや 大量動員のスペクタクルなど盛り込んだ史劇で、 名作と呼ぶにふさわしい迫力。ただし、直接的な戦闘シーンはない。 後半は、前半からかなりスケールダウンし、チープなテレビドラマ風の仕上がりで とってつけた続編のような印象を与える。 スカーレットの感じの悪さばかりが目につき、突っ込みどころも前半よりはるかに多い。 後半のスカーレットは女帝のようにふるまうけども、 後ろ立てもなしに女帝でいられるわけがない。 レットは大金持ちだが、具体的にどのようなビジネスで稼いでいるのかが 作中で説明されていないのでは、少女漫画の王子の域を出ない。 最低な性格のスカーレットと対照的に、メラニーは理想的な性格として 描かれているけども、それぞれの性格が形成された要因について 作中で説明されないのも残念。 ラストのまとめ方も強引で、後半だけなら名作と呼べるほどのものは感じない。 前半8点、後半5点。後半はつまらないので見なくていいかも。 【且】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-01-21 13:43:25) 21.なんちゅう性悪女!って感じなんですけど、どこか憎めない。可愛い。とにかく、こんな女が身の回りにいたら迷惑だろうなあ。さてストーリーの方は、スカーレットの波瀾万丈の半生を描いた挙げ句、結局つまり何だったんだよというようなラストシーンですが、途中は見事に引き込まれました。面白い作品だと思います。 【(^o^)y-~~~】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-30 21:29:52) 20.土地さえ持っていれば大丈夫というアメリカ開拓時代から脈々と受け継がれてきた神話を刷り込まれ女の悲劇、同時にその根拠のあいまいな神話をかたくなに信じる強さ(信じるものは救われるじゃないけど)ゆえにどんな波乱をも乗り越えてゆけた女の人生賛歌。という見方をしました。波乱に富んだ物語を完結させることなく、この「強さ」を再アピールして終わらせるというとんでもないエンディングに呆気にとられました。あまりにも明確にキャラ分けされた登場人物たちというのがいかにもハリウッドなのですが、「これがハリウッドの映画だ!」という堂々ぶり、とくに医者を単身探し歩くスカーレットをカメラが徐々に引いていったときに映し出される惨状の画の圧倒感、火薬庫に火がまわるときの迫力、ともに「真似できるものならやってみろ!」というハリウッドの威厳みたいなものを感じ、ただただ感心。映画は監督のものではなく製作者のものという映画が芸術であることを拒絶したような図式を確固たるものにしてしまった感もあるが、それでも制作意欲が尋常でないことはじゅうぶん想像でき、大衆娯楽の王様的な輝きを持ったこの作品には敬意を表する。 (追記)スカーレットの人格に対してもそれほど嫌悪感は無かった。強がってわざと他の男と遊ぶ様とか酔っ払って香水で口をゆすぐ様とか可愛かった。こうゆうシーンをちょっと大げさにユーモアを込めて描写するあたりが良い意味で抜けめ無いハリウッド映画だと思いました。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-27 12:45:14)(良:1票) 19.後の全ての恋愛映画に影響を与えたと思われる、記念碑的大作。しかし、65年も前の映画とは…。今観ても全然古臭くないところがすごいです。ちなみにヴィクター・フレミング監督が、本作と同じ年に公開しているのが「オズの魔法使」です。化け物か…(((゚д゚;))) 【金子淳】さん 7点(2004-08-06 23:12:10) 18.何がすごいって、タイトルバックがすごい。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-07-08 12:55:29) 17.展開早すぎ。 【コジコジ3】さん 7点(2004-06-24 08:17:10) 16. 【veryautumn】さん 7点(2004-01-08 16:04:43) 15.何度も見ているのに点数を入れてなかった!ビビアンは美しいし、クラークゲーブルも美しい。クラークゲーブルなんて私の中での名前は「レッド」それだけ印象的です。 でも何度見てもスーカーレットがアシュレーに何故あそこまで惹かれるのか?人間 自分に持っていないものに惹かれる習性なのだろうか? 映画を見ながら「レッドの方がアンタにゃー合ってるよ」と何度スカーレットに教えてあげた事か。 本当の愛を見つけた時には、その最愛の人が去っていくのだけど彼女は強くたくましく生きていく事でしょう。 【あずき】さん 7点(2003-12-21 18:05:32) 14.主人公であるスカーレットは非常に個性的な女性。破天荒で自己中心的、わがままで計算高い。一見どうしようもない女性のようだが、彼女は「強いハート」を持っていた。その強さこそが最大の魅力で有り、人を寄せ付ける力を持っている。一方メラニーは正反対の女性で、やさしくつつましく穏やかな性格。人の「良いところ」を見ることのできる女性で、スカーレットの「良い部分」を見つける。お互い自分にないものを持っている者同士が馬が合うのも分かるような気がする。 もっと沢山レビューを書きたいが、疲れてきました。あとは「明日考えよう」。 【おはようジングル】さん 7点(2003-12-05 18:02:41)(良:1票) 13.ラストのセリフで何度勇気づけられたことか。ひとつの歴史をみているような壮大な映画でした。大きなスクリーンでみる夕日にはえるシルエットのシーンは壮観でした。 【omut】さん 7点(2003-07-27 04:10:47)
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