みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
21.これまでフランス映画とは相性が悪かったのですが、この作品は良かったです。全体に流れる空気感が妙に魅力的で、最後まで引き込まれました。ストーリーや表現にそれほど興味を感じたわけではないのに、フランス映画+アラブのダンス音楽が創り出す独特の雰囲気に酔ってしまったようです。マチルド役の女性もすごくきれいで妖艶で素敵でした。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-08 17:47:58) 20.パトリス・ルコントを世に知らしめた作品。 ゆらゆらとした空気に満たされ至極映画らしいが、最後寂しさはあっても哀しくも切なくもないのは、彼らが所詮自身の幸福しか頭になかったからか。 偶像を崇拝する男は夫とはなりえず、注がれる愛だけが命の糧である女も妻とはなりえないのだろう。 濃密な肉体と希薄な精神から成る変化を赦さない愛は、閉じているがゆえに育つこともない。 マチルダにとり重要な言葉を告げる客の髪を洗う彼女に触れるアントワーヌは「官能的な理髪師である女を愛する男」を象徴するシーンなのだろうけれども、画的には珍奇でいただけない気がする。 マチルダは満月の欠けるのを畏れた女、年を重ねても少年のエロスを抱き続けたアントワーヌは彼女との10年のためだけにそれまでを生きてきた蝉のごとき男。 彼の人生の夏の日は永かったのか、短かったのか。 「天井にひびが入ってる」僅かな亀裂を気に掛ける彼の言葉には予兆の響きが感じられた。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-09 00:00:03)(良:1票) 19.愛し、愛され幸せすぎた故に、それを維持する事の難しさを考えると前途は無いのも同然と何とも贅沢な悲観に苛まれ自ら死を選ぶ美しき妻のまさかの行動にはビックリ!実際にこんな夫婦がいたら素晴らしいと思いますが!? 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-12 22:55:45) 18.奇妙な暗黒舞踏も、艶かしいエロ描写も、フランス映画というフィルターを通して見るとなんだか哲学的に思えるから不思議です。 願いは思い続ければ必ず叶うというあり難い教訓の込められた素晴らしい作品でした。 僕も髪結いの紐になりたいと思いました。 あと、おっぱいは素晴らしい。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-05 12:12:31) 17.シュールだけど時々楽しい。 【Sleepingビリ-】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-05 22:12:57) 16.2人の間に「愛してる」という言葉がないが、お互いが愛し合ってるのを分かりきってるかのように観ていてとても幸せそうなのが微笑ましかった。旦那さんを失うのが怖いから今のままでいたい気持ち分からなくはない。でも、旦那さんがずっと座っているだけじゃ食っていけないのでは?いくら幸せといえどもねぇ。。ちょっと現実的な考えだったり。 【アンナ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-18 20:16:18) 15.エロチックでコミカル。この一言につきる。 【PAD】さん 7点(2004-06-04 21:16:08) 14.なぜ彼女は自殺したのか? 養老院にいる元床屋の主人の語る老人たちの話、床屋に来た客が話す「死」の話、去っていく客の背中が丸くなった、「年をとったのさ」「人生って嫌ね」。この上なく愛してくれているがだんだん年老いてくる自分を同じように愛してくれるだろうかと不安になったのか。それとも多くの人が言ってるように老いる前に幸せのまま死にたかったのか、、、また残された亭主が「妻が戻ってくる」というのは狂ってしまったのか?願望なのか、、答えは示されていないので自由に想像できる、というかするしかないがどうもそのあたりはよく分からない。男は文字通り髪結いの亭主でヒモ状態なのか、とか他にもよく分からないところもある。(まぁどうでもいいかもしれないけど)太った床屋の体臭が好きで夢は髪結いの亭主という風変わりな子供時代、その夢がかなった男の風変わりなこの話を理解できるわけではないけれど、官能的でおかし味もあって感覚を刺激すると言うのか妙に印象に残る。 【キリコ】さん 7点(2004-04-11 23:26:10) 13.彼女だけがすべてで、他は何もいらないという主人公の気持ち、とてもよくわかります。私の少年時代、髪を切られるのはあまり好きではありませんでした。でも、近所の床屋に美人のお姉さんがいて、彼女が担当の時は、後頭部に当たる胸の膨らみにドキドキしたものでした。だから、他人事とも思えません(笑)。といっても今の私は髪結いの亭主ではありませんけどね。インド音楽に合わせて奇妙な踊りをする彼は、きっと幸せだったんでしょう。気持ちを冷凍保存できたら、彼女もあんな選択をしないで済んだのかもしれないけど、実際はそんなこともできないから、仕方なかったのかなあ。でもねえ・・・。 【オオカミ】さん 7点(2004-01-24 15:03:12) 12. 【愛人/ラモス】さん 7点(2003-11-17 15:43:45) 11. 【pied-piper】さん 7点(2003-10-23 20:47:27) 10.歳をとるって嫌ね・・と、あの女性はそう言ったが、彼女は愛する夫に愛され続けたかったのだ。しかし夫婦は、年齢を重ねるごとに愛人同士から、共同生活者へと移行するのが現実だ。彼女はそれに耐えられなかったというわけだと考える。 【花守湖】さん 7点(2003-10-14 19:14:24)(良:1票) 9.奥さんは旦那のことすっごい好きでたまらなくて自殺したのよね。そんな人は結婚なんかしちゃだめだって。残された旦那はどうやって店を切り盛りするん?そんなことまで考えないで刹那に突っ走っちゃうのが恋なんよねぇ、きっと。個人的にはあのダンスの曲がお気に入りでCDがわかれば買いたいとさえ思ってます。。 【kurupis】さん 7点(2003-07-31 20:59:25) 8.インド音楽で踊っていたオジさんが印象に残りました。あんなに美人な奥さんなのに、自殺するとは...多分、精神病です。でもフランスって狂気の愛的なものが好きですから、あぁいう展開になったのでしょうか。 【こがね】さん 7点(2003-05-31 00:07:59) 7.彼女は”今”を永遠にしたかったのだろうか。それとも”これから後”が彼女にとって耐えられないものだったのか。幸せとは何も結婚して子供作って楽しい家庭を築いて・・・だけじゃないんだね。ある種の人たちにとっては。最近になって・・・この年になってようやくその事が解った。けど、ラストはなぁ・・・踊ってる場合か! 【シュールなサンタ】さん 7点(2003-04-01 18:28:57) 6.二十歳前後の頃に初めて観た時は、全く理解できなかった。少し年を取ってから再度観直したらその深さを楽しめるようにはなった。でも幸せなうちに死を選ぶ妻の行動は未だに理解できない。だって残された夫に対してあまりに残酷だよ、ああいう独り善がりな行為は。30代になったらもう一度観てみようと思う。 【カテキン・スカイウォーカー】さん 7点(2002-12-14 08:03:12) 5.詳しい内容は覚えてないけど、ラストの女性の行動は、共感できます。自分勝手なのかもしれないけれど、幸せの絶頂というのは、その後の事を考えて不安になって、いい時のまま消えてしまいたくなるという女の心情が、この年になってやっと理解できました。 【みゆう】さん 7点(2002-06-20 22:25:48) 4.あんな女いねーかな?自殺したらいやだけど・・・おふらんす的な雰囲気が出てるフランス映画でした。 【ハイスコア75】さん 7点(2002-05-18 23:43:07) 3.この雰囲気、結構好き。こういう人生も楽しいだろうな。眠れない夜にこういう映画を見るのもイイかも。 【キャリオカ】さん 7点(2002-03-27 18:01:15) 2.なぜか私には徹頭徹尾コメディに見えて仕方なかった。妙なダンスといいサクランボのついた海パンといい、とにかく笑える。質の高い映画なのはわかったが私には奇天烈なコメディという印象だった。 【なな】さん 7点(2002-03-12 13:35:09)
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