みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
10.乾いた暴力性とそれに背反する情緒を表現することに成功している。 ウンガロに身を包み、ピンヒールでニューヨークの街を走り回るマフィアの元情婦グロリアが、とにかくカッコいい。決して美人ではなく、愛想笑い一つしない彼女の、タクシーを呼び止める姿、38口径リボルバーを構える立ち姿、問答無用にブッ放つ姿に、思わず惚れ惚れとしてしまう。 「腰抜けめ!それでも男か、かかってこい!」もー鳥肌モンだ。 どうにも解釈のできるラストシーンだが、恐らく鑑賞者の多くが、そこに、ある祈りを込めるに違いない。 ラストの静止画で、グロリアは初めて穏やかな笑顔を見せる。 「自分の人生をしっかり引き受けなさい。」グロリアがそう言っているような気がした。 【ヒロポン】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-12 12:31:15) 9.地下鉄の中で、ホテルの部屋で、タクシーからガキを捜しながら、グロリアさんは、きっと、あたしは何で、こんなバカなことしているんだろう、ってずっと苦笑いしているんでしょうね。、、、、、、、一番好きなのは、ギャングのボス達のいるホテルに乗り込んで、白いテーブルで煙草を吹かしながら、一対一で話すシーンです。この時、グロリアさんは、自分はバカなことをしているとは、もう、きっと、思っていません。自分の命と引き替えにあの子を救う、という決意と緊張感に満ちています。私は、拳銃を撃ちまくるグロリアさんよりも、この時のグロリアさんの方が数段かっこいいと思いました。、、、そしてぐっと赤ワインを飲み干す。ああ、これがグロリア流の最後の晩餐なのかと思ったのですが、、、、、。ところで、お前には母性本能は似合わない、ほにゃらら、とギャングに語らせています。誰が見ても、母性の目覚めと見えるのに、わざわざそう語らせているということは、グロリアさんは、決して母性の目覚めから子どもを助けようとしているのではないという、作り手からのメッセージに受け取れました。、、、、、ともに一人ぼっちになってしまった孤独な魂のふれあいということなのでしょうか。、、、、確かに、そんなのが時代の空気だったのかもしれません。木枯らし紋次郎とか、中村雅俊の「ふれあい」って、この頃でしたっけ??(何、関係ない?、お後がよろしいようで) 【王の七つの森】さん 8点(2005-02-20 23:23:45) 8.ジーナ・ローランズってなんかクリス・クーパーの姉さんみたいな感じで目が印象的でした。ちょっと敵役に迫力が欠けるけどその分グロリアと子供のやりとりに重点を置いて良かったです。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-19 17:02:00) 7.ジーナ・ローランズがめちゃめちゃカッコいい。 (テレビ) 【zero828】さん 8点(2004-02-25 23:06:21) 6.ジーナ・ローランズありきだね! 【k】さん 8点(2004-02-05 13:41:58) 5.音楽もファッションもジーナ・ローランズもかっこいい。けどカサヴェテス映画のカッコよさって自分の人生を引き受けたタフさにある気がします。【クロマス】さん私もネコのこと気になりましたよー。多分ブロンクスで野良ネコなっちゃたんでしょう(泪) 【黒猫クロマティ】さん 8点(2003-12-15 18:44:34) 4.鬼のようなオバチャンがブサイクな子供を組織から守る映画。『レオン』の原点だ、などという声も聞きますが、多分それはボロ儲けしてるベッソンへのイヤミであって、まあ関係ないでしょ。カッコいい人がカッコよく活躍する映画じゃなくて、中の下くらいの普通の人が孤独な都会で意地張ったり支え合ったりしながら逞しく生きる姿を描く、っていう感じですかね。まあそういう雑草魂のカッコよさの映画です。 【鱗歌】さん 8点(2003-09-15 13:51:00) 3.ジーナローランズのくたびれ加減がいい味だしてる。行きがかり上、自分の子供でもないのに、命を張って子供を守らざるをえなくなるグロリア。ジーナが演ずるタフなオバチャンが格好良い。 【くるみぱぱ】さん 8点(2003-07-10 00:02:33) 2.ジーナ・ローランズ格好いいです。面白いです。 【愛人/ラモス】さん 8点(2003-03-18 10:04:38) 1.↓他の方も言ってらしたが、まさにハードボイルド。母性愛を持ちながらも、いざとなったら問答無用でいきなりブッ放すジーナ・ローランズの、鉄火肌の姐御ぶりがかっこいい。カサベテス監督の流れるような演出センスもいい。 【アンドロ氏】さん 8点(2003-01-17 00:22:38)
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