みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
28.黒澤映画で今のところ、観た回数が一番多いのがコレ。だってオモシロいもん・・・という訳ではなくって、この作品、どうにも違和感があって、こりゃ一体何なんだろう、と確認したくなってついまた観ちゃう。 2大グループが対立する宿場町に、風来坊の侍がやってきて、両者の対立をあおり一気に殲滅しようと企む。ってのはいいけれど、普通なら、その前段階が詳しく描かれ、クライマックスで抗争がピークに達して一大バトルが描かれるところ。七人の侍と同様の作劇であれば、そういう展開になるはず。ところが本作はむしろそれが前フリでしかなくって、三船敏郎演じる主人公、何の理由もなくいきなり作戦に打って出て、いきなり頓挫する。 対立するグループと、その間に挟まれた初代黄門様・権爺の店、というこの宿場町の構図、大変わかりやすく、さらに抗争が進むにつれ荒廃が進んでいく様子など、個人的にはとても好きなのですが、さすがにコレ、図式的に過ぎる気もするし。また、出てくる面々、どいつもこいつも、みんな汚そうで悪そうで、見事なアウトレイジ感(悪そう、と言えば、二代目黄門様も出てますが)。なんと加東大介ですら、この悪人ヅラ(もうヒドイのなんの)。だけどこの登場人物の模様もまた、図式的、機械的で、気がついたらどんどんオハナシが進みどんどん登場人物が増えていってしまってる。妙にドライなオハナシかと思えば、妙に人情話みたいになったり。 奇妙に幾何学的で、実はコレ、結構、実験的な作品なんじゃないの、という気もしてくる。いかにも無国籍な音楽に、やはり無国籍な敵役の仲代達矢。雰囲気も時代劇なんだか西部劇なんだか何なんだか。いや、あのG馬場とリチャード・キールを足して2で割ったような大巨人にいたっては、もう、SFです。 そんなハチャメチャな異常な中で、いかにも飄々とした三船敏郎、やっぱりカッコいいよね。何考えてるのやら、颯爽と歩き、ガツガツ物を食い、ひたすらタフ。やっぱり光ってる。光ってるから、作品が締まる。作品がカッコよくなる。何だかよくわからんけどカッコいい、だからまた観たくなる。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-29 12:17:48) 27.黒沢監督の放つ痛快娯楽劇。三船敏郎演じる主人公の、 飄々として抜け目がなく、それでいて情に厚いキャラが面白い。「椿三十郎」同様、 コメディータッチを含んだストーリーものだが、こちらのほうがややストーリー色が濃いかな。 三十郎が情を見せ始めたあたりから、お話自体はちょっと甘くなってしまった感はあるけれど、 クライマックスで再び盛り返した。緊張感溢れる映像はもちろん、音楽が効果的に使われ、 ゾクゾクくるようなカタルシスを与えてくれる。このシーンは何度観ても飽きない見事な演出。 相手役の仲代達矢も良かった。言うまでもなく、娯楽時代劇を代表する作品の一本。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-11-20 06:17:13) 26.黒澤明監督の娯楽色溢れる見事な日本映画の代表とも言える見応えのある傑作。三船さんを筆頭に多数出演の懐かしい役者さんも豪華。 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-12-21 00:15:51) 25.一回ボコボコにされながらも復活する主人公がかっこいい。最後まで正体不明。痛快時代劇とはこのこと。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-10-09 01:20:21) 24.脚本、カメラワーク共に絶妙。あっという間にエンディングに至る。 カッコよすぎるぜ、三船敏郎!その存在感はやはり世界の三船。 【円軌道の幅】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-09-26 17:30:32) 23.三船敏郎演じる「侍」をクリント・イーストウッドが「ガンマン」にアレンジし、過去に行った「現代人」マイケル・J・フォックスがパロディにする。 なんという偉大な作品なんだろう。 【きーとん】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-07-22 20:46:26) 22.どちらかといえば「椿三十郎」の方が良かったかな。しかし、こちらも面白かった。三船さんの男臭さ… これぞ侍と思わせてくれます。 【リーム555】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-04-09 20:00:34) 21.普通に面白い。 【なますて】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-06-18 14:17:25) 20.面白い。かっこいい。もうその言葉だけでいいと思うが、あえて言うなら脇役のキャラクターまで緻密に作り上げているところがこの作品の大きな魅力だろうと感じた。敵役でも死んでほしくない魅力を放つやつが何人もいた(特にあのバカな兄貴)。こずるい役人もいいし、めしやの親父ですらかっこいい。こういう作品を見ると、日本に生まれてよかったなぁと思う。 【コダマ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-31 04:09:47) 19.いや~カッコいいですね!でも、間違えて椿三十郎を先に観ちゃいましたけど、椿三十郎の方が面白かったかな? 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-03 22:27:03) 18.三船敏郎演じる桑畑三十郎の炸裂するダンディズムにヒロイズム! エンターテイメント時代劇としては、もう文句の付けようがないほどオモシロく見応え充分な黒澤作品。三十郎の口から出るスパイスの効いた台詞がここかしこで決まり捲る。また、東野英二郎演じる居酒屋の親爺に不気味な短銃使い(仲代達矢)、加東大介演じるお馬鹿なヤクザにニセ用心棒(藤田進)、はたまた巨木のように馬鹿デカい用心棒(馬場さん似の人ネ)、人三化け七なお女郎さん達などなど脇を固めるユニークなキャラも大いに作品を盛り上げてくれた。ラスト、三十郎の放つ「あばよ! !」が心地良いほどに余韻を残す。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-11-13 16:16:41) 17.これぞ、娯楽映画!しぶくて、かっこいいです。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-05-02 16:58:27) 16.三十郎が歩く。どうやってヤクザを懲らしめようか思案しながら歩く。くいっくいっと肩をいからせて歩く。「武士道とは死ぬことと見つけたり」の対極をいく男だが実に痛快でカッコイイ!敵に捕らえられボコボコにされて弱ってるところまでコッコイイ!これだけカッコイイと将来の黄門様までかっこよく見えてくるから不思議である。ラストで最初に出てきた百姓の倅を逃がしながら三十郎はこう思ったに違いない。「武士道とは生きることと見つけたり!」 【pony-boy】さん 8点(2004-04-29 18:11:31) 15.これぞ娯楽時代劇と言う感じ。他の人も書いているように三船敏郎がバリかっこいい!彼の口からでるセリフはなんでもかっこいい。「四十郎だがな」のセリフも有無を言わせないクールさを感じる。今の俳優でこの味を出せる者を皆無だろう。事件を解決した後の淡白さと後姿に爽快感すら感じる。 【クルイベル】さん 8点(2004-04-20 09:40:18) 14.三船敏郎の演技、砂嵐の演出、キャラ設定が大変良かったです。三船敏郎演じる桑畑三十郎には不思議な魅力があります。最初は言動が半信半疑で「何者なんだこいつ?何考えてるんだ?」という疑惑の目で見ていたのに、いつの間にか「こいつならこの状況をどう切り抜けるんだろう?」とその活躍を期待せずにはいられなくなりました。まさに東野英治郎演じる爺さんの目線。笑うせぇるすまん、Y氏の隣人、はたまた星新一のショートショートの世界のような、単なる勧善懲悪で保守的/道徳的なストーリーではおさまらない、人間の不気味な部分を感じました。言い換えれば人間の嫌な部分でもあり汚い部分なんですが、でもそこが魅力的なんです。 【VNTS】さん 8点(2004-04-18 20:09:39) 13. 【tigarato】さん 8点(2003-12-13 13:38:47) 12.面白いよね~コレ。確かに聞き取りにくいけど、私は昔の日本映画を見るときはヘッドフォンをします。関係ないですね・・・・椿三十郎より好きッス!!剣が銃に勝つにはあんな手があったとは!! 【こわだりのインテリア】さん 8点(2003-12-11 21:48:16) 11.文句なしにおもしろいが、7人の侍の方が上 【TU】さん 8点(2003-12-03 04:05:14) 10.東野英治郎のメシ屋のオヤジがいいですね。「切られりゃ痛えぞ」っていう台詞、大好きです。歴戦の使い手じゃないと言えない台詞です。ラストの決闘シーン、なかなか死なない仲代達矢にちょっと苦笑。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-19 06:29:07) 9.黒澤+三船コンビってそれほど数を観てはいないけど、いまだに 高い評価を得ている理由が良くわかる、エネルギーに満ち溢れた作品。スクリーンからはみ出しそうなくらいパワーがありすぎるので、ともすると荒削りにも見えてしまうけど、それが何とも気持ちいい。 【じゃん++】さん 8点(2003-11-04 23:33:43)
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