みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.すごい映画を見てしまった・・・。 突き抜けまくっている・・・。 自分は「覇王別姫」が大好きで、チェンカイコーの映画なのでとりあえず見に行くことにました。 「この映画にお金を払った人は負け」と先に見た知人が言っていたので、どんなにひどいんだろう!?と恐る恐る見てみました。 始まってすぐ自分の大嫌いなファンタジー&CGのオンパレード(しかも安っぽい)でこりゃ失敗したと思ったし、少し寝てしまいました。 でも途中で気が付いたら「少林サッカー」「カンフーハッスル」をはるかに上回るありえなさに目が点。 笑いすぎてお腹がいたい・・・。 おもしろすぎる・・・。 ギャグなのか本気なのかわからない絶妙なバランス。 登場人物もキャラ立ちしているし、それぞれの心情がからまって、とても見ごたえがありました。 出演者それぞれの哀しい表情が何ともいえず印象に残りました。 CGは嫌いだけど映像もセットも衣装も小道具もすべて独特でとても良かったです。 音楽も良かったです。 映画のジャンルはギャグ・ファンタジー・アクション・ラブストーリー??? 役的にはチャン・ドンゴンとニコラス・ツェーとリウ・イェの役が良かったです。 特にニコラス・ツェーはミッチー風なやたらかっこつけまくる悪役を好演されていました。一番おいしい役どころだったと思います。 チェンカイコーの映画では「覇王別姫」と「黄色い大地」の次にこのとんでも映画が好きです。 いや~あまりの衝撃で思わずパンフレットを買ってしまった・・・。 2回目も見に行こう!と心に決めました。 【Carrot Rope】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-06 00:10:40) 1.「運命はいくらでも変えられる」という普遍的なテーマを、見事な映像美で壮大な時代絵巻として完成させたチェン・カイコー監督の手腕に脱帽です。物語は「美女の運命に立ち向かう3人の男」というより「美女をめぐる3人の男の愛憎劇」と言った方が明確なのではないでしょうか。その点では『LOVERS』と似ていますし、中盤~終盤にかけての展開にはそれを強く感じてしまいましたが、『LOVERS』とは違い本作はその部分に関しても上手く描いていたと思います。この手のワイヤーアクションに関しては「飽きた」とか「現実味がなく単なるコメディ」との意見もありますが、映画とはもともと非現実なもの、俺としてはこの手のアクションは大好きなので満足です。キャストは主演の4人がとにかく良かったと思います。真田広之は序盤のアクションシーンで本当に見事な立ち回りを見せてくれ、我が日本の誇りを叩き付けてくれたと言っても良いでしょう。チャン・ドンゴンは単なるおばちゃん観客サービスに終わらず、物語のキーパーソン的な役柄をセシリア・チャンと共に迫真の演技でしっかりと演じていたと思いました。ニコラス・ツェーは冷徹な公爵の役がハマっていましたが、前述の3人に比べてイマイチ気迫が感じられず、俺としては4人の中で一番イマイチでした。中盤以降のアクションシーンの少なさや個々の短さなどは不満でしたが、ラストシーンでの主題のまとめ方は非常に良く、しっかりと余韻を残してくれた作品でした。 【ポール婆宝勉(わいけー)】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-26 23:50:26)
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