みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.前半で主人公がどういう人物なのか丁寧に描いているので、後半の台詞ひとつに重みを感じる。世の中の理不尽な仕組みに辟易もするが、起きた事件よりも最後まで自分を貫き通す主人公の生き方に焦点を当てているので、その姿に好感が持てました。 【ホースケ2号】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-06-19 19:09:19) 3.商売の論理の前には人命さえも・・・。実話に基づくフィクションとはいえ、後味悪いですねえ。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-06-02 02:32:07) 2.途中休憩が入る3時間を越える作品だが、よくまとめたと思う。 確かに登場人物は多いし映画で描いている時間軸が長いし、各個人の内面に迫るようなシーンはあまりなかったがそういう説明的な演出がなくても十分に想像で補える。 原作を読んでいなければ先入観無しに勝手に登場人物を解釈できる。 あるいは読んだ上で予備知識を持って観るのもまた良しだと思う。 鑑賞後やり切れぬ思いだけが残る。 日本航空の体質、それに関わる政治家官僚の醜悪さ。 これが日本の本質なのかと思うとどうにも。。 もちろん映画では国民航空という会社名だしエンドクレジットで劇中の会社人物は実在のそれとなんら関わりがないと免責説明をしている。 だがこれが日本航空とそれを取り巻く人間の話であることは明白だし、フィクションではあっても事実を元にしていることも周知のこと。 関西に230人もの未亡人を一気に生んだ。 この台詞はあの墜落事故の大きさ辛さをあらためて再確認させるに足るものだった。 だが有名な「遺書」を映画の中で扱ったシーンはあまりにもお涙頂戴的な安易な演出でまったくいただけない。 最初のシーンは良い、激しく揺れる(ダッチロールという言葉、当時ほとんどの人はこのとき始めて聞いたろう)機内で遺書を書く。 それだけに留めて置けばよかったのだが棺の前でその遺書を息子に読ませるという余計な演出を加えてしまった。 あまりにもわざとらしくて少々しらけた。 そんなことしなくてもあの遺書のことはみんな知っているわけだし十分心に響いているというのに。 それにしてもあれほど会社から、いや出世して会社を牛耳って甘い汁を吸おうとしている連中に虐げられてもなお会社を辞めない主人公というのは私には理解を超えている。 あまりに清廉潔白で人間としてありえないんじゃないか。 とてもよく出来た作品だと思うのだが、CGの質の悪さが作品を貶めているかのようだ。 なんなのあの安っぽい不自然な飛行機のシーンは? 素人が自宅のパソコンででっち上げたかのようだ。 役者の出演料で予算を使い切ってしまったのだろうか。 海外に外注すれば良いのに。 飛行場からの単純な離陸シーンですら不自然極まりない。 せっかくのすばらしい演技が台無しだ。 【称えよ鉄兜】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-12-19 04:53:51) 1.3時間超の映画であったがその世界に引き込まれてしまって決して長いとは感じなかった。自分も会社人間として共感すべきところがあり、また(どこまでが本当かわからないが)○○航空はあんなにひどい会社なのかとショックだった。良い映画だったよ。 【ぺん】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-11-23 00:33:15)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS