みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
9.すごく幸せな気持ちにしてくれる映画でした。男運は悪かったですが頑張っているアリスの姿に感動。ハッピーエンドに思わず笑みが漏れました。この目鼻立ちが整った娘は誰だと思って見てたんですがジョディ・フォスターだったんですね。精悍な?ハーベイ・カイテルも見れたし満足でした。 【ゆきむら】さん 8点(2004-03-27 08:02:53) 8.「男がいないとダメなのよ」と泣き崩れるアリスの姿、中年女性の情念がよく出ているしっとりした作品ですね。女一人、職を求めてナイトクラブの歌手をしたり、小さなダイナーのウェイトレスをしたりと世間の荒波に揉まれながら、明日をも知れない運命を生きて行かなければならない所は切々としますが、逆にその辺りがアメリカ的たくましさとでも云うのでしょうか。時は丁度ベトナム戦争の最中という時代。女性の自立が叫ばれはじめる時代の幕開けとなった象徴的な作品かも知れません。口の悪いウェイトレスのダイアン・ラッド、若き日のハーヴェイ・カイテルがヤクザなスケコマシ役、ジョディ・フォスターがボーイッシュな小学生がいい味を出しています。 【Mr.MONK】さん 8点(2004-03-12 11:47:10) 7.主人公のアリスは、8歳で“Alice doesn‘t live here anymore”(原題に同じ....アホなので訳せない)を聞き、「あたしの方が上手く歌えるわ」という大きな勘違いから歌手になる事を決意し、一応その夢は叶ったようだが結婚により廃業。35歳で夫と離別し12歳の息子と旅にでることになるわけだ。私が興味を持ったのは彼女と一人息子との関係である。子を持つ親なら誰もが頭をよぎる格言がある。子は親の鏡」まさにアリスの息子は、その言動・行動において彼女の心を移す鏡の役割を担っている。そしてアリス自身も息子との会話の中で、自分でさえも気付かなかった(と言うよりも封印していたと言うべきか)本音に触れ、しだいに自信を取り戻していく。ただし結末は「本当にこれでいいのか?」という疑問を残す。ところで、本作の前に同監督の「タクシー・ドライバー」を先に観てしまうと、とんでもない心理状態に陥るだろう。例えばハーベイ・カイテルが登場したその時「うわぁ、た、大変だ!この男は絶対に悪い奴だ!」と100人中95人は思う。例えば息子のGFとしてジョディ・フォスターが登場したその時「うわぁ、た、大変だ!この子はきっと災いをもたらす!」と100人中87人は思う。そして...「ほら見たことか」とアリスたちの行く末をますます心配するようになり、見終わっても結局スッキリしないかもしれない(汗) 【nizam】さん 8点(2003-12-19 18:21:30)(笑:3票) 6.泣き虫母さん奮闘記。けなげに頑張る姿が実にいじらしゅうござる。店の連中も素敵ですなぁ。幸せになれよぉお!クリストファーソンもこの手の役はいい味出してんだよなぁ。 【モートルの玉】さん 8点(2003-08-05 21:44:46) 5.いやあいいよね。後半ちょっとまとめきれてない気もするが、見終わったあとに笑顔になれます。全体的にポジティブなところがこの映画の核になってます。こういうロードムービーは好きです。 【じゃん・ばる・じゃん】さん 8点(2003-07-06 18:19:34) 4.暗めの子供とはねてる母親。いい関係です。この時期のバーンステインはいいなあ。「ダイアナ・ロスのお帰りよ」と言うセリフ決まってます。映画館で吹き出してしまいました。 【omut】さん 8点(2003-06-03 02:55:36) 3.未亡人のE・バースティンと息子の新たな旅立ちのロードムービー。次々と移り住むはめになる息子が可哀想になるが、大胆な女の子と友達になる。若き日のJ・フォスターがすでに光っている。レストランで働くアリスと同僚の女性との掛け合いとか、客とのやりとりが「これがアメリカか~」と妙に納得。やや不器用に、臆病にすすむアリスの恋、ハッピーエンドで幸せな気分。強そうで弱い、可愛い中年女性をバースティンがうまく演じてます。 【キリコ】さん 8点(2003-05-17 16:20:07) 2.主役二人も良かったが、アリスのひ弱な息子のアルフレッド・ルター少年と「weird」を連発する(自身weirdな)少女ジョディ・フォスターの風変わりな友情も面白かった。 【アンドロ氏】さん 8点(2002-12-23 23:20:04) 1.夫に突然事故死され、子供一人抱えたアリスは家財道具を処分して、もう少しマシな地方都市へと車を走らせる。母子の前に広がるのは無限の荒野と長い道だが、心細くなりながらも元気を取り戻していく。これこそがフロンティア・スピリッツで、いかにもアメリカ的人間そのもの姿であり、その活力が彼女たちを生き抜かせていく。友達関係のようなアリス母子の描写が面白く、又、アリスがウエイトレスになって、最初は喧嘩ばかりしていた先輩格の女とやがて仲良くなって、太陽の光を浴びながら二人で話をしているアップの秀逸なカット等々、M・スコセッシの印象的な演出は冴えわたる。 【ドラえもん】さん 8点(2001-04-01 19:19:13)(良:2票)
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