みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
15.東京五輪に間に合わせるかのように作られた新幹線、当初の東京から新大阪までの区間が岡山まで伸び、1975年には博多までの区間として誕生した。JRがまだ国鉄と言った頃の話である。その1975年に日本で作られた映画が「新幹線大爆破」であり、ハリウッドのパニック映画旋風に乗ったものだ。しかし、映画を見ればすぐわかるように欧米のパニック以上に情緒面を重んじ、犯人側の人間ドラマも加えたいかにも邦画らしいパニック映画になっている。 そもそも新幹線は高速運転を目標にした高度経済成長の粋であるのだが、高速面だけでにとどまらず、自動列車停止装置(ATS)を備えた安全面もまた重視されたものだった。何らかの異常が少しでもあれば自動的に列車を止める、この安全第一の設計が速度を落とせば爆発する犯人側の策略によって危機に陥る。まさに高度成長を皮肉った映画でもあるのだ。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-09-30 22:47:45) 14.昔見ても8点。今見ても8点。邦画にしては珍しく色あせない名画です。 役者さんの力の入れ方が尋常ではなく、全員力がこもっています。子役まで!(笑) バイクマニアとしては、SL125やCB350Tなどが見られるし、 車でもスカイラインクーペが良く映りますので、”そのころ”を感じたい方はオススメ! 脚本家の好みなのか知りませんが、「警察」がらみの展開は「悪意」が詰まっているような感じですね。何回も逮捕に失敗。やたらと銃を撃つ。など。 これが返って犯人沖田の行動を観客に強烈に印象付けることに成功していると思います。 東映といえば労働紛争があったし、当時はまだ過激派のシンパがいっぱい居たことですから、これも時代なのでしょうか?それとも「現役の活動家」が映画に参加したのかな? 「北の国からの五郎さん」みたいな田中邦衛出てますし。。。 健さんの演技最高。この「沖田哲夫」の役のイメージが一番「ゴルゴ13」に近いと思うのは私だけ? 最後にネタバレ。 映画の後半、問題の新幹線の運転台には、兄「千葉真一」。 並行して走ってきた新幹線の運転台には、弟「千葉治郎(現:前田満穂)」!! 【亜輪蔵old】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-02-14 13:21:10) 13.昔にこんな緊張感のある邦画を作ったことに評価。昔の価値でみるとさらに点数はアップしたのでしょう。常に次々緊迫させる事件を起こすのはさすがだと思いました。 ただ途中で消されてた放送禁止用語がなんなのか非常に知りたいです。 【とま】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-02-11 23:00:22) 12.深夜ふとやってたりしますね。そんな日はつい一家で夜更かしして見てたり。ぃゃ正確には今はムコに出ましたが2児の父ですがわざわざ東京─博多旅行に寝台特急に乗り夜中ホームに降りて車両写真を撮ってる間に発車しちゃって置いてけぼり喰らうようなプチ鉄っちゃんの兄が熱く、そんな子につられて母、そしてそんな様子を面白半分で観察目的で私、といった感じで。「国鉄新幹線司令室キター!!」「もももうすぐ来るぞ車両併走キター!!!」「宇津井健キター!!!!」夜中に熱いですね。もうちょっと成長してから息子たちともおやり。うん、おもしろい映画ですね。 ・・・後に監督氏が北京原人伝説を残した史実は彼らの成人式までは伏せておこうぞ 【へろりうしオブトイジョイ】さん 8点(2004-10-16 12:22:05)(笑:1票) 11.30年も前にこれほどまでスリリングで迫力のあるパニック大作が日本で作られていたことに驚かざるを得ない。昨今の日本の大作映画といえばことごとく陳腐なものばかり。なぜ30年前に作れて今作れないのだ。今作に限らず、大作映画についていえば、現在よりも数十年前に作られた作品の方がよっぽどパワフルな場合が多い。まさに大手映画会社の大盛期ということだろう。復活はあるのか?どうにも怪しい…。 加えてこの時代の娯楽映画のセンスには頭が下がる。例えば、ラストの射殺シーン、展開は読めつつも緊迫感を高めるあの演出は、最近の日本映画ではなかなか見ることができない。 【鉄腕麗人】さん 8点(2004-04-17 14:36:55) 10.新幹線が一定速度以下になると爆発する。なんと素晴らしいアイデアじゃありませんか!中小企業の悲哀を絡ませていくあたりは、流石往年の東映って感じですが、豪華キャストがそれぞれ適材適所にキャスティングされキャラに奥行きを与えているように思えます。またスピードのようにヒーローがいないのも特筆すべきところです。まいったかハリウッド!! 【pony-boy】さん 8点(2004-01-25 16:58:53) 9.濃い、暑苦しい、でも面白い。3時間近い作品ですが、ダレるところなく一気に観ることができました。 【東京サンダ】さん 8点(2003-12-30 18:11:29) 8.日本サスペンス映画の傑作。邦画が海外でも金を稼げることを証明した最初の映画(だよね?) 「時間切れまで後何分」系の映画は、そのタイムアップまでを観客に知らせるにあたり、 単なる数字でしか表現できていない(典型的なのが時限爆弾のタイマー表示)ものが多いのですが、この映画では 新幹線の路線図という、日本地理という基本的な知識として観客の頭にはいっている上に、その途中途中に「何々駅」というわかりやすいマイルストーンがあるものを舞台にする事で、 観客にとってはタイムアップまでの進捗状況をわかりやすいグラフでしめされているような感じになっており、 非常にうまく緊迫感を盛り上げることができています。(「あ、岡山だ」「もう広島だ!」みたいな。) もともと、当時開業したばかりの山陽新幹線をネタに映画を一本作ろう..くらいの 安直な企画だったと思うのですが、その設定を最大限に生かした 「新幹線をネタにつかうことに最大限の必然性をもたせた映画」に仕上げたスタッフに拍手。 【あばれて万歳】さん 8点(2003-12-11 12:53:43)(良:3票) 7.最近のよくある邦画よりずっとよかったです。一人一人の心理描写がリアルで、引き込まれました。スピードがアクションものだとしたら、こっちは心理サスペンス(?)の要素が強いです。こういう映画は日本だからこそですね。あと、所々に流れる時代を感じさせる音楽がなんともいえないし、出演者はやたら豪華。ただちょっと時間が長すぎたことが難点。 【しゃぼんだま】さん 8点(2003-12-06 22:30:34) 6.邦画の中では一番面白かったかも。 宇津井健の国鉄職員役が今では見られないものだったと思う。 ほかもそうそうたる配役でその演技の深さも一見の価値ありです。 【あんころ】さん 8点(2003-11-14 19:30:34) 5.すっげー緊張感あります。スピードよりいい 【たましろ】さん 8点(2003-11-09 23:46:21) 4.確かに今観れば作りがチャチに見えるかも知れないけど、オレが一番評価してるのは音楽です。その場その場で違った緊迫感を与えているのがすごい所です。全体的なストーリーは面白いし、当時の発想力としては最高峰なのでは?でも作りがチャチだから、マイナス2点。 【おっぺけぺ】さん 8点(2003-07-19 11:46:22) 3.久しぶりに見ました。「新幹線大爆破」ですか、笑わせてくれます。だって爆発するの、空想の中でだもん(笑)汽車が爆破されたのはなかなか迫力があったのはよかったけど、昔らしいアクションのでかい演技がものすごーい印象に残ってる。高倉健が主演ってより宇津井健が主演って感じがしたのは自分だけか。。。。 【M・R・サイケデリコン】さん [地上波(吹替)] 8点(2002-10-26 15:08:11)(良:1票) 2.邦画で、こういった作品が作られていたのは驚きます。面白かったし、山本圭が若い。多分、今の人が見ても面白いと感じると思います。あと、スピードを落としていったら爆発する発想は、確かにヤン・デ・ボンの「スピード」において核となっていましたね。 【チャベス】さん 8点(2002-08-28 04:28:27) 1.いいですねこの作品、日本にもこんなわくわくする面白い映画があったんだと感心してしまう。初見中学生だったんで詳しいキャスティングは覚えていないけど機会があったらまた見たいと思う一本です> 【KEN】さん 8点(2002-06-24 06:38:23)
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