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チャーリー(1992)

Chaplin
1992年【米・英・仏・伊】 上映時間:145分
ドラマ伝記もの
[チャーリー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-06-09)【イニシャルK】さん
公開開始日(1993-04-24)


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監督リチャード・アッテンボロー
キャストロバート・ダウニー・Jr(男優)チャールズ・チャップリン
ジェラルディン・チャップリン(女優)ハンナ・チャップリン
モイラ・ケリー(女優)へティ・ケリー/ウーナ・オニール
アンソニー・ホプキンス(男優)ジョージ・ヘイドン
ダン・エイクロイド(男優)マック・セネット
マリサ・トメイ(女優)メーベル・ノーマンド
ペネロープ・アン・ミラー(女優)エドナ・パーヴィアンス
ケヴィン・クライン(男優)ダグラス・フェアバンクス
マリア・ピティロ(女優)メアリー・ピックフォード
ミラ・ジョヴォヴィッチ(女優)ミルドレッド・ハリス
ケヴィン・ダン(男優)FBI長官 J・エドガー・フーバー
ダイアン・レイン(女優)ポーレット・ゴダード
ナンシー・トラビス(女優)ジョーン・バリー
ジェームズ・ウッズ(男優)スコット弁護士
デヴィッド・ドゥカヴニー(男優)ロリー・トザロー
ノーバート・ウェイサー(男優)ドイツ人外交官
ジェラルド・シム(男優)医師
山寺宏一チャールズ・チャップリン(日本語吹き替え版)
井上瑤ハンナ・チャップリン(日本語吹き替え版)
玄田哲章マック・セネット(日本語吹き替え版)
小川真司〔声優・男優〕ジョージ・ヘイドン(日本語吹き替え版)
有本欽隆スコット弁護士(日本語吹き替え版)
小林優子ジョーン・バリー(日本語吹き替え版)
佐古正人FBI長官 J・エドガー・フーバー(日本語吹き替え版)
林原めぐみエドナ・パーヴィアンス(日本語吹き替え版)
牛山茂シドニー・チャップリン(日本語吹き替え版)
村松康雄フレッド・カーノ(日本語吹き替え版)
出演チャールズ・チャップリン(記録映像)
ヴァージニア・チェリル(記録映像)
ポーレット・ゴダード(記録映像)
ジャッキー・クーガン(記録映像)
エリック・キャンベル(記録映像)
ウォルター・マッソー(ノンクレジット)
ジャック・レモン(ノンクレジット)
原作チャールズ・チャップリン『チャップリン自伝』(1966)
脚本ウィリアム・ゴールドマン
ブライアン・フォーブス
音楽ジョン・バリー〔音楽〕
作曲ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(ノンクレジット)
撮影スヴェン・ニクヴィスト
アレクサンダー・ウィット(第二班撮影監督)
製作リチャード・アッテンボロー
マリオ・カサール
配給東宝東和
美術スチュアート・クレイグ[美術](プロダクション・デザイン)
衣装エレン・マイロニック
編集アン・V・コーツ
録音ジェリー・ハンフリーズ〔録音〕
字幕翻訳清水馨(字幕翻訳)
その他ジョン・バリー〔音楽〕(指揮)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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10.”チャーリー・チャップリン”、この固有名詞はもはや全世界の映画史に残る一つのアイコンであろう。
「波瀾万丈」という言葉がふさわしい彼の喜劇人、そして映画人としての長い人生を、ひとつの「映画」として表現する試みは、「必然」であったと同時に、物凄く高いハードルだったと思う。
145分間のこの映画で、チャップリンという男の人生の本質をくまなく描き切れているとは思わないし、それは到底無理な話だ。

ただ、想像以上に「面白い」映画だった。深夜0時過ぎに鑑賞を始めたが、まったく眠気を覚えなかったほどに。

その“面白味”の大部分は、ロバート・ダウニー・Jr.のパフォーマンスに尽きる。
チャップリンの人生を映画化するハードルの高さは、即ちチャップリンを演じる俳優に与えられる試練の大きさだろう。まともな俳優であれば、その仕事の困難さに尻込みしてしまうはずだと思う。

が、ロバート・ダウニー・Jr.という俳優は、イロイロな意味で、まともではない。

舞台コメディアンとして仕事を始めた10代から、スイスで晩年を迎えた80代まで、チャーリー・チャップリンという男の人生の様を見事に“体現”していた。

冒頭、白塗りのメイクを落としていくチャップリン、その瞳には吸い込まれるような闇が垣間見える。
そこには、世界一有名な喜劇王が抱え続けた“孤独”と“虚無”が描きつけられている。

伝記映画としてその展開にはやや野暮ったい部分もある。アンソニー・ホプキンスが、珍しくあまり個性の無い編集者役で登場するチャップリンの晩年シーンなどは、何度も挟み込む必要は無かったように思う。
それでも、ダン・エイクロイド、ケヴィン・クライン、ダイアン・レインら実力俳優に加え、若く瑞々しいミラ・ジョヴォヴィッチも脇に配し、キャスティング的にも映画ファンとして非常に楽しめる。

チャーリー・チャップリンの人生を描くということは、即ち往年のハリウッドの舞台裏と、当時のアメリカ社会の“闇”描くということでもあった。そういう意味で、この映画はとても多面的な面白さを備えている。

そして何よりも、この映画を観ると、本物の“チャップリン”が観たくなる。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-07 11:26:05)(良:1票)

9.有名人の伝記映画って大変だよなーと思う。大体人の生涯を二時間にまとめるというのが無茶だし、ましてやそれがチャップリンみたいな、多くの人からそれぞれの深い思い入れを持たれている人であれば、結果的に多くの批判が生じるのも仕方ない。僕自身もこの作品を観て、後半の部分がチャップリンを「悲劇のヒーロー」のように描いているせいで、重くなり過ぎてるように思えた。やっぱチャップリンは人を笑わせるのが大好きな喜劇人だったんだから、もっと人々の笑顔を出して欲しかった。ただ、これは例によって深読みだけど、これはチャップリンに対する“潔い敗北宣言”で、そうすることでチャップリンの偉大さを讃えているのではないか、と思えなくもない。だって、確か台詞の中でも「私(=チャップリン)の事が知りたければ私の映画を観ろ」みたいな台詞があったけど、これってこの作品の存在意義を否定しかねないでしょ。最後に本物のチャップリン作品を流したのだって「私たち、一生懸命貴方を描こうとしましたが、やっぱり貴方には勝てません、素晴らしい!」って言ってるようにも思えるし。ま、何だかんだ言ってワタクシの場合、冒頭で幼少時のチャップリンが観客から罵声を浴びる母のためにステージに立つって所でもうウルウルしてしまったんだけど(笑)。うん、前半は良かったと思うよ、この映画。それに他の方々もおっしゃられているけれど、これ観たらチャップリンの作品、観たくなるしね。その一点だけでも意義のある作品だと思います。 ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-19 19:02:17)

8.最後なんか感動してしまったし、ミラ・ジョヴォヴィッチとかアンソニーホプキンスとか、Xファイルのモルダーも出てたような。とにかくキャストも良くてかなりの良作。チャップリンの名前は知ってるけど、どんな人か全く知らない自分にとっては楽しく見れました マキーナさん 8点(2005-02-14 15:53:42)

7.ロバート・ダウニーJrは本当に好演だったしなりよりもチャップリンを演じようと決断した彼の意気込みに感動です。しかも中途半端に演じることなくチャップリンの微妙な動きまでもを演じていた。いったいどれほど練習したのでしょうか? 残念なのは上映時間が短かったことですね。2時間でチャップリンの生涯を描くのは難しいでしょうね。 この作品の中で流れるキッドのキスシーンにまた涙してしまった。あれほどに最高のシーンない!あぁまたチャップリンの作品が観たくなってきた・・・。そう思える作品でした。 MINI1000さん 8点(2004-07-21 20:17:26)

6.もしも私が男性で、ハリウッドで俳優をやっていて、「チャップリンの役やりませんか」と言われたら恐ろしさのあまり倒れると思う。そういう意味で、この役に挑戦したロバート・ダウニーJr.の心意気を非常に高く評価したい。実物を期待しても気の毒だが、とりあえず彼は考えられ得る範囲では最高レベルの演技をしたと思う。ミラ・ジョボビッチやダイアン・レイン、マリサ・トメイなど1人1人はかなり輝いている女優のはずが、こうやって集められると微妙に学芸会っぽく感じられてしまうのは何故だろう。まあ楽屋オチ物って映画ファンにはそれだけで楽しめてしまうところがあるし、チャップリンに特別の思い入れのない私のような一般ファンには充分楽しめる作品だったように思う。 anemoneさん 8点(2003-11-29 03:08:52)

5.ずるいよ、あの授賞式。お涙頂戴全開じゃん!で、泣いてしまった自分がなお悔しい! S・R・カーンさん 8点(2002-11-07 18:21:38)

4.ロバート・ダウニーJr上手い!この後チャップリンの映画を借りにレンタル屋へ走りました。 ななさん 8点(2002-02-20 21:15:07)

3.ロバート・ダウニーJr.がチャップリンにそっくりだったのにまず感心しました。この映画を観て、またまたチャップリンの映画が見たくなりました。でも彼の偉大さは映画じゃ語りつくせないですよね。 KARINさん 8点(2001-10-16 14:51:07)

2.チャップリン、バンザイ!!。モイラ・ケリー、かわいい!。ロバート・ダウニー・Jr、最高!。俺的にはオスカーだ!!。 代打、八木!!さん 8点(2001-10-16 11:31:42)

1.ストーリーとしては、前々から分かっていた通りの粗筋。幼い頃の貧しかった時代、何度も結婚離婚を繰り返したこと。ラスト、アカデミー賞に招かれ拍手喝采の中「貴方(米国)たちは素晴らしい。」と涙ながらに感謝を述べたこと(この映画ではそのシーンはなかった)。多少美化しているところもあり、又チャップリンの汚点に蓋を閉めてるところもあって・・・いやいや、余りそんなことは言わずにおこう。見終わって、まあ普通に感動できた作品である。 イマジンさん 8点(2001-01-25 12:31:42)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 6.67点
000.00% line
100.00% line
212.38% line
300.00% line
424.76% line
549.52% line
61126.19% line
71023.81% line
81228.57% line
924.76% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 4.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1992年 65回
主演男優賞ロバート・ダウニー・Jr候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・バリー〔音楽〕候補(ノミネート) 
美術賞スチュアート・クレイグ[美術]候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1992年 50回
主演男優賞(ドラマ部門)ロバート・ダウニー・Jr候補(ノミネート) 
助演女優賞ジェラルディン・チャップリン候補(ノミネート) 
作曲賞ジョン・バリー〔音楽〕候補(ノミネート) 

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