みんなのシネマレビュー

永遠の0

2013年【日】 上映時間:144分
ドラマ戦争ものミステリー小説の映画化
[エイエンノゼロ]
新規登録(2013-07-18)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-12-21)【イニシャルK】さん
公開開始日(2013-12-21)


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監督山崎貴
助監督マイケル・アリアス(米軍パート監督補)
キャスト岡田准一(男優)宮部久蔵(ラバウル航空隊・筑波海軍航空隊/零戦搭乗員)
三浦春馬(男優)佐伯健太郎(司法浪人)
井上真央(女優)松乃(宮部の妻)
濱田岳(男優)井崎(ラバウル航空隊・宮部小隊/零戦搭乗員)
新井浩文(男優)景浦(ラバウル航空隊/零戦搭乗員)
三浦貴大(男優)武田(宮部の教え子・筑波海軍航空隊/予備士官)
橋爪功(男優)井崎(余命わずかの入院患者)
夏八木勲(男優)賢一郎(弁護士・健太郎、慶子の祖父)
田中泯(男優)景浦介山
吹石一恵(女優)佐伯慶子(健太郎の姉・フリーライター)
風吹ジュン(女優)清子(宮部と松乃の娘・健太郎、慶子の母)
染谷将太(男優)大石(宮部の教え子・筑波航空隊/予備士官)
山本學(男優)武田(経済界の大物)
平幹二朗(男優)長谷川(元零戦搭乗員)
遠藤雄弥(男優)香川(予備士官)
斉藤とも子(女優)井崎の娘
上田竜也(男優)小山
駿河太郎(男優)
栩原楽人(男優)
古川雄輝(男優)
阿部亮平[1980年生](男優)
飯田基祐(男優)
原作百田尚樹「永遠の0」(太田出版刊)
脚本山崎貴
林民夫
音楽佐藤直紀
作詞桑田佳祐「蛍」
作曲桑田佳祐「蛍」
編曲サザンオールスターズ「蛍」
主題歌サザンオールスターズ「蛍」
撮影柴崎幸三
製作市川南〔製作〕
島村達雄(共同製作)
阿部秀司〔製作〕(共同製作)
東宝(「永遠の0」製作委員会)
電通(「永遠の0」製作委員会)
ROBOT(「永遠の0」製作委員会)
白組(「永遠の0」製作委員会)
講談社(「永遠の0」製作委員会)
双葉社(「永遠の0」製作委員会)
朝日新聞社(「永遠の0」製作委員会)
ジェイ・ストーム(「永遠の0」製作委員会)
制作ROBOT(制作プロダクション)
東宝映画(制作協力)
配給東宝
特殊メイク藤原カクセイ(特殊メイクデザイン)
特撮山崎貴(VFX)
白組(VFXプロダクション)
渋谷紀世子(VFXディレクター)
美術上條安里
龍田哲児(装飾)
藤原カクセイ(特殊造形)
編集宮島竜治
照明上田なりゆき
その他山内章弘(プロダクション総括)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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5.この映画の原作を公開前に読んだけど、あまり面白いもんじゃなかった。
だって開戦当時から戦闘機乗りってことは、バリバリの志願兵なわけで、そんなのが逃げ回ってばかりで同僚から悪評プンプンだったら、そもそも戦闘機乗りになれるわけないから。
開戦当時の戦闘機乗りって、ノンキャリアの憧れ中の憧れですよ?
現代で言うと、警察なら白バイ隊員で、さらに箱根駅伝を先導するレベル。
そんなのが仕事よりも家族が大事って、現代人の感覚でも???で、戦時中なら絶対にいなかったと断言できるから。

ところが、この映画ではそこのところをうまーく誤魔化して、さらに映画史上最高の空戦シーンを盛り込んで、好感の持てる仕上がりになってる。
邦画だから、大して金はかかってないだろうに、これほど戦闘機乗りの高揚感や緊張感を映像で表現した作品を他に知らない。

だから、原作よりも遥かに主人公に感情移入できた。
そして、他の出演者もみんな好きになった。
そりゃあ、細かいこと言えば色々とツッコミどころはあるけど、やっと感情移入できる日本の戦争映画が出てきたことに感謝したい。
「男たちの大和」とか、ひどいもんだったし。
あー映画館で見れば良かったなあ。
でも、つまらない原作を映画館で見れないよね。今回は、仕方ない。 まかださん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-10-01 16:35:04)(良:1票)

4.橋爪功さん何言ってるかわかりづらい。ほんとに本職が俳優なんだろうか。
映画の完成度が高いだけにとても残念なポイントでした。 マントタヌキさん [インターネット(邦画)] 8点(2017-07-05 14:07:23)

3.小説は読了済みです。正直永遠の0ブームにのかっただけの体裁を整えただけの映画だろうと思ってずっと敬遠しておりましたが、これは謝らざるをえない。すみませんでした。監督、スタッフ、キャスト皆様の魂の籠った素晴らしい映画です。いい作品を作ろうという心意気を感じました。 ばかぽんさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-01-06 18:11:12)

2.近年の邦画では出色の出来だ。戦争映画にありがちな、美化や反戦の思想がことさら色濃く出ていないのも好感が持てる。ただただ家族を守りたい、それでいながら、部下達の人生も守ってやりたい。実直で真面目な男を演じた岡田も役に見事にはまっていてカッコイイ。そして涙なくしては見られない作品。エンディングの構成も心憎い。 へろへろさん [地上波(邦画)] 8点(2015-09-03 17:10:05)(良:1票)

1.「私たちだけが特別なのではない」
映画のラスト、夏八木勲演じる主人公の祖父が秘めた真実を語り終えた後にそう付け加える。

特攻の美化だ、右傾化だなんだと、原作者の人間性も手伝って賛否の激しい作品であるが、結局この物語が最も伝えてくることは、その夏八木勲の台詞に込められていると思う。

軍人も、民間人も含めて、激動の時代を生きたこの国の総ての人たちが、悲しみも、怒りもひっくるめた「物語」を秘めて、その後の時代を何事もなかったように、耐え、忍んで生きてきたという事実。
この映画で綴られる物語はもちろんフィクションであるが、あの時代を生き、命を継いだ人たちがいたことは紛れもない事実であり、そのそれぞれの物語に対して否定も肯定もないと思う。

「戦争」においては、正義も不義もないことと同様に、それに関わった人間の行為においても、善悪の判別をつけることなど出来ない。
この物語において、生存者の“証言”によって異なる人物像が伝えられるくだりは、そのことをよく表している。

「戦争」は否定されるべきものだと思う。
しかし、ただただ一方的に偏った意見を聞き入れ、そのまま否定することも、安直で、それもまた危険なことだと思う。

あの時代を生き抜き、命を継いでくれた人たちそれぞれが語る言葉の意味を、今の時代の僕たちは今一度知り、考えていかなければならないのだと思う。


原作の時点で賛否の激しい作品ではあったが、個人的にはそれほど偏った思想を感じることはなく、むしろ生存者の証言という要素を軸にした中立的な物語だと思った。また戦争という悲しみを孕んだ物語ではあるが、構成として娯楽性の高い作品だとも思った。
「証言」を軸にした物語構成は、人気バラエティ番組「探偵ナイトスクープ」を手がけた放送作家らしい作品だとも思う。

山崎貴監督は、彼自身の最大の武器であるVFXを存分に活かして、このベストセラー作品の映画化を成功させている。
主題ともいえる“零戦”が飛び交う交戦シーンの迫力とクオリティーの高さは、間違いなく国内最高レベルであり、この作品に相応しい映像としての説得力を備えられていた。
それは、凡庸なドラマパートの演出力を補って余りある総合的な演出効果だったと思う。

キャストにおいては、“証言者”である老人たちを演じたベテラン俳優陣が皆さすがの味わい深い演技を見せてくれる。
ただここはやはり、主演俳優である岡田准一の熱演を特筆したい。
人々の記憶の中にのみ残るある意味人物像が定まらないキャラクターを、熱く、真摯に演じきって見せたと思う。
この俳優には、所属事務所の枠を越えて、今後もっと幅広い役柄を演じていってほしいと思う。


ついに特攻に赴く時、エンジンの不調を察知した主人公は一寸安堵のような表情を浮かべる。
やはり彼は、どんな心情であっても、どんなに無様であったとしても、最後まで生き残る道を模索していたのだと思う。

戦後70年。実際に、生きて、残った命の価値と、彼らが継いでくれた命の意味を、改めてよく考えていきたい。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-08-16 20:02:10)

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【点数情報】

Review人数 101人
平均点数 6.29点
010.99% line
132.97% line
243.96% line
343.96% line
454.95% line
51413.86% line
61514.85% line
72423.76% line
82019.80% line
965.94% line
1054.95% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review6人
2 ストーリー評価 6.33点 Review12人
3 鑑賞後の後味 6.72点 Review11人
4 音楽評価 5.60点 Review10人
5 感泣評価 6.27点 Review11人

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