みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
7.胸糞悪いんですよ本当に。やってることが極悪過ぎるから。 この作品の悪党は酒飲まして殺す、覚醒剤大量に打って殺して火を付ける、人を生き埋めにする等、金のためにやりたい放題です。そこいらのギャング映画より胸糞悪いんです。 でもこれらは本当にあった事件で、ちゃんと胸糞悪いということは、それだけリアルに事件を感じられているということだと思います。 これは人間の中に潜む残虐性を執拗に描いた傑作です。我々の生活しているこの世界にはこんな凶悪な人間がいること、そして、我々の中にも凶悪な人格が存在し、環境次第では誰でもそうなり得ることを認識させてくれます。とても怖い映画です。 【Fukky】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-05-06 12:59:21)(良:1票) 6.<原作未読>実際に起きた凄惨な事件を基にしているので「面白い」と言ってしまうと語弊があるかもしれないが、非常に興味をひかれた。と、そこに藤井の奥さんの一言。やはりこれにはちょっとドキリとした。一方、先生の最後の言葉はあまりピンとこなかったのだが、とにかくこの映画はヤバすぎる二人が手を組んでることによる相乗効果で全く飽きさせない。俳優陣も若干名を除いて好演。特に先生(=リリー・フランキー)のキャスティングが絶妙だ。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-07-30 13:17:57) 5.俳優が良かった。渋い感じ。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-04-30 23:18:51) 4.最初、山田孝之が死刑囚役だと思ってしまいました。それくらい、全体通してダークな雰囲気が漂っています。 でも、とにかく引き込まれました。リリーフランキーは怪演です。 【Yu】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-04-14 19:09:29) 3.時系列的に難しそうな話だが迷いなく観られ引き込まれた。普通なら不必要にも感じられる記者の家庭事情の描き方も過不足なく、動の犯罪に対して静の日常が感じられて良いバランスだったが、笑いながら老人を嬲り殺すシーンや主犯を死刑にできなかったり、ちょっと後味が悪いかも。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-01-30 11:02:47) 2.恐ろしい映画だったと思う。 自分はこの映画に登場する“彼ら”ではなく、“彼ら”に関わった人間でもないという無意識の立ち位置による屈折した「愉悦」を知らぬ間に敷き詰め、この映画に「娯楽」を感じている自分の意識に気付いたとき、この映画の「凶悪」というタイトルの真意を垣間見た気がし、ゾッとした。 描かれる事件と犯罪が「真実」であることを念頭において観ているわけだから、映し出される凄惨な描写に対して「痛み」や「悲しみ」を感じなければならないという“建前”を意識しているにも関わらず、ピエール瀧(=須藤)の爆発的な残虐性に何故か高揚し、リリー・フランキー(=先生)のおぞましいまでの狂気に引き込まれてしまう。 実在の被害者に対して後ろめたい気持ちを多分に感じつつも、描きつけられる「凶悪」が次に何を見せるのか、どこか期待をしてしまい、その都度「不謹慎」という言葉をぬぐい去ることに苦労した。 「あなた こんな狂った事件追っかけて 楽しかったんでしょう?」 終盤、主人公の妻のこの台詞により自分の中で見え隠れしていた感情が突如丸裸にされる。 見て見ぬ振りをしていた自分自身の深層心理がふいに明るみに放り出されたような気がして、主人公と同様に「やめろ!」と叫びたくなった。 「映画」である以上、いくらノンフィクションが原作だとはいえ、脚色されている部分は大いにあるだろう。 ピエール瀧が度々発する「ぶっこんじゃお」というあまりに印象的な台詞や、リリー・フランキーの脱帽するしかない「怪演」など、映画的な面白さが加味されている要素は多く、それはまさにこの作品が映画として優れている点でもあると思う。 俳優たちの表現はことごとく素晴らしい。一つ一つのシーンも綿密な計算と明確な意思をもって構築されており、見事だったと思う。 ただ敢えて苦言を呈するならば、もう少し「編集」の巧さがあれば、同様の深いテーマを孕んだまま、もっと“面白い”映画に仕上がっていたようにも思う。 もし同じ題材で、というかこの監督と俳優が撮った同じ映像素材を、世界的な映画巧者が編集したならば、例えばアカデミー賞をも席巻するような名実ともに質の高い映画になりそうな気さえする。 ま、そんなのは一映画ファンの身勝手な妄想であり、実際どうでもいいことだ。 こういう本当の意味で骨太な映画が、もっと沢山国内で製作されることを願いたい。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-10-26 17:12:34) 1.純粋なる悪。台詞ひとつひとつに感情というものが存在しない凄み。いやー久しぶりにインパクトある映画が見れた。女の人には勧めませんけど。 【とま】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-10-20 18:58:37)
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