みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
16.これが近代の実話??凄い話やなー、しかし。世界は広いと思いました。トムハンクスはやはり良し!米海軍三隻と救助艇の戦いってのが笑ってしまう。救助されて看護士さんの淡々とした診療がいかにもアメリカらしい。くどいけどホンマに実話?? 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-01-28 23:08:37) 15.臨場感がすごいなと思ったら、グリーングラスだった。納得。プロジェクトAの海賊からしたら随分時代は変わったな。 【Skycrawler】さん [地上波(字幕)] 8点(2017-01-28 02:00:56) 14.今まで見てきたトム・ハンクス主演の映画の中で、個人的にはこれがベストかも。だいたいトム・ハンクスが演じる役は「これぞアメリカ人の良心!」という恩着せがましさが鼻につくことが多いのですが、またこの作品もその傾向はありますが、終盤の狂乱ぶりにはやっと人間臭がして好感が持てました。 それはともかく、全編にわたる緊張感がいい。スーパーマンも登場しないし奇跡も起きない、緊迫の〝異文化コミュニケーション〟がリアルでした。それにしても、たった4人の小銃を持った海賊と1人の人質に対処するため、米軍は3隻の軍艦とかヘリとか無人偵察機とか投入するんですね。そのコスト無視の物量作戦には圧倒されるのみ。 おそらくそれは、人命救助が目的ではないでしょう。「世界の警察」としての威信を保ち、軍事的な強さを誇示するためには、何が何でも敵を叩き潰す必要があるということだと思います。ラストの看護師(医者)の冷徹な態度は、そのあたりを反映しているのかなと。 日本の商船も世界中を航行しているわけで、けっして人ごとではありません。もし同じような事件が起きたら、日本政府はどう対処するんでしょうね。おそらく自衛隊は出動できないので、米軍その他に頼むしかないのでしょうが、果たして米軍が応じてくれるのか。あるいはその前に、野党が猛烈に足を引っ張りそう。なんせ「日本死ね」の人たちなので…。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-16 20:24:50) 13.演出、テンポがとてもよく、登場人物たちの緊張感がひしひしと感じられます。特に海賊が船を襲いにボートでやってくるときのドキドキ感はすごいですね。見せ方がとても上手い監督だと思いました。また、ソマリアの海賊たちの風貌がとてもリアルで、それだけで彼らの置かれている過酷な環境というものが伝わってきます。もし自分があの過酷な場所に生まれていたら、やはり彼らと同じことをするのではないだろうか?とふと考えさせられますね。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-01-18 00:02:12) 12.フィリップス船長の最後の号泣は、怖かったよ助かって良かったよというだけの事ではない。漁師が海賊となり、人さらいをしなければならない国に生まれた若者と、立派な海軍を率い、淡々と若者を射撃する国に生まれた自分との格差を、身をもって痛感した時の虚しさ、何も出来なかった自分に対しての悔しさのような事だったと思う。裸足で敵陣に乗り込み足裏に大怪我を負った若者と、上半身裸になってしまったときにTシャツを差し入れられる自分。一瞬にして銃殺される若者たちと、手厚く看護を受ける自分。先進国代表アメリカと発展途上で無政府状態のソマリアとの格差。同じ地球上に生まれ、ここまでの格差は先進国側にもその責任がある。難民問題、テロ行為の過激化、世界平和とは、と考えさせる真面目な作品だった。海賊たちにも感情移入させられるような描かれ方がバランス良く絶妙であったからだろう。その一方で、臨場感、緊張感溢れる海上エンターテインメントで娯楽作としても素晴らしかった。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-02-17 09:05:45) 11.予備知識なしで観たら、びっくり..よくニュースで耳にする、ソマリア近海の海賊の話..そんな映画だとは 露知らず..まぁ、トム・ハンクス だから、ハズレはないか..そんな軽い気持ちで鑑賞..映画として、とても真面目に創られています..リアルで、真に迫る、緊迫感..これほどの演出、監督の腕がないと 出来るもんじゃない..最後に、実話だと知り、また びっくり..どおりで生々しかったんだ..と、納得..劇的さや 過度の脚色は、抑えられているので、淡白に感じるかもしれませんが、地~味に 良作です... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-02-07 20:28:15)(良:1票) 10.あらすじだけをしゃべるとほんの数行しかないようなシンプルな話なのに、これだけの緊張感で2時間以上見せてくれる、これぞ映画って感じですね。 ソマリアの海賊はニュースでしか見聞きしなかったわけですが、こうして実話ベースの映画を見ると本当にこの海域を運行する船員さんは大変だったんだなぁ、と改めて実感しました。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-10-26 10:58:25) 9.ハラハラさせられた。 冷めた目で見ることなく最後まで見続けれたからいい映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-19 01:44:03) 8.いやあ、素晴らしい演技力でした。現代社会においてこんな現実があるって事を知れただけでもいい映画でした。 【アキラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-06-01 02:45:21) 7.アメリカ行けて良かったやん! 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-05-07 18:59:01)(笑:1票) 6.あらゆる側面において、真っ当な映画だったと思う。 実話を元に描いているとはいえ、これほどまでに徹底的に描くべきことをきちんと描ける映画はそれ程多くない。 先ずはこの映画の主演にトム・ハンクスをキャスティングした真っ当さ。 ヒーロー役が似合う華やかなスター俳優などを起用してしまったならば、分かりやすい娯楽性は高まるだろうが、この映画が求めるべきリアリティは著しく損なわれてしまったことだろう。 (勿論、この名優に華がないというわけではない) 絶体絶命の危機の中で、この主人公が見せるリーダーシップと勇気と智恵、そして執拗に突きつけられる恐怖感、そういったものを決して大袈裟すぎない絶妙なバランスで表現できる俳優は、やはりトム・ハンクスを置いて他にいなかったろうと思う。 次にソマリア海賊を演じた無名俳優たちのリアリティを追求した真っ当さ。 本当にソマリア出身の人材を見出し、主要キャストに配したことは、この映画の類い稀な説得力と成り得ている。 特に海賊側のリーダーを演じたバーカッド・アブディの存在感は抜群だった。風貌から喋り方に至るまで、映画におけるその支配力は時に名優トム・ハンクスをも凌駕していたと思う。 そして、ポール・グリーンダグラス監督による演出の真っ当さ。 元々、抑制の利いたリアルな描写が巧い監督ではあるが、今作でもその演出力は際立っている。 もっとエンターテイメントに走ったり、船長と海賊両者のバッググラウンドをドラマティックに描き出すことも容易だった筈だ。 しかしそれをせず、ひたすらに実際に起こったであろう描写のみを連ねた構成は、映画として極めて潔く、特筆すべき緊迫感を終始観る者に与え続ける。 その潔さは、今この瞬間も起こり得ている事実を描いているということへの責任と覚悟の表れだと思える。 無政府状態のソマリア、世界中の人々に荒らされた漁場、行き場を失った漁民たち……。 劣悪な環境の中で叩き起こされ、“彼ら”は海賊行為に駆り出される。 最初から彼らに「後退」という選択肢は無かったのだろう。 勿論、海賊行為を続ける彼らに対して肯定も同情もするつもりはない。 ただ、米国海軍の圧倒的な兵力の前に、完全敗北を喫した海賊のリーダーからは、茫然自失の中に一寸の安堵感が垣間見えた気がした。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-03-21 01:39:03)(良:1票) 5.事件の途中で船長の家族の描写や、事件を知った一般の人々の姿を一切出さなかったことがよかったです。 フィリップス船長の恐ろしい体験は、あくまで彼のまわり(クルーや海軍)でしか起きていない事実です。 そのほかの描写が入り込んでしまうと、観客は少し客観的な立場で映画を観てしまうのではないでしょうか。 この映画は、船長が陥った絶望的なシチュエーションを、これ以上ない方法で疑似体験させてくれるのです。 ゼロ・グラビティもそうでしたし、この「ほかのことを描かない」作風はこれからも支持されるのかもしれません。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-12-19 10:02:30)(良:2票) 4.凄い臨場感!常に集中力を切らさせない圧倒的な緊迫感!これだけでもう観に行って良かったと思える作品でした。 トム・ハンクスの演技も素晴らしく、とても引き込まれた。 序盤で船長が特に靴が汚れているわけでもないのに、靴の汚れを落とすやつ(よく玄関においてある表面が芝みたいなやつ)で靴底を綺麗にする場面があった(実際画面には映らないがザッザッと音が聞こえる)のですが、こういう細かいシーンに船長の気遣いというか人柄が表れていてとても良かった。たとえ靴が汚れていなくても、操縦室は彼にとって聖域であり、侵すことができない場所なんだと伺い知れた。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-12-09 18:42:33) 3.ものすごい緊張感を持った映画で、とっても集中して見ていたせいか、あっという間に終わってしまいました。こんなに集中して見たのは、久々のような気がします。グリーングラス監督は、この映画のような緊張感を作り出すのが、本当にうまいですね。ただ1つ残念なのは、すごい、とは思えても、かっこいい、とは思えないので、何度も繰り返してみたいかというと、そうでもないんです。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-12-07 00:01:17) 2.迫力ある海賊でした。船長も決してヒーローととしてではなく等身大の男として描いているのも良かったと思います。世界では誘拐も海賊もビジネスになっていますからね。 【東京ロッキー】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-12-05 15:05:44) 1.ポール・グリーングラスの代表作と言えばジェイソン・ボーンシリーズですが、実はこの人はジャーナリスト出身であり、その経歴を活かして『ブラディ・サンデー』や『ユナイテッド93』といった実録物でも才能を示しています。本作もその系譜に連なる作品なのですが、同時に『ボーン・アルティメイタム』や『グリーン・ゾーン』で得た娯楽アクションの手法も存分に活かされており、圧倒的な迫力と臨場感で観客をその現場に立ち会わせるという空前絶後のスリラーとして仕上がっています。序盤で登場人物の簡単な紹介が終わると映画は一気に本編に入り、クライマックスまで一瞬の緩みもなくフルスロットルで突っ走るという絶倫ぶり。海賊の乗る救命艇と彼らが目指すソマリア海岸、そしてそれを追う米駆逐艦の位置関係、救出作戦の進行具合など、現場の概要や事件の推移といった情報を簡潔に整理して観客へ伝える技術は超一流であり、観客の側が意識せずとも物語が自然と頭に飛び込んでくるという親切な作りになっている点でも感心しました。また、海賊の側にも同情すべき背景があること、彼らが主人公に対して乱暴するのも、受容可能な量を遥かに超えるストレスを受けたためであること等、海賊達が絶対悪として描かれていないことも好印象でした。撮影にあたって米海軍の全面協力を得られているという事実が示す通り、本作がアメリカ万歳映画であることは間違いないのですが、それでも、安易な勧善懲悪という図式は避けて、多面的な見方ができる社会派映画として作り上げた点は大いに評価できます。とにかくこの映画、貶す点が何ひとつ見つからない程よくできています。。。 ここしばらくは大物臭が漂い、『キャスト・アウェイ』以降は骨身を削るような演技からも遠ざかっていたトム・ハンクスですが、そんな彼が本作ではかなり体を張っています。彼ほどのクラスの俳優がここまでやるのかと驚いた程であり、久々のオスカーノミネートもありうるのではないかと思いました。凄いと言えば、主人公と対峙する海賊達も同様であり、アメリカ在住のソマリア人から選ばれた演技経験ゼロのど素人でありながら、ハンクスと堂々と渡り合ってみせています。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-12-01 00:39:44)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS