みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
6.保険会社がクライアントであれば冷徹に被害者を人数ではなく事件の件数で片づける。 アベルというソ連スパイがクライアントになればその最善策を講じる。 仕事人間として最高である。 家族も理解ある古き良き家族像で、理想のアメリカだったのではないでしょうか。 色がほとんどない寒々しい東ドイツ、ロシアの描き方と西側、アメリカの色合いなどにも目が行きました。いい比例だったと思います。 トム・ハンクスはさすがのアメリカのおやじ、でした。疲れ切って2階にいるシーンも印象的でした。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-23 13:08:15)(良:1票) 5.冷戦下の息詰まるスパイ戦、実話ならではの緊張感が伝わってきます。その時の状況次第でコロコロ変わるのが民意というものなんでしょうが、ダブルスタンダードによるご都合主義に陥らない主人公の信念と行動が眩し過ぎます。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-04 23:50:23) 4.最初の方でトム・ハンクス演じる主人公が、5人ハネたって1件は1件だ、とか言ってて、このセリフがあまりにもストレートに後半の展開に繋がるもんで、正直ちょっとどうかとも思うのですが、ある種、このストレートさがこの主人公のキャラクターの一部でもあるワケで。弁護士として優秀なのかどうかはワカランこの人、しかももともと保険関係を担当してたことからすると、それこそトンデモない世界へと足を踏み込んでいくことなる。スパイが一般人に紛れているのとは反対に、一般人がわけもわからないままスパイの世界に紛れ込んでしまったような不安の中、最後に頼りになる(かもしれない)のは、この人のストレートな一本気。 クライマックス、闇に包まれた橋が光に滲む。『宇宙戦争』も闇と光の映画だったけど、そういう派手さはなくって、都合3名の「人質」交換がひっそりと行われるのみ。その事実は闇に溶け込んでいく。 と、映画の方もひっそりと終わってもよかったのかも知れないけれど、蛇足めいたエピソードが続いて、でもこれが、蛇足と切り捨てるにはもったいない絶妙のユーモア、後味のよさに繋がってます。中盤、周りから白い目で見られた(ような気がする)電車の中で、今度は称賛の眼差しを浴びる(ような気がする)。これらのシーンの間には、夜の車窓から虐殺を目の当たりにした、暗い夜の列車のシーンがあって、だからこそラストの明るさが印象的、なんですな。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-03 20:54:09)(良:1票) 3.冷戦時代の話だけあって、大きな見せ場もないのに、なんか、ハラハラドキドキ感がすごかった。皆さん書いてますが、ソ連のスパイ、アベル役の俳優さんの演技が際立ってる。本当にソ連のスパイっぽい。って思ったら、アカデミー助演男優賞なんですね。知りませんでした。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-26 22:16:49) 2.二兎を追う者は…っていう諺が染みついてるんで、ドノバン氏の行動には戸惑った。どうしても動機の弱さが気になる。とまあ、それはともかく秀逸なのがアベルパート。冒頭で明らかになるんで、ネタバレも何もあったもんじゃなく、彼はスパイである。その「アメリカの敵」を弁護するアメリカ人。周囲の冷たい目はやがて家族への攻撃にも繋がる。それでもなお職を全うしようとする姿に「アラバマ物語」のグレゴリー・ペックが重なった。弁護人とスパイ、二人の心の動き、ふれあいが面白い。そしてこれを演じる俳優二人。トム・ハンクスは今更言うまでもなく素晴らしいが、マーク・ライランス? 失礼ながら名前すら存じていなかったが、見入ってしまった。脚本自体は7点、名優たちの演技を加味して8点。いやぁ、いい映画を観た。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-24 16:37:00) 1.人に薦められ観ることに..こんな事実があったとは、知りませんでした..ただ映画としては、もう少し盛り上がりがほしかったかな..結末もなんとなく読めるし、ハラハラドキドキも少なかった..実話が基になっているので、あまり無茶な脚色はダメなんだろうけど... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-07-15 20:22:57)
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