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ジャスティス・リーグ(2017)

Justice League
2017年【米】 上映時間:120分
アクションSFシリーズもの漫画の映画化
[ジャスティスリーグ]
新規登録(2017-08-26)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-11-23)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ザック・スナイダー
ジョス・ウェドン(ノンクレジット)
キャストベン・アフレック(男優)ブルース・ウェイン / バットマン
ヘンリー・カヴィル(男優)クラーク・ケント / スーパーマン
エイミー・アダムス(女優)ロイス・レイン
ガル・ガドット(女優)ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマン
エズラ・ミラー(男優)バリー・アレン / フラッシュ
ジェイソン・モモア(男優)アーサー・カリー / アクアマン
レイ・フィッシャー(男優)ヴィクター・ストーン / サイボーグ
ジェレミー・アイアンズ(男優)アルフレッド・ペニーワース
ダイアン・レイン(女優)マーサ・ケント
コニー・ニールセン(女優)ヒッポリタ女王
J・K・シモンズ(男優)ジェームズ・ゴードン
アンバー・ハード(女優)メラ
ジョー・モートン(男優)サイラス・ストーン
デヴィッド・シューリス(男優)アレス
フランシス・マギー(男優)古代の王様
マーク・マクルアー〔男優・1957年生〕(男優)ベン・サドウスキー
ビリー・クラダップ(男優)ヘンリー・アレン(ノンクレジット)
ジェシー・アイゼンバーグ(男優)レックス・ルーサー(ノンクレジット)
ロビン・ライト(女優)アンティオペ(ノンクレジット)
キアラン・ハインズステッペンウルフ
ゲイリー・A・ヘッカー怪物
小原雅人ブルース・ウェイン / バットマン(日本語吹き替え版)
星野貴紀クラーク・ケント / スーパーマン(日本語吹き替え版)
中村千絵ロイス・レイン(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマン(日本語吹替え版)
細谷佳正バリー・アレン / フラッシュ(日本語吹き替え版)
安元洋貴アーサー・カリー / アクアマン(日本語吹き替え版)
諏訪部順一ヴィクター・ストーン / サイボーグ(日本語吹き替え版)
壤晴彦ステッペンウルフ(日本語吹き替え版)
金尾哲夫アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版)
田中理恵〔声優〕メラ(日本語吹替え版)
塩田朋子マーサ・ケント(日本語吹き替え版)
榊原良子ヒッポリタ女王(日本語吹き替え版)
楠見尚己サイラス・ストーン(日本語吹き替え版)
水野龍司ハワード(日本語吹き替え版)
行成とあメナリッペ(日本語吹き替え版)
神谷浩史レックス・ルーサー(日本語吹き替え版)
斉藤貴美子フィリッポス(日本語吹き替え版)
原作ジェリー・シーゲル(キャラクター創造【スーパーマン】)
ジョー・シャスター(キャラクター創造【スーパーマン】)
ボブ・ケイン(キャラクター創造【バットマン】)
ザック・スナイダー(原案)
クリス・テリオ(原案)
ジャック・カービー(キャラクター創造【Fourth World】)
脚本クリス・テリオ
ジョス・ウェドン
音楽ジャンキーXL
ダニー・エルフマン
作詞ジョン・レノン"Come Together"
ポール・マッカートニー"Come Together"
作曲ダニー・エルフマン"Batman Theme"
ハンス・ジマー"Is She with You?"(「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」のサントラ)
ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]"Superman Theme"
ジョン・レノン"Come Together"
ポール・マッカートニー"Come Together"
製作チャールズ・ローヴェン
デボラ・スナイダー
ワーナー・ブラザース
製作総指揮クリス・テリオ
ベン・アフレック
クリストファー・ノーラン
配給ワーナー・ブラザース
特撮BUFカンパニー(視覚効果)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
美術パトリック・タトポロス(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・イシオカ(美術監督スーパーバイザー)
キース・ペイン(美術監督)
衣装マイケル・ウィルキンソン
編集デヴィッド・ブレナー〔編集〕
リチャード・ピアソン〔編集〕
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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1.「王道」というベタで愚直な「大正義」。
この映画には、「アメコミ」という文化そのものを創り上げたDCコミックスの「意地」が貫かれている。
アメコミヒーローの「元祖」たちが、“チーム”となり、悪を叩く。ただそれだけ。はっきり言って、それ以外のことは何も描かれない。
むしろ、「アメコミ映画においてコレ以上に何が要るんだ?」と、分かったように安直な批判を浴びせようとする輩を蹴散らさんばかりに問うてくる。

結集するヒーローたちは、存在そのものにおいて、“綻び”だらけである。
中年のバットマンは色んな意味で満身創痍で老体に鞭打ちやっとこさ超人たちを率いる。ルーキーのフラッシュは自称“逃げ足が速いだけ”の青二才。隠れ王族のアクアマンは酒飲みの無頼漢。悩めるサイボーグは制御不能の人間デジタルデバイス。美しきワンダーウーマンは只々格好良すぎる豪腕姐さん。そして、「鋼鉄の男」はあまりに“寝起き”が悪すぎる。

彼らの佇まいは、揃いも揃ってバタ臭くて、現代的ではない。
ただし、言わずもがなその綻びや時代錯誤感を含めて、このヒーローたちを愛さずにはいられない。
詰まるところ、このDCコミックスが誇るヒーローたちを一つの画面の中で揃い踏みさせ、愛すべき「チーム感」を成立させた時点で、このエンターテイメント映画の価値は揺るがないと思える。

この映画世界を撮り上げたザック・スナイダーがプライベートの不幸により途中降板を余儀なくされ、その後を“ライバル”である「アベンジャーズ」を成功させたジョス・ウェドンが引き継いだことは、幸運だったと言える。
恐らくは膨大な物量だったであろうザック・スナイダーによる“撮れ高”を、ジョス・ウェドンは流石の手際の良さで纏め上げたと思う。この職人監督が大幅なカットを含めて最終的な仕上げをしたからこそ、この映画は単純明快で王道的なアメコミ映画として成立しているのだと思う。
一方で、ストーリーテリングが唐突で散文的になっていることは否めない。一説によると編集により60分近くもカットされたと言うから当然といえば当然だろう。
その編集力があったからこそ相応しいテンポ感も生まれたのだろうから決して否定は出来ない。
またその唐突さも、“アメコミ”が元来持つ味わいと言えなくはない。限られたページ数、コマ数の中で描き出されるヒーローたちの大活躍を、行間もとい“コマ間”の読み取りも含めて楽しむことがアメコミの醍醐味と言えよう。
即ち、ヒーローたちのバックグラウンドや、チーム感を構築するに至る細かいプロセスを、与えられたピースから“想像”で繋ぎ合わせていくことは、この映画において楽しむべき要素なのだと思う。

けれど、結果論として、この“チーム”に対して絶大なる愛着が生まれた今となっては、ザック・スナイダーによる「全長版」も是非観てみたいものだ。


様々な紆余曲折はあったろうが、結果として、この映画の存在感は圧倒的に“強い”。
綻びも、雑多さも、唐突さも、自虐的な自己批評性も、ブラックユーモアも、そして、力強い“決め画”による絶大な高揚感も、すべてが「アメコミ」という文化そのものの「映画化」であることを堂々と貫き通したことの証明だと思う。
映画としての「完成度」が高いとは到底言えない。けれど、そういう類型的な価値観を越えて、満足させる存在感の強さ。
それこそが、アメコミ文化の祖としてDCエクステンデッド・ユニバースが導き出した誇り高き「娯楽性」なのだろう。それは、“MCU”には無いものだ。

惜しむらくは、エンドロール後のお決まりのシークエンス。
ジェシー・アイゼンバーグ版レックス・ルーサーの再登場は嬉しい限りだったが、彼が邂逅する相手があの“マッドピエロカップル”だったなら、鑑賞後のテンションは問答無用に更に振り切っていたことだろう。 鉄腕麗人さん [3D(字幕)] 8点(2017-11-29 23:35:57)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.38点
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100.00% line
200.00% line
312.94% line
400.00% line
5720.59% line
61235.29% line
7823.53% line
8411.76% line
912.94% line
1012.94% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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