みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.中々見るのがつらい作品でした。(退屈という意味じゃなく・・・) 何の予備知識なく見始めて、最初は、???となって、サスペンス作品かと思いました。 観客は、???となり、途中でそれは観客が認知症を疑似体験するための演出なのかと思いました。 どんな人間でも死ぬ時は孤独、絶対死ぬ。ということは覚悟して少しの準備できているつもりですが、 この作品をみて、色々考えさせれました。 自分も、自分の親もなるかもしれない。。。どっちも辛い思いをする・・・・。 うーん。 どうすればいいんだ。。 自分がなってしまったら、もうそのことに気づけないのか・・・・。どうすることもできないのか・・・。 親がなったらどうする? 悩み続けるのか?? 心が弱った時、辛い言葉をはいてしまうのか? 頭が痛い・・・。 主演の演技はすばらしかったです。カメラが回っているとは思えない自然な演技。 見終えた人同士で議論ができる、考えさせる、いい作品だったと思います。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 8点(2022-08-07 21:35:24) 3.高齢化社会が抱える 難題を、当事者目線で描いた 今までありそうで無かった 良作..自分ごととして観ると なかなかツラい..身につまされてしまう.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2022-04-29 09:29:30) 2.名優アンソニー・ホプキンスの演技を楽しもうと思って観始めたら意外にも(失礼か)ストーリーも面白くて大満足。老い、認知症がテーマながら観る者を一気に引き込むエンタメ性を持ち合わせている。「メメント」を思い出したが、主人公視点だからアンソニー(役名)と同じ混乱を体験できるようになっていて、その構成の巧さに舌を巻いた。そして圧巻のパフォーマンスを見せてくれたアンソニー・ホプキンス。83歳でのアカデミー賞受賞おめでとうございます。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-03-31 19:32:11) 1.映画館だから最後まで観られたが、家だったらおそらく途中でやめていただろう。話が進むにつれ、母に対する申し訳ない気持ちでいっぱいになった。 私の母も認知症で一人暮らしができなくなり、わが家に来て、施設に移り、最後はホスピスで6年前に亡くなった。彼女の心象風景もこんなだったのだろうか。 「覚えてないの?」「もう忘れた」「さっきも言ったように」―。なんで、こんな言葉を何度も口にしてしまったのか。困惑した母の表情が脳裏によみがえる。物がなくなったとか、家に帰りたいとか必死に訴える姿に苛立ったり、苦笑したりした自分に腹が立つ。もうやり直すことができないだけに、つらく、悲しい。 映画の話をすると、アンソニー・ホプキンスはアンソニーを演じているのではなく、アンソニーその者にしか見えなかった。大俳優に逆に失礼かもしれないが、ドキュメンタリーを見ているようだった。次々とわが身に降りかかる、理不尽で理解不能な出来事の数々。何を言っても否定され、時には怒り、時には泣いて、それでもすべてを受け入れるしかない。ありのままの認知症患者がそこにいた。 認知症。矛盾と不条理に満ちた、時の牢獄にとらわれた日々は、どれほど苦しいか。想像すると、背筋が寒くなる。やがて自分もそうなることを思うと、正視するのが苦しくなる。 身内に認知症患者を持ち、似たような体験をした人は、本作を冷静に観ることはできないだろう。映画好きの女性の友人は「アルツハイマー病の父と娘…、10年ほど現実だったので、観られないですね」と言っている。ほかにも同じ思いの人は多いはずだ。 ただ、父母が元気な方、認知症でもまだ深刻でない方、そんな人たちにはぜひ観てもらいたい。私のような悔いを残さないためにも…。 【漣大五郎】さん [映画館(字幕)] 8点(2021-06-14 17:01:44)(良:2票)
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