みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.素晴らしい。かなりゴダールの影響を受けながらも、ストーリー展開はまるでハリウッドのような流れ。銃撃戦もハリウッドらしい。この個性を観よ。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-07-14 22:47:48) 4.ボーイ・ミーツ・ガールの評判から、リュック・ベッソン、ジャン=ジャック・ベネックスと共に”les enfants terribles”と脚光を浴びたレオス・カラックスの第二作。 影の黒。夜の青。服の黄色。ベッドの赤。クリアな原色の美しさ。 ヌーベル・バーグを思わせる演出。 そして有名な”モダン・ラヴ”に合わせての疾走シーン。 キザで・アオくて・美しい。 感傷的で、繊細な思春期の心を見事に映像に発散していた。 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-11 22:19:31) 3.洒落てはいるが婉曲に過ぎる台詞は理解も共感も及ばないところにあって、最後まで一ミリも心を動かされることはなかった。主人公アレックスの恋する気持ちもまったく伝わってこない。これが現実なら、単に思い込みの強いやつなんじゃないかと疑うくらいだ。でも「愛のないセックスで感染する死病」という魅惑的な設定を用意しておきながら直接物語に関わってくることがなかったのを見る限り、アレックスは純粋そのものだったのだろう。ラストシーンでヒロインが頬についた血を拭わないのは、それが決して汚れた血であるはずがないとわかっていたから。にしても、映像がかっこよすぎる。ゴダールの再来といわれたそうだけど、そんな呼称はカラックスに失礼だろう。おかげで物語はどうでもいいのにこれっぽっちも退屈しなかった。アートという言葉を退屈の言い訳に使う作品は嫌いだ。本来これくらいの吸引力を持っていてこそのアートだろうと思う。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-17 13:20:02)(良:1票) 2.アメリカ女が出てきた時点で、これはフランス映画とその中で誕生するヌーベル・ヌーベル・ヴァーグの物語と解釈してしまった。以下、私の妄想的解釈。アメリカ女=アメリカの映画会社のプロデューサー。謎の病気の蔓延とハレー彗星接近による世紀末的状況=フランス映画の低迷。ワクチンがあり、彗星もいずれ通りすぎるので低迷は一過性のもの。殺された男は偉大なるヌーベル・ヴァーグ?息子は父と同じく手が器用=ヌーベル・ヴァーグを引き継いでいる。息子の名前はカラックスの分身・アレックス。新たな世界へはばたきたいアレックスは資金調達のために父の仲間と共にある計画を実行する。盗み=引用?仲間はアメリカ女を恐れる男とスタイルに拘る男と謎の女。やっぱり出てきたガラス張りのアジトは映画そのもの。今度の“新しい波”はとてつもないスピードを見せつける。腹話術=直接言葉で伝えない?アレックスは死ぬが映画は死なない。疾走する映画は女に受け継がれた。頻繁に出てくる髭剃りのシーンは?パラシュート降下は?さぁ、みんなで考えよう!って適当なことを長々とスイマセン。でも、透き通るような美しさとはまさにこのこと!と思わせる二人の女優を見るだけでも価値があると思います。女優を美しく撮るって重要なことです。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-12 16:12:25)(良:2票) 1.男の悲哀を個性の強い主人公が表現していて見応えあります。おっさんになっても見ることが出きる青春映画です。不思議感覚を覚える映像が効果的です。 【ケララの狸】さん 8点(2003-11-21 14:56:43)
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