みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
15.マー 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-08 23:02:26)(笑:1票) 14.話が歴史から寓話へ半分溶け出しているようなところが面白い。戦争について考えると、どうしてもそうなるのかもしれない。一般人にとって戦争はとりあえず「迷惑」なんだな。でも迷惑のレベルでなんとかやり過ごそうとしても、何かのきっかけでたちまち狂気の渦に巻き込まれ、迷惑どころではない事態に雪崩れ込んでしまうことがある。傍観者で居続けようとしても向こうから積極的に関わってくる戦争というものの怖さを、新たに見せてもらった気がする。最近の映画はロングショット主体で芸術性を出すのが多いなかで、久しぶりにアップを多用し、それでも安っぽくならない映画だった。こそこそした感じも出てるし。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-06-18 12:18:38) 13.中国人が日本人の気質について理解を苦しむことがよくわかる。ラストシーンが特にそのことが表現できていたと思う。おもしろかった。中国が日本に占領されていた時代のことがわかって勉強になった。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-12 08:33:25) 12. 【NIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-18 17:09:38) 11.面白い映画だけど日本に対する反感を呼び起こしかねないヤバイ映画。 【ジャザガダ~ン】さん [インターネット(字幕)] 8点(2005-10-31 00:20:41) 10.これは日本人が観るべき反戦映画ですね。 日本人監督では描き得ない、ある状況下での日本人特有の思考パターンをゾッとするほどくっきりと描写しています。 終盤の展開には凍りつきました。 まさに鬼です。 創業60年のそば屋の倉庫にひっそりとしまってある古びた鏡を覗いたら、血だらけの鬼が仁王立ちしてた感じです。 学校でも教えてくれなかった一番観たくない醜い姿ですが、日本人が観ておくべき必須の映画じゃないでしょうか。 恐怖による支配は憎しみ以外何も生みはしないというメッセージが深く心に突き刺さりました。 【Beretta】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-16 02:30:33)(良:1票) 9.日本人は酷い。この映画を見るからにそれは確実のことで製作者の意図もそこにあるはずだ。日本人は戦争の時中国人に酷いことをしたんだ許されないだろう、それなのに中国人は寛大であり素晴らしい・・・と中国人が見たら普通に思うに違いない。日本人に対し中国人がいまだに偏見を持っているのはこの様な映画があり、そのような教育が行われていることを察することが出来る。どおりでサッカーの時ブーイングが酷かったことか。が、現代の比較的偏見を持ってない日本人の俺から見れば別に日本だろうが中国だろうが全く関係無くブラックコメディとして楽しめた。 【taron】さん 8点(2004-11-11 00:52:14) 8.こういう映画を見て思うのは、自分が当時の日本について知らなすぎるということ。だから正しいのか間違っているのかさえ判断できない。原爆や空襲といった本土の悲惨さばかりじゃなく、もっと知らなければならないことがあるはずだと痛感させられた。それはともかく、姜文はホントにスゴイ俳優であり、監督だと思う。ここまで存在そのものに「気迫」を感じさせる人も少ない。 【あさ】さん 8点(2004-07-28 10:27:11) 7.いろんな意味で衝撃を受けた映画。この映画は、「日本軍の蛮行」を告発する種の単純な戦争映画ではない。映画を観て湧き上がってくる感情は、怒りや悲しみではなく、人間の奥底に潜む残酷さを描いた「恐怖」そのものだった。村人と軍人との交流がユーモラスに展開された後、観客は突然奈落の底に突き落とされたような恐怖を感じる。そして誰もが感じる「なぜ?」という疑問。この疑問に対する回答は、当事者でさえも答えられないのかもしれない。 【konkon】さん 8点(2004-03-15 15:32:17)(良:1票) 6. 【STYX21】さん 8点(2003-11-13 20:10:05) 5.前半のややコメディタッチの描き方から、一転後半のショッキングな殺戮シーンになってびっくり。流れからこんな終わり方をするとは思わなかったので、より一層インパクトが強かった。こんなコトが一般的に、しょっちゅうあったんだろうと思うし、実際はこれ以上に悲惨なこともいっぱいあっただろうと思う。戦時下の支配する者、される者の狂気や人間の本質を当時のドキュメンタリーを見るようなカメラワークで見せてくれる。香川照之、チアン・ウエンの鬼気迫る迫力にも圧倒された。 【キリコ】さん 8点(2003-05-18 18:31:26) 4.この映画を私は中国人と見に行った。見終わった後、その中国人は「いま、とにかく日本人を殺したい」と言った。私も「日本人」を殺したくなった。前に、「心中天の網島」のときに書いた白黒は逃げという言葉をこの映画では「手法」と呼びたい。3時間という時間が決して長くなかった。 【如月CUBE】さん 8点(2003-05-10 03:11:29) 3.終戦間際、日本の占領下にありながらも平和な中国の村に、正体の分からない鬼が日本兵という鬼を連れてくる。やがて歯車の狂い始める村。遂には主人公の心にも鬼が宿る。軽妙なコメディ映画が一転、凄惨な映画に変貌してしまうのには、身構えてなかったので面食らってしまいました。後半の展開はかなりキツイ。日本から解放された後も戦後処理という不条理が国民を待ち受けている。そして、ゴロンゴロンとカラーに転じる鮮烈なラスト・シーンへ(「フェティッシュ」を思い出しました)。日本の若年層に是非観て貰いたいです、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2002-11-23 18:49:24) 2.正直、「140分」の「モノクロ」ものでしかも「カンヌで高評価」された作品という事で抵抗があったけど、いざ観てみるとほどよいエンタメ系作品で楽しかった。中国人の人間らしいリアクションが笑えたし、後半の皮肉なストーリー展開に舌を巻いた(日本軍人・花屋の心変わりの意図がよくわからなかったけど)ラストのカラーシーンが生々しくて印象的で、日本人にはある意味「戒め」となる作品。新しい発見が多くて見応えがあった。 【びでおや】さん 8点(2002-11-06 23:41:46) 1.日本兵と中国人通訳のズレが軽妙で面白い。途中、ちょと中だるみしたような感があったけど、戦争、軍隊の哀しみを表現しきった宴会~ラストの凄絶さでチャラですね。映画館でオバチャンが、やっぱりプロバカンダとしてどうのこうのと言っていたが、これをプロバカンダだとして否定してると、人間の度量を疑われるぞ。 【C-14219】さん 8点(2002-08-08 09:37:49)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS