みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
11.小津作品としては、中レベルと思われるが、飄々とした鴈治郎と郵便局のシーンの若尾文子につきる。あのやり取りはないよ。あやや。こんなんやられたら、男はイチコロ。魅惑的なあやや。可愛いあやや。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-12-26 22:43:21) 10.単調な雰囲気にかかわらず飽きずに最後まで見ることができた。それぞれの人物を丁寧に表現できていておもしろい。寅さんの小津版を見ているようだった。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-03-25 06:46:33) 9.しっかし、関西弁で罵る様っていうのは、きょーれつに品がないなあ~。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-02-15 17:28:33) 8.これまでの安定感ある小津作品と違い、峻烈な印象を与えてくれる異色作。 ある港町を舞台にお話が展開する本作は、夏の風物詩がたっぷりと表現されており、 一座ののぼり、ポスター、花、調度などの鮮やかな色がワンポイントで画面に入ってきて、 映像がとても美しい。撮影技術が秀でているのか、目を惹く構図が多くて面白かった。 登場人物が多いにもかかわらず、主要人物や脇役に均等に出番があってバランスが取れており、 キャスティングも言うことなし。若尾文子と京マチ子の美しさには、溜め息が出るばかりだった。 しょーもない主人公のおやっさんの、侘しさや寂しさもそれなりに伝わってきます。 このあたりは小津監督の真骨頂かな。お薦め作品。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-07-21 01:23:59) 7.オリジナルの「浮草物語」は未見。本作は小津映画を見慣れてない自分でも、小津っぽくないというのが分かるレベルだった。それでも、軒下で口喧嘩をする場面など、随所に見られる美しさはとても印象的で、芸術性の高さは感じられる。一方、ストーリーは美しいどころかドロドロしている訳だが、京マチ子が杉村春子のもとに乗り込んでいく場面など、このニヤニヤしてしまうような面白さは何なんだろう…。中村鴈治郎、京マチ子などのほんまものの(と思われる)関西弁も心地良く、最後まで楽しく見る事ができました。 【リーム555】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-08-21 00:09:47) 6.ありゃ、意外と点数が低いですね。いい映画だと思いますが。定まった家のないヤクザな浮き草暮らし、もちろん金もない。それでも親であり女であるということを、とてもあざやかに見せていました。主要なキャストは鴈治郎をはじめみな好演していただけに、川口浩のぎこちなさが目立って残念でしたが。罵りあったりやたらと女をはたいたり、世の中の底辺で生きている人々ばかりが出てくるのに、ある種格調のようなものが感じられるのは、監督の手腕(人柄?)でしょう。終盤の展開は、人の心の襞を描ききって間断するところなし。グイグイと引き込まれます。製作会社がどうのこうのとかいうような先入観を持たなければ、普通に高く評価できると思いますが。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-04-01 11:05:24) 5.小津さんの作品を実はそれほどちゃんと見ていません。昨年は、なんでも生誕(?)100周年だったそうで、そんなにありがたく感じなかった私ですが、この映画は、かなり面白く見ました。旅芸人が自らをものすごく社会的に下に見た表現に痺れます。女の嫉妬に酔います。落ちてゆく青年に参ります。小津さんって、ものすごく泥臭い人なんだなあとちょっぴり共感しました。 【如月CUBE】さん [地上波(字幕)] 8点(2005-08-09 01:03:33) 4.有名な雨の中での軒下の口喧嘩シーンは、有名だと知らなかったがやっぱり印象に残った。いつもより構図の奇抜さ、カメラのローポジション具合が際立って感じられたのは、デジタルリマスター版だったからか、撮影が宮川一夫だったからか、それとも小津映画を久し振りに見たからか(笑)。結局は離れられない男と女と、結局くっつけない男と女と息子の、哀しい人間模様。ただ、清と加代の恋はあまりに唐突でうまくいきすぎって感じがした。若さゆえ、と言えばそれまでだけど。 【nothing-to-lose】さん 8点(2004-03-11 11:44:00) 3.小津が唯一宮川一夫と組んだ作品。いつもより映像がキリっとしてます。【なるせたろう】さんも言っておられる軒下のシーンなんか鳥肌立つほどキレイです。本作ではなんと言っても鴈治郎の会話のテンポが楽しい。聞いてて心地良いです。歌舞伎なんかだと世話物は特に会話のテンポを楽しむところがあるけど、その辺も小津は影響受けてるんでしょうかね。ラストも京マチ子がいじらしくてなんかホッとしちゃいます。 【黒猫クロマティ】さん 8点(2004-01-21 12:07:39)(良:1票) 2.その時代の旅芸人の生活を知り、私にとって新鮮な映画でした。私の初めての小津作品です。 【てっつん】さん 8点(2003-04-17 02:58:34) 1.小津自身のサイレント時代の作品『浮草物語』の忠実なリメイク。土砂降りの雨の中で軒下を挟んで罵りあう有名なシーンもオリジナルに出てくるが、何と言っても違うのは、撮影が宮川一夫で、総天然色!そこら辺に置いてあるビールの空きビンまでもが艶やかなのだ。 【なるせたろう】さん 8点(2002-12-27 17:42:17)(良:2票)
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