みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.作品全体に漂う、クールな登場人物とそれを生かした監督の演出が輝る。どんな状況でも常に落ち着き、自分の信念を貫くライアン・オニールのかっこ良さと謎の女、ミステリアスで何を考えているか分からないイザベル・アジャーニ、アクションシーンの凄さだけで評価されがちな作品だけど、刑事物、犯罪映画としても今時の映画ではなかなか味わう事の出来ない作品としても評価したい作品です。無駄にうるさいだけの音楽も無い。CGでは味わう事の出来ない迫力、スピード感、そういう物がこの作品からは見る事が出来ます。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-09-10 18:17:43) 4.その昔、水野晴朗のロードショーで頻繁に放送された傑作。 アクションシーンは、ブリットとマッドマックスの中間のカメラワークをしていると思う。 夜のロサンゼルス、対向車線を疾走するカーチェイスは迫力満点である。 ライアンオニールとイザベルアジャーニの黒の衣装が格好よく、古臭さを全く感じさせない。 二人の一番美しかった姿が、この映画で堪能できる。 ドライバー、謎の女、刑事……登場人物に呼び合う名前はない。全員が終始ポーカーフェイスのまま極めてシンプルな会話だけで進んでいくのだが、それだけで各々がどんなバックボーンを持っているのか、十分観客に伝わってくる。独特な哀愁を感じる。 最後に誰が勝ち、誰が負けるのか。これだけシンプルな人物設定と構成だからこそ、観終わった後に爽快な気分になるのだと思う。 【クロエ】さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-01-16 11:08:35)(良:1票) 3.あれ? 大事なポイントに誰も言及してないですね…この映画、「主役のオニールとアジャーニが一瞬たりとも笑わない」っていうのでも有名になったんですよ(いや今ならカウリスマキとかがフツーにやってますが)。ウォルター・ヒルの作劇能力は本作(と『ウォリアーズ』)で頂点に達したと思ってます。映画を見始めた頃からしばらく、血気盛んな自分的には10点満点を維持してきたんですが、『イシュタール』に出会ってからオイラの興味がバカ映画に向いてしまったので、今はちょっと点が低め。あ、でも両方ともアジャーニがヒロインだぞ。なんだそういう事だったのか(笑)。 【エスねこ】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-05-15 01:25:02) 2.近年の派手なカーアクションに目が慣らされている方には、冒頭からシンプルに攻めているこの作品は物足りないか、又は新鮮に感じてしまうかも知れませんね。 印象はスマートなカーアクション映画。 プロットも至ってライト。派手すぎるクラッシュや爆破を多用しない、テクやマシンに対してのウンチクが無い、セリフも控え目。制作費の関係上、小規模にとどまっている様です。それがかえって独特のクールな雰囲気と人物描写の魅力を引き立てている。この時代のアメ車(ムスタング等)がお好きな方には、スマートさと共に楽しんで頂きたい。このシンプルさ、エンドクレジットにも反映されています。 【MAZE】さん 8点(2004-02-15 13:56:06)(良:1票) 1.そのものズバリのB級ハードボイルドカーアクション映画の快作。裏道という裏道を知り尽くし、パトカーの追跡を振り切って強盗たちを逃がしてやってカネを貰うニヒルな逃走請負屋ライアン・オニール、その彼を執拗に追いまわす、かなり異常だが何故か憎めない執念刑事ブルース・ダーン、主人公を目撃しながら偽証するクールな女賭博師イザベル・アジャーニ。この3人を軸とした犯罪ドラマが、夜のLAの冷たい空気の中で、抜群のハードボイルド的ムードを醸し出していた。カーチェイスシーンにもヒル監督のセンスが冴えていた。 【アンドロ氏】さん 8点(2003-02-03 11:43:31)
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