みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
27.ストレートな娯楽作ではないが、かといって見た目ほど難解ではない、案外多くの人が楽しめそうな映画。得も言われぬ不安をレトロフューチャー的な映像で見せ、仕上げにシニカルさをトッピングして、ミントのような後味を残してくれる。オシャレな一本。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-14 11:30:57) 26.テリー・ギリアムの一番いい作品ですから。 ミッシュマッシュな未来社会と黒い翼を駆る哀しき夢想家サム。 コタコタ混沌してますが、ろまんちっくな要素が思い入れしやすく映像がすごい。 今でもジョナサン・プライスが贔屓なのはこの映画のせい。 ~戻るよ、ぼくは想い出のブラジルへ~ 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-05-24 00:00:33) 25.薄っぺらいセルロイドの膜を通して世界を見ているようなギリアムの世界。あるいは現実に向けて立ち上がらなくてはならないけれどもどうしても立てない明け方の悪夢の世界。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-31 05:41:12) 24.日常と非日常が絶妙に入り混じった世界観と予測不能なストーリー展開。これをバカバカしいと受け止めるか才能溢れる作家性と受け止めるかで評価は全く変わるでしょう。たとえついてこれない観客がでようとも監督の思念を押し通したようなこういう作品、私は大好きです。 【5454】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-17 23:45:41) 23.あんな未来が来なくて良かった…。近未来なのになんだかレトロな感じがしました。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-13 06:58:46) 22.テリー・ギリアムによるモンティ・パイソンの異様なアニメが好きな僕としては、彼のアニメ世界がそのまま再現された世界に浸れるだけで満足でした。この作品には、モンティ・パイソンでも度々出現する「パイプ」「翼」「雲」といったモチーフが散りばめられ、ニヤリとすることが度々。官僚制への批判というのは真新しいテーマではなく、あくまで表層的な話題であるように見えます。ストーリー自体も特に目を引くものはありませんが、「彼の脳内のイメージを実写にするとこうなる」ということが理解できるだけで価値のある作品なのだと思います。 【もっこり八兵衛】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-13 12:29:21) 21.限りなく9点に近い8点ということで。 テリー・ギリアム作品の中で一番面白かったです。なんか世の中悲しくて笑うしかないよ って雰囲気が好きで。SFなのにSFじゃない。癖になる世界でした。 【声ヒツジ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-24 21:12:07) 20.意外性の映画だ。 【k】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-27 17:58:44) 19.情報管理された近未来社会を描いていますが、社会風刺、コメディ、恋愛、精神世界の要素が混在しているジャンル不定の作品です。中でも独特なアナログ風テクノロジーと社会風刺の描写が先ず目につきます。物語前半はこの作品の楽しみ方が掴めず戸惑うかもしれませんが、終盤は怒涛のたたみかけに圧倒されます。エンディングは呆然と眺めるしかありませんでした。個人的に、社会風刺はあまり好きではないのですが、コメディの部分は文句なくはまりました。とくにデ・ニーロ出演部分や伝書人間のくだりは大好きです。全体を通じて手放しで面白いわけではありませんが、すぐにもう一度観たくなりました。ラストカットは紛うことなき名シーンです。万人受けはしないと思いますが、言い表せない魅力を持っている、リメイク不可能な異色作です。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-08 17:47:46) 18.妙な映画を見た気になりました。デニーロもデニーロじゃなくてもいい役で出てるし、戦艦ポチョムキンのオデッサ階段のパロディーはありえないくらい迫力ないし、音楽も第三の男のような使い方だし、それにあのデニーロの登場の仕方も第三の男のオーソンウェルズを意識したみたいだし、、、。はっきり言ってすごくナンセンス。主人公もかなり馬鹿馬鹿しい。設定だってくだらない。未来世紀ブラジルなんていう結構なSF大作を意識させてる邦題の割には意外とスケール狭い。でもなんかこのナンセンスさがたまらなく好きです。テリーギリアム作品の独特の感覚がすきなのでしょうか?よくわかりませんが割りと好きです。すごくダサい映画を大真面目に作っているところが粋ですね。ちなみに主人公が夢の中で空を飛びますが、フロイトの心理学ではそれは性欲を表すそうです。監督はそんなことも考えて映画を作ったのでしょうか? 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-12 01:29:19) 17.とても評価が難しい映画でした。 【よしふみ】さん 8点(2004-11-13 13:38:54) 16.これは単純に、テリー・ギリアム作品が好きかどうかで非常に評価が分かれると思います。誰かが言っている通り、スタンリー・キューブリックや、ジャン・ピエール・ジュネなどの作品に似ていると思いました。今から20年近く前に作られた作品だというのは、驚嘆に値します。 【金子淳】さん 8点(2004-09-01 17:08:59) 15.ファンタジックでダークなテリー・ギリアム独特のアイロニーより、一見オーソドックスな全体主義的世界観に見えながら、実は「マイノリティ・リポート」以上の正確さで未来を予見した(現在で言えば現実的な)背景描写に驚かされた。ボトックス注射等で既に一般化している若返り施術(とそれに殺到するハイソなマダム)、一人一台に普及した端末で上司の目を盗んで行われるネット・サーフィン(劇中では映画鑑賞)、極端に進んだセクショナリズム、融通の利かないマニュアル化されたサービス業(とモグリの仕事)、日常的なテロ活動、etc.…。正直、初見時は大して印象に残らなかった(てか、理解できなかった)んですけど、再見して本当に驚きました。これは21世紀の今観てこそ真価の解る作品じゃないでしょうか、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2004-08-19 19:39:41)(良:3票) 14.この映画は世界観が素晴らしいです。観てて楽しくて飽きませんね。但し主人公の行動や言動はあまり好きになれないですね。ですがそれをおいて尚、余りある魅力的な世界観は観る価値ありです。社会を痛烈に風刺しているブラックでコミカルなシーンも秀逸。 【ゆうしゃ】さん 8点(2004-02-29 10:43:04) 13.グロテスクでかわいげな映像が続く。 全編妄想っぽい映像なんだけど、特に後半はポランスキーの悪夢映像みたいになってた、もちろん意識的だろうけど。 拷問時のお面でクーロンズゲートを思い出しました。 【ことり式】さん 8点(2004-01-24 21:47:47) 12.高校生ぐらいで初めて観た時には、その後味の悪さが嫌いだったが、世の中なんてこんなもの。社会の「変わらなさ」を思えば、この映画を観なくても鬱になる。歳を経れば、この映画も奇想妄想詰め込んだ楽しい「未来図」と思えるようになった。おじさん達に必要なのは「夢」なのだ。それが決して現実にならなくても。テリー・ギリアムの悪趣味は、観ていてとっても好ましい。 【山の木屑】さん 8点(2004-01-24 12:13:10) 11.この世界観。もう頭がクラクラするほど衝撃的でした。そして決して忘れないテーマ曲。80年代はまだ冷戦が終わっていなくて未来に希望が持てなくて、明るい未来って想像できませんでしたが、そんな重苦しさも漂ってるような気がします。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-12 16:10:48) 10.世界観だけなら文句無く10点。それぐらい素晴らしいイマジネーションで構築された未来世界に驚愕します。ボイラーダクトや、端末、果てはレストランのメニューまでギリアム監督の熱いこだわりが伝わってきます。お話はブラックユーモアが効いてビター風味。結局テロリストってなんだったんですかねえ。 【tantan】さん 8点(2003-11-25 09:33:40) 9.公開当時、たまたま名画座的映画館でこの映画に出会い、見たこともない世界観を楽しんでいたが、今になってみると、多少なりとも映画に近い世の中になってきてます。 この映画で最も象徴的に思うのは、ありとあらゆる便利な道具やシステムが複雑であるがゆえに、本来の機能を発揮できず、人間の手を煩わせていることだ。 自分も過去の10年間、膨大な時間をパソコンのトラブルに費やした。最近ではスマートフォンという便利で、恐ろしく無駄な時間を浪費する道具を買ってしまった。 あらゆるシーンで業務にだけ忠実な管理された人間(銃撃戦の中で掃除を続けるおばさんなど)が出てくるのは極端であるが絵空事ではない。 久しぶりに見たら、個々の小道具や、美術、画面の端にいるような脇役のキャラクターの描写も細かく演出されていることが以前よりも印象的で、以前よりずっと笑えました。 たぶん自分が大人になって多少なりとも、この映画の中に出てくるディティールと似たようなものを見たり、似たような人に会ったり、体験したからだと思います。 特撮も懐かしい手作り感があり、夢の中のサムライとの戦いは単純なカメラのトリックでしょうが、このシーンはすごく良く出来ていると思います。 CGを使えない時代のこういう工夫は大好きです。 【どっぐす】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2003-10-02 03:27:06) 8.ずっと見たいと思っていてやっと見ました。イギリスの映画なのでブラックユーモアは外国人には理解し難い部分が多かったと思います。この映画の少し前に「メトロポリス」を見たのでちょっとダブりました。管理社会への皮肉が痛烈ですね。ネタバレになりますがラストは「カッコーの巣の上で」的で管理社会の恐ろしさを描いていると思います。カッコー~が現実的過ぎてもう一度見るには気力がいるけれどこれはファンタジーなので少し気が楽。女優さんってちょっと八千草薫さんに似てませんか? 【Jade】さん 8点(2003-01-26 20:44:01)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS