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エル・スール

El Sur
(エル・スール -南-)
1983年【スペイン・仏】 上映時間:95分
ドラマ
[エルスール]
新規登録(2003-09-08)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-18)【Yuki2Invy】さん
公開開始日(1985-10-12)


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監督ヴィクトル・エリセ
キャストオメロ・アントヌッティ(男優)アグスティン
オーロール・クレマン(女優)イレーネ・リオス/ラウラ
脚本ヴィクトル・エリセ
撮影ホセ・ルイス・アルカイネ
配給フランス映画社
字幕翻訳吉岡芳子
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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5.『ミツバチのささやき』同様にスペイン内戦の傷跡を背景とし、少女の成長を描く。窓から差し込む光が、庭のブランコが、道が、木が、家が時間の経過を、そして父と娘の関係の微妙な変化を語ってくれる。それは雄弁であっても常に慎ましく静かに語りかけてくる。情景は前作以上に美しく、そのうえで画面に映るすべてのものがさりげなく何かを語っている。映像で語るとはこういうことなのか!とあらためて驚かされる。さらに画面には映らないもの、「南」の情景までもが頭に浮かぶ。その情景はこの映画を観ている間に変貌してゆき、最後には郷愁すら感じさせてしまう。おとなしいくせしてすごいやつ(映画)なのだ。 R&Aさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-02 13:19:59)

4.感情や思いを明るく口に出せないことはセツナイ。エストレリャ、父、母・・・それぞれの気持ちに、つい感情移入しそうになる。かもめの風見鶏、並木道、原野、日本の田舎に似た情景に郷愁をかきたてられるけど、どこか違う。内乱による不安と重たさか?陽気でマイペースなスペインのイメージの裏にある歴史を垣間みて、心に染み入る作品。 草川ひゅー馬さん 8点(2004-11-29 11:14:05)

3.観る人それぞれが少女の父親のイメージを作り出し、それぞれに想いを馳せる。きっと観た人の数だけ父親像が出来るはず。エリセはすごい! mimiさん 8点(2004-10-30 21:14:33)

2.心の中の「父」を想い、そして心の中にある「南」を描くことが、この映画の主題なんだろうなあ、と思っていました。『エル・スール(南へ)』という表題ですが、あえて南の風景を映像として出さないことで、南への想いを際出たせてるんだろうなあと思ってた。 でも、原作では、ちゃんと後半に「南」の話が出てくるんだそうですね。映画でも当初は「南」の部分まで撮るつもりだったそうな・・。 わたし的には、「南」を描かないことで、かえって映画の素晴らしさが増したと思う。静かな感情が持続する美しい映画。 まいかさん 8点(2004-03-30 03:42:50)(良:1票)

1.タルコフスキーのノスタルジアに少し似ているだろうか?南を捨てた親父に対する娘の想いが監督独特の詩的な映像で綺麗に描かれている。昔の女を忘れられずスペイン内戦の暗い過去のなかで苦悩する親父 その親父を子供独自の視点と成長した視点から見る娘の描き方がうまい。 たましろさん 8点(2003-11-07 20:00:29)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 7.61点
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5512.20% line
6614.63% line
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81126.83% line
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1049.76% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review4人
4 音楽評価 8.00点 Review4人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

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