みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
12.ふたりとも家族と繋がらないと生きていけないので煙たがられている。一方で家族は「どうせ理解できない」と、彼らを利用している関係というのがリアルですね。社会の縮図です。 見てるとどんどん悪い方向に向かう反面、愛が深まっていって、ついでに主人公が少し成長したりしてて。この純粋さには心打たれるものがある。 【kagrik】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-04-06 00:27:37) 11.まずは主人公二人の演技に脱帽。凄いの一言。 最後ははとにかくもどかしかった。 これが意思の伝達が出来ないコンジュと同じ気持ちなのかな。。 ジョンドゥに何とか救いの手を差し伸べて欲しかったが… 自分の期待する結末ではなかったけど、唯一無二の作品であることは間違いない。 【tonao】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-06-02 21:21:38) 10.主演2人の演技の凄さ。ドキュメンタリーを思わせるリアルな描写。最初の方で目を背けたくなるほどのとんでもないシーンを見せられて、なんか見続けるのが辛いなってなるんだけど、見続けるにつれて主役の2人に肩入れせずにはいられない脚本の妙。 実に巧みに物語の世界に引き込まれた。 かと思えば、突然障害者が健常者になるという妄想シーンのお陰でまた否応なしに現実に引き戻されるという…。 その辺のバランスが絶妙だったなぁ。 タペストリーに描かれた“オアシス“の住人と象達が現実に現れて2人を祝福するシーンが忘れられない。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2020-02-13 19:29:14) 9.この女優さん、日本の女優で代われる人はいないでしょう。特典映像など普段見ることはないのですが、この人のインタビューは魅入ってしまった。 【マー君】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-11-25 13:29:05) 8.主演ふたりの演技が凄過ぎて、残酷な現実を嫌というほど突き付けられて心が痛いです。 時々シームレスに織り込んでくる妄想シーンも逆に悲惨さを強調していて鬱になる。 それでも、次第にこの状況にも慣れてきて、中盤くらいになってくると普通にラブストーリーとして楽しめてしまうのが不思議。 怒涛の展開となる終盤はどうなってしまうんだろう???と心配で心配で仕方なかったんだけど、ラストシーンの穏やかさに目から鱗が落ちました。 ああ、これでハッピーエンドなんだなぁって妙に納得してしまいましたね。 僕の中にある常識とか偏見の壁をぶち壊して、ひとつの幸せの形を見せてもらった気がします。 いい作品でした。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-12 15:01:56) 7.分析したりすると野暮になってしまう話。まるごと飲み込んで楽しむのが吉。そう、確かに苦い味はあるが、とても楽しい話なのである。 「グリーンフィッシュ」でも主人公の兄弟たちが生き生きと描かれているが、この小説でも兄弟の関わりが重要なポイントになっている。それにしても、ジョンイル、ジョンドゥ、ジョンセって、なんつーいいかげんなネーミングだ。(正一、正二、正三みたいな感じ。) 【yhlee】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2007-07-22 20:33:05) 6.映画として、かなりレベルが高いです..リアルです..そして重い..生々しい..興行成績とは “無縁” とも言える創りの作品ですね... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-29 12:31:46) 5.二人が求めてやっと見えたオアシス、でも周囲は砂粒ばかり、とでも言いたげかな? 主演二人の演技は凄いけれど、やっぱり少々オーバーアクト、だと思いたい自分がいます。寓話だと言い聞かせないとやりきれませんなぁ。韓流に浮かれてるオバチャン友だちにも薦めたいけれど「わーってるわよ」と怒られそうで躊躇。普段いくらかの辛苦を嘗めてる彼女たちは映画に日常のオアシスを求めてるからね。またもっと軽い症状でいらっしゃる脳性マヒの女性のかたに仕事でお会いすることがありますが、普段のその堅実な生活ぶりにはいつも頭が下がり、自分が恥ずかしくなりますし、本作のことを自分から絶対に話題に出せないのも事実です。あかんわ私。 【かーすけ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-24 00:20:40) 4.韓流は伊達じゃないことを証明する、常識からは思いもつかない、二人の社会不適応者の壮絶ラヴ・ストーリー。社会生活を営めないこの男が、肉体的に社会生活を営めない女の何処に惹かれたのかは判らない。しかし男は、女を人間や障害者や同じ日陰者同士としてではなく、最初から単なる女として認識する。だから男は強引に抱こうとする。その時は余りの恐怖に失神してしまった女も、例えそれがレイプでも、生まれて初めて女として扱われたことで、障害者から普通の女に変わっていく。まるで打算の無い二人の心の中に湧出する、愛情という名の「命の泉」。やがて二人は、これまで「存在していた」に過ぎない社会の中で、輝きを放って「生き」始める…。「冬ソナ」で満足してるそこの貴方、これ観て驚け! 8点献上。 【sayzin】さん 8点(2005-02-10 00:53:30)(良:2票) 3.これは、タッチもアプローチも正反対だけど、その本質において「シザーハンズ」だと、思う。すなわち、名作。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-12-29 16:22:15) 2.オアシスのタペストリーに木の影が不気味に揺らめき、風が窓を打つ音、ラジオの音、犬の泣き声、車の音などが重なったオープニングからなにやら見せてくれそうな予感。全編を通じてムン・ソリ、ソル・ギョングをドキュメンタリータッチで追うように、手持ちカメラで撮られた映像がテンポよく展開していきます。障害者と前科者の2人をそれぞれの家族が、自らの打算や体裁に利用しているのですが、厄介者をせいぜい利用させていただこうといった風情でそこに悪意を感じさせない、悪意のなさが、一般者のこの2人への距離感を象徴しているようです。車椅子にのったムン・ソリが空を見上げ、空からムン・ソリの表情を捉えたショット=天上からのショットの次シーンに牧師様が登場しますが、後半、牧師様の祈りの最中にソル・ギョングが警察から逃亡するシーンにより、実はすべてをお見通しであるはずの神でさえも、2人のことはわかっていないんだなー、と少し切なくさせられます。そして、夜間にひたすら木を切るシーンは、涙があふれるほどの名場面。ラジオのボリュームをマックスに応えるムン・ソリ、その視線から捉えた眼下のソル・ギョング、パトカーの音、近所からの苦情、それらが混ぜんと見ている者に迫ってきます。夢想シーンと蝶々のCGなどは、ドキュメンタリータッチの中にもファンタジックなシーンを挟むことで緩衝的な役割をしているものと解釈しております。しかし、ムン・ソリの演技には、恐れ入りやの鬼子母神です。 【彦馬】さん 8点(2004-08-10 01:00:47)(良:1票) 1.ソルギョングが素敵でした。でもとても心が痛いシーンが多い映画でした。日本ではタブーとされるような表現が多々有り、それに真っ向から取り組んで、潔く、とても韓国映画らしいなあと思いました。冬ソナなど、ただ美しい韓国ものしか見ていない人たちに見てもらいたいです。忘れられない映画の一つになりそうです。 【なおるん】さん 8点(2004-07-28 11:38:06)
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