|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
6.ピカソが身近に感じられるという点だけでも、あまりに貴重な作品。
しかも、ピカソ自身が「ひどい、失敗だ」ともらしたりと、人間らしい一面をのぞかせたりするのが面白い。
もう少しピカソのおしゃべりを聞きたかった気もするが、ピカソがどのように画を創り上げていくかが徹底的に描かれていて、それはそれで良かったように思う。
それにしても、ピカソの背景の描き方が鮮烈に印象に残った!
さらりと簡潔に背景画を挿入したりするのだが、これが実にシンプルでいて、何を現しているかが分かってしまうところが凄い。
裸で去るラストのピカソはカッコよすぎた。
ところで、終始、裸なのはピカソのこだわりなのだろうか。
裸で描くと、何が変わるのだろうか?
私にはその“秘密”が最後まで分からなかった。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2010-02-21 15:29:21)
5.正直に言ってしまえば、キュービズムに走って以降のパブロ・ピカソの前衛絵画は全く理解出来ないし好きでも何でもなかった。しかし、本作の撮影に対し鷹揚な態度で全面協力したピカソの旺盛なサービス精神にはほとほと敬服した。と同時に好感度が一気に急上昇した。撮るのが鬼才クルーゾーなればこその全面協力と持ち上げたいところだが、矢張りここは創作現場にズカズカ乗り込んで来た本作スタッフの挑戦を余裕綽々で受けて立ったピカソの度量を褒めるべきだろう。具象から抽象への変移が刻一刻とフィルムに込められていくプロセスは、並みのフィクション映画なんぞ比較にならないくらいスリリングで面白い、余りに面白過ぎる。本物の映画監督が撮影した本物の芸術家ドキュメンタリーのマスターピースへ限りない敬意を込めて10点満点しかありえない! 【へちょちょ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2007-05-25 04:09:59)
4.こりゃ凄い。目が釘付けとはこのこと。所々にほんの少しだけ撮影風景が入るだけで、後はピカソの絵が出来ていく様子を1時間20分、延々と映してるだけなのに、体感的には20分位にしか感じられなかった。最初の方は一般的なデッサンの素描風。続いてピカソらしいキュービズム風作品の行程になる。幾何学的な数本の線が徐々に作品になっていくスペクタクル。やがて色使いも鮮やかな作品が登場し、クライマックスはシネスコ画面で展開する「海辺の風景」(命名私)の試行錯誤。このフィルムはフランスの国宝に指定されてるそうですけど、それもむべなるかな。本作はピカソの絵画と同等の価値がある。何故ならこの映画には、作品とその「秘密」と共に、ピカソのエネルギーが封じ込められているからです、9点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-05-29 00:23:52)
3.ピカソさん大好きなのでCSで放送されて嬉しい。
早速観てみました。
(私の観た作品は題名が「ミステリアスピカソ 天才の秘密」となっていました。)
ミステリアスと言う題名ですが、この映画では気さくな雰囲気で出演。
それなのでピカソさんをとても身近に感じました。
こういう順番でこういう風に画いていたんだ~(感心)
とても興味深かったです。
【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-05-18 22:08:19)
2.これって本当に超一流のサスペンス映画だと思います。凡人の発想としてはインタビューや作品解説を入れてみたくなるところですが、そうした余計な「言葉」が一切無いので、これは闘牛場だろうか?とか画家自身の姿だろうか?とか、作品を自由に鑑賞することができます。何回観ても飽きません。ピカソは70歳を超えていると思われますが、元気のかたまりですね。 【あまみ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-29 00:32:19)(良:1票)
1.ピカソの絵画制作過程が、特殊キャンパスの裏面を通して直に画面上に描写される。
モノクロの簡素な描画(スタンダード画面)から始まり、
最後には大掛かりな油彩(シネスコサイズ)にスケールアップして
変幻自在に絵筆が展開される様が非常に圧巻であり、劇的な構成も工夫されている。
中盤では、色鮮やかなキャンパスと対比して色を落とした硬質な画面で
撮影風景が挿入されその手法の種明かしをしてくれると共に、
フィルム残量を示しながらの時間制限のサスペンス要素を取り入れたりと、
『恐怖の報酬』の監督らしい趣向が凝らされている。
最後の油彩制作過程は裏面からのリアルタイムの撮影は当然出来ない為、
表面側からコマを割っての撮影となり必然的に画家の試行錯誤の「間」は
省略されてしまっているのが残念だが、
このクライマックスの画面変化は凄まじい。
完成品の内側に込められた膨大な下書きと手直しの過程。
絵がまさに躍動する。
モーション・ピクチュア=映画である。
【ユーカラ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-03-05 17:52:51)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
8.45点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 0 | 0.00% |
 |
5 | 0 | 0.00% |
 |
6 | 1 | 9.09% |
 |
7 | 1 | 9.09% |
 |
8 | 3 | 27.27% |
 |
9 | 4 | 36.36% |
 |
10 | 2 | 18.18% |
 |
|
【その他点数情報】
|