みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.まあ、そこそこオーソドックスな作りのライカントゥロープ物で、しかもウェス・クレイブンとくれば、さすがに「なんじゃ、こりゃ?!」みたいな失望感は無い。安心して観ていられる。そう、お茶すすって煎餅食いながら鼻歌まじりで。 だが、しかし……。それこそが問題なのよ。これ、ホラーだよ? ホラーなのにまったく怖くない。さらにこれ2005年の映画でしょ、だったらもう少し工夫が欲しいところ。 しかもクリスティーナ・リッチの使い方が何とも勿体ない! あのヘアメイクは何だ?! ちんぺいチャンとタメが張れそうな彼女のデコを強調してどうする?! そしてあの巨大な胸は一切スルーかよ! クレイブンともあろう者が、このB級ホラーにあるまじき健全さは何だ?! この手のB級ホラーはアメリカじゃ高校生のデート映画なわけですよ。でもね、これじゃあ付き合いの長い彼女とアレやコレやの合間に横目でチラ観で精々だな。これから口説こうというコ相手だったら、まだMJの『スリラー』のPV方がドキドキ出来るわ。 まあ、まとまりの良さに免じて4点差し上げますが、B級ホラー映画としての出来は3点。 【TERRA】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-10-28 03:05:11) 8.人狼に襲われた人も人狼となってしまう、とか、人狼は銀がニガテとか、お約束事にこだわるのが定番ホラーの楽しさ。しかしまさか、犬までが人狼(?)になるなんて、アホ過ぎますね。CG使えば変身シーンなんてお手のもの、本作でも盛大に変身してくれますが、見せるばかりが能じゃない、襲ってくる人狼の足だけが見えてる場面とか、エレベーターのドアの隙間から外の様子を窺う場面とか、やっぱり基本に忠実。意味があるのやら無いのやらよくわからない、登場人物たちの人間模様の描写なんかも、雰囲気作りに一役買ってるのですが、これは別に無意味な雰囲気作りだけではなくって、本作の「犯人探し」のオハナシのためでもあるのでした。犯人探しとはすなわち、「私たちを人狼にしたのはいったい誰?」という趣向。ま、これも意外な犯人云々というよりは、単にクライマックスを引き延ばすためのギミックなんですけれども。これぞ、安心して楽しめるサスペンスホラー。って、安心してどうすんだ。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-01-05 20:13:46)(良:1票) 7.俳優の降板、脚本の度重なる改訂など、現場の混乱がそのまま映画の出来に反映されてしまっている無残な作品。狼男伝説というこの上なく魅力的な題材を用い、ハリウッド資本を投入し、ウェス・クレイヴンという大家を起用しながら、こんなNHK教育で流される夏休みドラマみたいな出来で良いのだろうか。 【野良猫】さん [DVD(吹替)] 2点(2014-09-17 19:20:07) 6.ただの駄作かと思ったらそこそこ遊び心のあるB級だった 【spputn】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-06-05 21:04:08) 5.クリスティーナ・リッチの露出には期待しないように。コメディの要素もあり、たまにグロい描写がありますが、狼男ものが好きな人は是非。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-03-21 11:09:41) 4.ただ薄っぺらい印象でした。ただ流しておくにはいいかもしれません。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 3点(2009-03-07 11:38:40) 3.姉弟が自分たちに呪いをかけた狼男と戦うサスペンスホラー。所々にコメディー入ってます。で、お決まりの青春映画、いじめられっこの学生が狼男の力でみんなをあっと驚かせるってゆー展開も入ってます。つまり80年代の香りがプンプンする映画でした。狼男が暴れる後半も映像的には予定通りの、若干、出し惜しみな感じはしますけど、B級ならこんなもんじゃないでしょうか。ストーリーはほんと普通。ただ、リッチさんは相変わらず魅力的です。彼女がヒロインのおかげで、映画は退屈しなっかったです。他の女優さんなら、途中で寝てたかも。彼女は今回は露出は少なめですけど、なんか演技してるだけで、集中して観てしまいます。これは彼女の呪いか? 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-01 16:57:42)(良:1票) 2.主人公のクリスティーナ・リッチは冷静に見るととても神秘的な顔をしていますね、デコも相変わらずスゴイけど顔が妙に動物っぽくて、エジプトあたりで似たような猫の置物が売っていそうです(笑)。本作を観た印象は得はしてないけど損もしてない感じでした、ただ監督のウェス・クレイヴンはホラー映画のツボを良く知っているなとは思いました。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-24 21:54:42) 1.遊園地の占いコーナーで不吉な予言を受ける女性。映画の冒頭、慌ただしく、性急な画面展開の中で、そのシーンは綴られるのだが、彼女が遊園地を離れその駐車場へと向かう時、先ほどの喧噪とはうってかわった落ち着いた1ショットが登場する。不安げな表情を浮かべ、髪が風でなびき、遊園地の喧噪がかすかに聞こえる。別にたいしたショットではないのに、ああ映画を見てるなぁという気にさせるのは何故だろう。■例えば、崖下に墜落した車に近づくクリスティーナ・リッチを捉えたロングショットや、鼻をクンクン言わせながら歩くリッチのトラックバック、あるいは身体の異状に怯えトイレに駆け込んだ彼女とその友人を捉えた不安定な俯瞰ショット。■こういうアクションを撮るときはこういうカメラポジションであるべきだ、という明確なスタンスを持っているわけではなく、たまたまこういうポジションになってしまった的な、さり気ない風情。「風」吹かせたほうがいいか、というスタッフの好意。なんだかわかんないけど、くにやくにゃ演じてみるか、演出してみるか、なリッチとクレイブン。つまり、いろんなことがいい方向に走りました、みたいな、謙虚でささやかだけれど大切な何かにこの映画はあふれてる、と思うのだがどうか。■ミステリー色、コメディ色、青春色は支離滅裂だし、クライマックスの蝋人形クラブ(?)は実に非映画的な空間だし、リッチは一体何の仕事してるの?とか、なんか行き当たりばったりな映画よのぉ、とは思うんだけど、ああ、実に腹八分目、いい気分で映画館を出た、満喫。 【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-03-24 23:25:16)
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