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【クチコミ・感想】
2.吉永小百合と三浦友和の汚れ役が珍しい。とはいえけっしてハマっているわけではなく、ものすごく無理してる感が漂ってきます。どう考えても、吉永小百合に死刑囚役は似合いません。またけっこう〝濡れ場〟が多いわけですが、いかにも「演技してます」という感じ。当然ながら肌の露出も最小限。終盤のほうで「私は人形みたい」「愛が欲しかった」みたいなセリフがありましたが、結局この女優さん自体、幸か不幸かその容姿のため、世間のイメージは清廉で人畜無害な人形として定着している気がします。それを脱却すべく、無理したくなる気持ちもわからなくはありませんが。
ただお話としてはけっこう面白い。津川雅彦と西田敏行のコンビは、家康・秀忠の前哨のように輝いています。丹波哲郎はやはり刑事役がよく似合います。田舎の温泉街の閉鎖的でジメッとした雰囲気も、いかにも日本的。やはり主役2人を適役の役者が演じていたら、もっと没入できたんじゃないかと思うといささか残念です。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-05-02 04:44:00)
1.戦後唯一の女死刑囚の半生を描いた物語。
実話だけに興味をそそられる内容なのだが、本作はもの凄い脚色がされている。
実際の死刑囚カヨは、「美しさ」とは遠くかけ離れた田舎のオバちゃん。
犯行自体ももっとドロドロしていて、死刑になるのが当たり前のような事件なのだが、
ヒロインは清純派の名を欲しいままにした吉永小百合。
確かに汚れ役には違いないが、そこは美しくはかなくカヨの役を演じている。
映画なので事実と全然違っていても別に構わないのだが、
当然のことながら実際の設定や事件内容は、彼女の役柄に沿って変更されているので、
都合のいい展開や突っ込み所が多く、演出の方も空回りが目立つ。
三浦友和、丹波哲郎、津川雅彦と、脇役のキャスティングだけは良かったけどね。
ちなみに本物のカヨは死刑になるとは思っていなかったらしく、
罪を少しでも軽くしようと、担当捜査官に色目やスキンシップを計り、
金歯を覗かせながら盛んに愛嬌のある笑顔を振りまいていたそうである。
何とも凄まじい女だったらしいが、事実に則った吉永小百合の本当の汚れ役を観たかったな。 【MAHITO】さん [映画館(邦画)] 2点(2011-07-23 08:18:05)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
4.83点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 16.67% |
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3 | 1 | 16.67% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 2 | 33.33% |
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6 | 1 | 16.67% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 1 | 16.67% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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