みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
23.残忍でろくでもないながらもその合理性は当時同盟国日本には無いものだとつくづく思わされました。仲間を道連れにするのも良しとするブルガーには大義はあっても全否定。ジェームズ・メイソンの神演技を思い出した実話ものの良作。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2022-07-17 12:39:21) 22.まあまあです。 【K】さん [DVD(吹替)] 5点(2014-02-01 21:43:30) 21.ユダヤ人収容所での贋札作りというユニークな設定。 ホロコーストの話といえば、何の罪もない犠牲者として一面的に描かれることが多い。 そこに贋札作りの小悪党の視点を入れたことで、より生身の人間臭さが出て良かった。 生き残るためにナチの手伝いをするか、信念をもって拒否するか。 その葛藤と人間模様に、思わず前のめりになる。 【飛鳥】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-12-21 21:27:38) 20.よくあるホロコーストものとしては緊張感はすくない。もちろんないわけじゃないけど。 贋札つくりという少し変わった視点で話をすすめたのはいい。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-16 18:37:34) 19.自分が同じ立場に置かれたらブルガーほどじゃないけど、最後通告が出るまではなんやかんや言い訳をしながら、偽札完成を遅らせるかもしれないな~、と考えたけど、死の恐怖に晒されてれば何にでも「はい!」と従ってしまうかもしれないし、機嫌取りのために急いで完成を目指すかもしれない。そこは実際に経験してみないと分からない(そんな経験は絶対にしたくないが…)。偽札を作る者、それを妨害する者。どちらか一方が間違ってるとは言えないだけに、観ていて苦しかった。直接的な虐殺描写に頼らずとも、悲劇を伝えることはできる。というお手本のようにも感じます。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-05-26 19:33:35) 18.「大脱走」を彷彿とさせますが、こちらはもっと暗く、どん底をよく表現できていたと思います。実話なんですね、それにしてもヒトラーに関する作品は後を絶ちませんね。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-23 10:26:51) 17.おもしろい 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 6点(2011-05-19 23:31:18) 16.秀作です。有名な役者はいないし、派手なシーンもありませんが、見る側にとって心地よい緊張感がずっと持続します。けっして単純明快ではない登場人物たちの思惑や行動原理が、ストーリーに重厚感をもたらしています。ブルガーの“正義”はカッコいいけど、もし自分が現場にいたら、やっぱり“やっかいなヤツ”にしか見えないかな。しかも実話をベースにしたドラマであり、当時の戦局にも影響を及ぼしたというダイナミズムがたまりません。 ちなみに円高&デフレに苦しんで久しい日本ですが、もしどこかの国が円の精巧な偽札を適度にバラまいてくれたら、円安&インフレに転じて景気にはプラスかも。「ジョンイルの贋札」とか、やってくれないかなぁ。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-05-19 20:54:57)(笑:1票) 15.今まで見たナチス政権下を描いた映画とは一味違うものがあった。善人でないユダヤ人の主人公が捕虜とナチスの間で葛藤し心理の変化を見せる。自分が彼らの立場ならどうするのか考えさせられた。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-02 11:03:18)(良:1票) 14.ユダヤ人収容所で贋札作りの強制労働が行われる様子を描いたテンポのよい佳作です。生き長らえることと、自己犠牲を伴う正義を貫くこと。前者は生きとし生けるものの根源的な欲求であり、後者は死後も続くこの世界を思う人間的な感情で、優劣をつけられないものです。明日も生きているかわからない日々の中では生きのびることが最大の目的になるのは自然でありながらも、正義を貫く者の姿も併置することで均衡を保ち、なかなかの作品に仕上がっています。 【さめがい】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-04-17 21:29:08) 13.敵のために偽札を作らなければ殺されるという極限状態を、緊張感ある演出、主人公のこらえた演技が上手く作っていた。反戦&プロパガンダ色をあまり感じなかったのは美しい音楽のおかげか・・、そこがまた良い。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-04-13 22:46:01) 12.粋な映画でした。すべての登場人物が「事情」に流され、懸命に生きる様を丁寧に積み上げた作品です。素晴らしい。 【reitengo】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-19 20:31:38) 11.なかなか緊張感あっていい作品。主人公のアウトロー的な存在感もよかった。ナチスものはその凄惨さを伝える意味でも存在理由をもつね。絵作りもいい雰囲気出していたと思う。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-03-24 17:59:59) 10.主役の男、ドイツの俳優なのにどこか見覚えのありそうな感じで、やっと気づきました仏のバンサン・カッセル六分に英のジェーソン・ステイサム四分ってとこですか?! 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-20 23:25:07) 9.贋札を作るということが、戦争にとってどれだけの効果があるのか、不勉強なわたしにはぼんやりとしか分かりませんが、虫けらのように殺されいくユダヤ人たちのなかで、厚遇されている彼らの葛藤はよく伝わってきたし、ディテールも良く描いていたと思う。ただ、オープニングで高級ホテルで女を抱き、金銭的にも苦労はしない主人公にはあまり感情移入できなかった。 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-24 15:21:13) 8.ユダヤ人たちの葛藤などの描き方はよかったと思います。いい待遇を受けた人たちの話なので、生々しさは強くないですが、それでいて雰囲気は伝わってきます。ちょっと短いのと、ドラマ的演出を抑えてしまっているのが残念です。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-30 23:04:08) 7.自分さえよければいい。そんな主人公が強制収容所内の工場でリーダーをまかされて以降、徐々に仲間をかばう態度を見せてゆく。そしてユダヤ人としての最大の敵であるナチスへの協力と抵抗のバランスをとってゆく役割を担い、またその狭間での葛藤を描いてゆく。原作者でもあるブルガーが断固「抵抗」を支持する役回りになっているのが原作どおりなのか、主人公を完全な協力者から目を覚まさせる役を担わすためなのか、はたまた「正義」と「命」を天秤にかけるというストーリーの「核」をはっきりさせるためなのかよくわからないが、この人ひとりだけがちょいと浮いた存在になってしまっているのがどうなんだろうと。そして全体にほどよい緊張があるのはいいが、ここぞという場面での緊張に乏しい。例えば仲間が銃殺されようかという場面や贋札が銀行でクリアされる場面ではもっとドキドキさせてくれないと。あえて淡々とした演出なのかもしれないが、ストーリー上でも盛り上がるべくものとしてそのシーンを挿入しているはずだ。結果、生真面目な告発的なものと娯楽としてのサスペンスが共に弱くなってしまってるように感じる。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-24 15:02:19)(良:1票) 6.「今日の銃殺より明日のガス」ってセリフは記憶に残るな。たとえそれが利敵行為と分かっていても、とりあえず今日の銃殺を避けようとするもんなあ。まして職人気質をくすぐられれば、歴史に残る贋札を作りたいと思っちゃう、そこらへんの「分かっちゃいるけどやめられない」の心理がナマナマしかった。『戦場にかける橋』で、つい捕虜たちが立派な橋を作りたくなった心理と同じだ。長期的な視点を持てないのではない、分かっちゃいるけど、現在の切迫がそちらの目を塞ぐのだ。歴史はこうしてクネクネと、理想へ直線的には動かないようにできてるのだな。ナチが悪役笑いするのには閉口。ナチの怖さは人格の卑しさから来るのではない。いたって有能な人物たちが、合理的思考に基づいてガス室の発明にまで至ったところにその怖さがある。この映画でだって、ユダヤ人の職工を使えば後始末が簡単、と合理的に考えるところが一番怖かった。よくナチと日本軍は同一視されるけど、どっちかって言うと対極にある。ナチは合理主義のバケモノ、日本は精神主義のバケモノだった。あっちは無駄を病的なまでに排斥する狂気、こっちは無駄が出れば出るほど気合いが入ると思い込んでいる狂気。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-17 12:09:46)(良:2票) 5.まあまあ。「保身」か「正義」かってのはほんっとに難しいジレンマですな。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-07 10:57:10) 4.良い映画でした。仲間を裏切らないサリー、正義に徹したブルガー...二人ともかっこいいです。ただ最後はもうひとひねり欲しかったです。 【映画】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-22 18:35:13)
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