みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
33.四作目で概ね、終わった感があり、肝心の主人公も当面シャバには出られない状態、さぞかし蛇足めいた「完結篇」なんだろう、と思いきや、意外に違和感が無い。 もともと、起承転結とは無縁のシリーズですからね。例によってあれやこれやの抗争が描かれて。前作よりは多少、大人しい部分もありますが、それは前作がほとんど暴走気味だったからで、今回もしっかり、銃弾が飛び交い、血の雨が降る展開。 完結篇という割に、最後はあまり終わった感がないのですが(これも、前作に終わった感があり過ぎたせいか)、でも登場人物たちのメイクの老け顔を見ると、何となくしみじみとしてしまいます。しかし菅原文太だけが老け顔ではないのは・・・? 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-12-07 23:27:12) 32.昼寝から目覚めた土曜日の夕刻、この「完結篇」を鑑賞。 思い返せば、シリーズ第一作目の「仁義なき戦い」を初鑑賞したのは、2004年だった。つまり、足掛け17年でこのヤクザ映画シリーズ5部作を観終えたことになる。 この17年の間で、菅原文太をはじめ、松方弘樹も、梅宮辰夫も、今シリーズに限らず、この国の“ヤクザ映画”という娯楽を彩った名優たちがこの世を去ってしまった。なんとも寂しいことだ。 感傷に浸る一方で、驚かされるのは、この5部作が1973年から1974年の僅か一年半あまりで、怒涛の如く製作され、公開されているという事実だ。 日本映画界そのものがギラギラと隆盛を極めたプログラムピクチャー全盛の時代だったとはいえ、「映画製作」に対するあらゆる意味での今はなき「熱量」を感じずにはいられない。 今シリーズは、本来前作の「頂上決戦」で“完結”する予定で、ストーリー的にも綺麗に収束していたのだけれど、東映社長・岡田茂の一声で、半ば強引にこの「完結篇」が製作されたらしい。 そういう映画会社の権威性やその重役の豪腕ぶりも、この時代ならではのことであり、是非はあろうけれど、今の時代にはないエネルギーが満ち溢れている。 時代劇研究家の春日太一の著書「あかんやつら」などを読むと、当時の東映映画は、その撮影現場そのものが文字通りの“修羅場”であったことがよく分かる。 会社重役も、監督や脚本家をはじめとするスタッフも、俳優たちも、すべての“映画人”たちが血気盛んに入り乱れ、その延長線上に映画作品が結実していたのだろう。 実際、これまでの「任侠映画」の概念を打ち破り、実録映画として実在のヤクザ・暴力団組織をモデルに描いた今シリーズは、“ホンモノ”の方々と密接に繋がりながら製作されており、まさしく“命がけ”の製作現場であったことは想像に難くない。 今作単体としては、シリーズにおける「蛇足」感を拭えないけれど、そういうフィルムに映し出されているもののすぐ裏面に焼き付いている“戦い”を思うと、メタ的かつ重層的な新たな娯楽性が見えてくる。 その壮絶な「内幕」にこそ悲喜こもごもの娯楽性が溢れていることは明らかだ。 当時の撮影現場の空気感をリアルに汲み取って、ぜひとも映画化に挑んでほしいものだ。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-02-13 19:25:26) 31.死んだはずの人が別の役でぬけぬけと現れる、今ならこんなことは考えられないでしょう。 やっていることもほとんど原始人並み。 テロに対して武力で対抗することがなんの解決にもならないことを理解できないお偉方も、原始人並みということか。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 4点(2015-11-22 14:13:20) 30.北大路欣也が1年ぶり2度目の主役。松方弘樹が数カ月ぶり3度めの登場。それぞれ別の役名で。他の方も指摘していますが、こういう役者の使い方、どうなんでしょうねえ。白色彗星に激突して木っ端微塵になったはずのヤマトが未だに飛んでいるような違和感があります。 それはともかく、やっぱりラス前の襲名式での小林旭と菅原文太のやりとりがいい。「お前とは飲まん」に万感の思いが込められていた気がします。「このシリーズもこれで終わりなんだなぁ」としみじみ実感しました。 それともう1つ、たぶんシリーズ全体を通してですが、「~じゃないの」というセリフをよく聞きました。広島弁なのか脚本家のクセなのかは知りませんが、ヤクザらしからぬ可愛らしさがありますね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-01-28 23:25:22) 29.頂上作戦以上に盛り上がりはないですが、シリーズの最後を飾るにはいい哀愁を漂わせた作品だったと思います。壮絶な物語は終わること無く延々と続いていくということを示唆したラスト10分間にはとても感銘を受けました。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-03 16:58:28) 28.2013.03/22 鑑賞。このシリーズは言う事無し、全て楽しめ満足。「悪名シリーズ」と対をなす作品、個人の魅力と組織暴力、人間らしさと無機質感、任侠と暴力、人間の良さと人間のあくどさ。どちらも一級品。 【ご自由さん】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-04-25 00:09:45) 27.盛り上がりにちと欠けるのだが、個人的には何故か好きな作品。 広島死闘篇の千葉ちゃんの大友勝利はピカイチであるが、本作の宍戸錠扮する大友勝利もなかなか良い。伊吹吾郎がまたいい味を醸し出している。 【円軌道の幅】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-10-06 23:48:53) 26.シリーズを通して発声される「のう!!」が頭から離れない。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-03 17:55:42) 25.社長のツルの一声で強引に作られたおかげで(脚本も笠原和夫から高田宏治に変更)、前作までに比べると色々とアラが目立ちます。今回は完全な内輪もめのお話だし、広能どころか武田も山守もあまり出てこない。その代わりに新キャラ・松村保が事実上の主役としてストーリーを引っ張りますが、ここまできて新キャラがリードするってのもなぁ。ただ、『広島死闘篇』の大友勝利を彷彿とさせるブチキレ野郎・市岡輝吉の常軌を逸したササラモサラぶりに、『仁義』シリーズ最期の意地を見たような気がしました。なんだかんだ言っても好きな一本です。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-09-08 21:36:37) 24.さて、第五作にてシリーズ完結編。前作で一斉摘発を受け、バラバラになってしまったヤクザ達は政治結社の名目で再び社会に暗躍。そのため今までよりは殺し殺されは少なめな感じですが、やはり根は変わらず血は流れる。死人の使いまわしもそろそろいい加 減にしろと言いたくなるが、不死身の松方さんの快演は光ってました。 前回で終わっても良かったものとは言え、完結編を無駄なテンションで盛り上げることなくきっちり幕を閉じたのは潔くて満足です。シリーズ映画としてはトップクラスの出来でした。ってことで一作目に満点。それにしても二年足らずで五作って…。ちょっと経ったらもう一周しよ。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-01 13:23:02) 23.終わってしまった。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-16 01:55:11) 22.震えました。 【ジダン】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2007-11-06 17:50:04) 21.単体としては7点だが、仁義なきシリーズ全体は10点。こういう作品は毛嫌いされがちだが、ぜひ多くの人に観てもらいたい。こういう世界もあるということを知ってもらいたい。知名度のわりにレビューが少ないのが残念でならない。 【十人】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-09-09 11:43:33) 20.個人的には2作目よりこっちの北大路欣也のほうが好き。 【MEL】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-03-18 06:20:02) 19.第5作。おもしろいけどやっぱり前作で終わってたかなぁという印象。大友役と早川役変わってるし、今までのオールスターも足りなかったりで物足りない。山守親分の出番が少ないのも残念。しかし一年半で5作って凄すぎ。またすぐに新シリーズだし…。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-13 21:06:38) 18.武田が昌三を飲みに誘うが断られるとこがたまらん。 【モチキチ】さん 8点(2005-02-08 03:04:12) 17.見事に完結したと思います。単作としてもおもしろいですが、やはりシリーズで観てほしい作品です。今でも携帯の着信は仁義のテーマです。目覚ましと会社からの着信限定ですが・・今日も戦いの始まりです。 【蘭丸】さん 7点(2005-01-03 08:59:38) 16.小林旭がかっこいい。 【かじちゃんパパ】さん 7点(2004-11-05 16:00:37) 15.内容的には前作までとひけをとらないが、大好きな菅原文太の活躍が少なかったのが残念。けど、まだ、若者にはまけんみたいなシーンは異様にかっこよかった。彼らの時代が終わる切なさを感じる作品でした。 【シュシュ】さん 8点(2004-11-02 02:48:34) 14.広能「ごらぁ!カート野郎、前の四つと比べてこの低評価はなんじゃい!」“バシッバシッ”(木刀で殴る音)カート野郎「こっこらえてつかぁさい!」広能「何を~このクソバカたれが!」再び殴ろうと木刀を振りかざす広能そこへ武田「昌三っそのへんでやめといたれや」広能「明っお前は黙っとたらいいんじゃい!」武田「まぁ落ち着けや」俺(カート野郎)は薄れ行く意識の中で何故か武田の言うことがはっきりと聞こえた。武田「カート野郎さん書くの書かんのどっちよ」カート野郎「書きます。書かせてつかぁさい!」“バシャ”(バケツ一杯の水をかけられる)広能「ほんなら満点以外ないわなぁ」カート野郎「はっはい!」※これはもちろんフィクションです。映画の方は脅されなくても充分10点の大傑作です。主演の二人はもちろん北大路欣也、伊吹吾郎、山城新伍の演技が光ります。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-10-22 01:30:28)
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