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シビル・アクション

A Civil Action
1998年【米】 上映時間:115分
ドラマ法廷もの小説の映画化
[シビルアクション]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-03-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2000-02-05)


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監督スティーヴン・ザイリアン
演出木村絵理子(日本語吹き替え版)
キャストジョン・トラヴォルタ(男優)ジョン・シュリクマン
ロバート・デュヴァル(男優)ジェローム・フェイチャー
トニー・シャルーブ(男優)ケヴィン・コンウェイ
ウィリアム・H・メイシー(男優)ジェームズ・ゴードン
ジョン・リスゴー(男優)判事 ウォルター・J・スキナー
キャスリーン・クインラン(女優)アン・アンダーソン
ジェームズ・ガンドルフィーニ(男優)アル・ラヴ
スティーヴン・フライ(男優)ピンダー
ダン・ヘダヤ(男優)ジョン・ライリー
デイヴィッド・ソーントン〔男優・1953年生〕(男優)リチャード・アウフィエロ
シドニー・ポラック(男優)アル・ユースティス
ダニエル・フォン・バーゲン(男優)グレンジャー氏
キャシー・ベイツ(女優)判事(ノンクレジット)
ハリー・ディーン・スタントン(男優)(ノンクレジット)
ジェリコ・イヴァネク(男優)
井上和彦ジョン・シュリクマン(日本語吹き替え版)
坂口芳貞ジェローム・フェイチャー(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしケヴィン・コンウェイ(日本語吹き替え版)
納谷六朗ジェームズ・ゴードン(日本語吹き替え版)
土師孝也判事 ウォルター・J・スキナー(日本語吹き替え版)
野沢由香里アン・アンダーソン(日本語吹き替え版)
手塚秀彰アル・ラヴ(日本語吹き替え版)
廣田行生ジョン・ライリー(日本語吹き替え版)
村治学リチャード・アウフィエロ(日本語吹き替え版)
家中宏(日本語吹き替え版)
桐本琢也(日本語吹き替え版)
原作ジョナサン・ハー「シビル・アクション -ある水道汚染訴訟」(新潮社)
脚本スティーヴン・ザイリアン
音楽ダニー・エルフマン
編曲スティーヴ・バーテック(指揮も)
撮影コンラッド・L・ホール
コンラッド・W・ホール(カメラ・オペレーター)
ジョナサン・ブラウン〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
マイケル・ストーン〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
製作ロバート・レッドフォード
スコット・ルーディン
タッチストーン・ピクチャーズ
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮スティーヴン・ザイリアン
デヴィッド・ウィスニーヴィッツ
配給UIP
美術デヴィッド・グロップマン(プロダクション・デザイン)
衣装シェイ・カンリフ
編集ウェイン・ワーマン
字幕翻訳戸田奈津子
スタントジョーイ・ボックス
その他デヴィッド・ウィスニーヴィッツ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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【クチコミ・感想】

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34.普通の法廷ものを期待すると裏切られる作品です。本作における取捨選択の基準は独特で、哀れな公害被害者や法廷闘争の扱いはあくまで控えめ、物質主義者だった主人公が人情で動く弁護士に生まれ変わるまでの過程が映画の中心となります。最大のクライマックスであるはずの評決がラストでテロップ処理された時にはさすがに驚きましたが、これは脚本・監督を務めたスティーブン・ザイリアンの潔さの表れでもあります。すべてを描けば3時間超えの散漫な映画になるかもしれなかった物語を断腸の思いで整理し、描く対象を絞り込むことで上映時間を2時間に収めてみせたのですから。。。 まずはっきりさせるべきは、これは法廷闘争をメインにすべき物語ではなかったという点です。というのも部が良いのは圧倒的に原告側であり(そもそも主人公が案件を引き受けたのは勝つのがわかりきった訴訟だったからだし、実際、被告企業はかなり早い段階で和解を申し込んできている)、これでは勝つか負けるかのスリルが生じえないからです。この物語がドラマチックなのは、金で幕引きをしようとする被告企業からの申し出を拝金主義者だった主人公が断り、借金を重ねてでも巨悪を暴こうとした点にあります。この映画はその点を思いっきりクローズアップしますが、この判断は正解でした。主人公は財産も友人も失い、被害者たちからは「こんな安い賠償金で納得できるか」と罵られてたった一人になるのですが、それでもなお戦い続けて公害企業を廃業にまで追い込みます。この執念をきっちりと描くことに成功しているからです。また、爽快な部分はあえて削ぎ落とし信念に固執することの苦しみを中心に据えることで、「エリン・ブロコビッチ」や「レインメーカー」のような爽快感重視の作品とは一味も二味も違う独自の立ち位置を確立できています。 ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2012-07-04 01:50:08)

33.これが実話と思うとアメリカの弁護士も幅広いなー。正義のためとはいえ、自分たちの生活まで犠牲にしても、勝てるという保証もないのに・・・、今時貴重な人たちでした。 白い男さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-06-20 23:37:29)

32.実話モノは好きだが、この作品は淡々としすぎていて、驚嘆や感動とは無縁。ラストの字幕は実話モノ好きにとってお決まりでもあり、最も後味を左右する部分でもあるが、何かとても中途半端な印象。もちろん実話だからこそとい部分もあるのだろうが、私財を投げ打った弁護士の正義、社会悪への懲罰、実話映画としての質。んー、中途半端に感じてしまう。。 Andrejさん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-22 03:06:17)

31.まあまあ。いずれにせよ正義感はいつまでももっていたいですね。 すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-29 22:09:42)

30.あまり印象に残らない法廷モノ。トラボルタなのに。 Michael.Kさん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-19 03:36:31)

29.期待しないで観たけどすっごく得した気分。間違いなく良質の映画です。何と言ってもキャスティングがいい!トラボルタに関しては賛否両論あるみたいだけど例えばあれがブラピやキアヌだったらカッコ良過ぎでシラけるよ。いいんじゃないおデブのトラボルタで。 この映画にはキレイなオネエチャンは1人もでてこない。出演者は中年のオヤジ&老人&疲れたオバサンのみ。でもいいんだこれが。実話という事を意識してあえて派手な脚色を省き地味だけど丁寧に作った製作者側には惜しみない賛辞を贈りたい。 R.デュバルもJ.リスゴーもS.ポラックも良かったけど私が一番ハマッたのは事務所の財政担当のW.H.メイシー。この人ってこういうちょっと気が弱いけど馬鹿じゃなくて悪人には成りきれない勤め人の役をやらせたら天下一品だと思う。メイシーが巧いからかもしれないけど映画のメインテーマである水質汚染問題より事務所のどうしようもない資金難に喘ぐ様子の方が私的にはグッとくるものがあった。ただ残念なのは最後の大事な部分がサラ~っと流されちゃったところと被害者住民の態度。破産までして頑張ったトラボルタにもうちょっと感謝するような場面があってもいいんじゃないの!ま、実際にはあったんだろうけど映画でもその辺を出して欲しかったな。私が住民だったらトラボルタを家に呼んで食事くらいご馳走するぞ!! まりりんさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-26 16:33:02)(良:1票)

28.尻切れトンボなのと、最後の被害住人の女性の言動でぶち壊されました...。0点にしたいけど、俳優陣の演技、地味な展開ながらもグイグイ引き込まれる演出やキャメラが素晴らしかったです。 リンさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-03 22:43:30)(笑:1票)

27.法廷での派手なやりとりを避けて堅実な描写をしているのは好感が持てるが、実際に主人公がやっていることは滅茶苦茶だし、勝手に和解を蹴ってくる(恐らく、依頼者への意思確認もしていないと思う)なんて、懲戒処分ものです。最後の大事な部分があっさりナレーションですまされているのも、消化不良。 Oliasさん 4点(2005-03-15 02:18:52)

26.ロバートデュバルがいい感じですね。最後まで退屈はしませんでした。なにか釈然としない感じは実話ですから仕方がないでしょうね。 かじちゃんパパさん 6点(2005-02-16 08:58:39)

25.脚本家ではなかなか名の知れたスティーヴン・ザイリアンの監督作なのね。実話だからストーリーのラストが読めるのは仕方のないことだけどそれを上手く魅せているザイリアンはなかなかいいですねぇ。バッド・エンドと思いきやその後に本当の結末が待っている。ん~、だから実話映画を見るのはやめられないんだよね~(笑)でもトラヴォルタにはちょびっと弁護士役は似合ってないね。太りすぎや(笑) M・R・サイケデリコンさん 6点(2005-01-16 14:18:49)

24.う~ん、あまり面白くなかったかな。最後まで淡々と進むから眠気が・・・ A.O.Dさん 4点(2005-01-10 21:27:00)

23.企業が人を殺したら謝るの当然、金払うの当然、もうしないの当然。だから正義でもなかろう・・・むしろ、その間に入って儲けようとしている弁護士が悪だ。 taronさん 6点(2004-10-21 19:27:44)

22.実話を映画化する以上、小説よりも奇なる部分を求めてしまうのは仕方のないことだと思うので断腸の思いで減点。でもこれはなかなか良く出来た作品だと思います。カネになる訴訟を探して企業相手の環境汚染訴訟に関わりあった主人公が、思いっきり情に流されて泥沼にハマッて行くみっともなさが良い。人生カネより正義なんだぞ、といういかにもアメリカ人好みのアンサクセス・ストーリーですが、どこまでもビジネスライクに訴訟社会を泳ぎ切る意気込みに溢れた上昇志向の中堅弁護士から、被害者の心情に巻き込まれて良心の囁きに耳を傾け始める、どこかで善良さを捨て切れない主人公像にジョン・トラボルタの個性が圧倒的にハマりました。トニー・シャローブ、ウィリアム・H・メイシー、彼らの存在感は物語の不透明感を際立たせると同時に、どちらかと言えば陽性で浮世離れしたトラボルタの個性を現実の世界に引き戻す重要な役割を果たしていると思われます。96~99年はジョン・トラボルタの当たり年で、この機を逃すまいと彼は俳優であれば一度はやりたかったであろう役を山ほどこなしました。これは彼なりの「セルピコ」だったんだろうと思いますし、アメリカ人俳優なら誰でも一度はやってみたいであろう理想と真実に全てを賭ける男の物語です。そのファンタジーにどこまでつきあえるかが好き嫌いを分ける鍵となるでしょうが、私は基本的にこういうバカは大好きなので。社会派と言うには今いちキレが悪い気もしますが、たまにはハリウッドにこんな映画があっても良いのではないでしょうか。 anemoneさん 9点(2004-10-09 02:18:55)

21.とにかくトラヴォルタが弁護士には見えなくて、見えなくて困ったデス。逆に愛嬌ありすぎてギャングにも見えない。リトルイタリーの商店街のあんちゃんというのがぴったりだと思うんだけどなあ。脇役はかなりのものです、地味だけれど渋く芸達者な俳優たちがしっかり脇を固め作品に重みを持たせたと感じる。ジェームズ・ガンドルフィーニの子だくさんの労働者というのはハマってましたねえ。ランニングにサスペンダーがよく似合う人です。訴訟ものにしては法廷シーンを思い出せないのはなぜなんだろう。金策に走り回り、トラヴォルタの元から離れていく人、窮地に追い込まれていく様が印象強いです。 envyさん 7点(2004-08-27 08:53:50)

20.アメリカの訴訟ってまさに生きるか、死ぬかなんですね。懲罰的罰金が高騰して社会問題になってるぐらいだからねえ。単純にハッピーエンドにならないのも、裏切られた感じでいいですね。実話を元にした良質サスペンスです。 tantanさん 7点(2004-08-26 23:14:02)

19.物語り好きな自分だが、久しぶりにストーリーそのものがつまらんと思った。決して駄作だとは言わないが、実話の法廷モノとしてはあまりにもパワーが無い。小作品として楽しめばいいのかもしれないが、そうだとしたらトラボルタは合わない。 ぷりんぐるしゅさん 3点(2004-02-12 15:18:52)

18.サクセス・ストーリーの「エリン・ブロコビッチ」とは似ても似つかない暗い映画でした。裁判過程が詳しく描かれ、そこに裁判における戦士である弁護士の本音を垣間見ることができたのが良かったです。ジョン・トラボルタは人も羨む順風満帆の人生を歩んでいるように見えますが、その彼が主演を引き受けたのは単なるエンターテイナーを超えた芸の道を追求するためでしょうか、だったら心から拍手したいです。映画にもなった小説「ペーパーチェイス」の中である法律学生が「商法でAを取らなければ僕らの未来はない。」といった意味のことを言っていました。アメリカでは読んだ契約書のページ数に応じて課金する商法専門弁護士や相談料で食べている家族法の弁護士、事件毎に請負料金を取る被告側専門弁護士などは勝訴の場合以外一切無料の損害賠償請求専門の弁護士を見下す傾向があるようですが、職業に貴賎がないのと同様、弁護士間に貴賎があるはずはありません。トラボルタ扮する弁護士がラジオ出演のシーンで語っているように「人の痛みを自分の痛みとして感じる」ことができる、つまり適性のある弁護士が損害賠償の分野を選ぶのですね。日本も法治国家の名に恥じないよう、複雑な社会に対応して弁護士も法律知識以外の適正や関心で得意分野を持つようにしてもらいたいものです。でもまちがっても「商法の成績が悪かったから・・・。」なんて理由でその他の分野を選んだりしてほしくないです かわまりさん 5点(2004-02-12 03:57:51)

17.トラヴォルタとジュリア・ロバーツがタッグを組んだら最強かも。 桃子さん 10点(2003-12-19 15:13:59)

16. ぐれーんさん 6点(2003-12-03 19:52:38)

15.「エリン・ブロコビッチ」とそっくりではないですか。映画としては地味でイマイチだと思いました。 るいるいさん 3点(2003-11-10 19:26:00)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 6.33点
000.00% line
100.00% line
212.22% line
336.67% line
448.89% line
5511.11% line
61226.67% line
7920.00% line
848.89% line
948.89% line
1036.67% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
助演男優賞ロバート・デュヴァル候補(ノミネート) 
撮影賞コンラッド・L・ホール候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1998年 56回
助演男優賞ロバート・デュヴァル候補(ノミネート) 

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